稽古なる人生

人生は稽古、そのひとり言的な空間

昨夜の稽古(木曜会)

2017年12月08日 | 木曜会(誠先生の剣道教室)
木曜会としての8回目の稽古。(11月23日と30日は稽古無し)

風邪をひいたのか朝から寒気がする。
で、暖房を強めにして、ジャンパー着込んで、毛布のひざ掛けをして、
休みやすみしながら仕事をしていたのだけれど太ももなどが寒くて仕方が無い。
咳もとまらないので今夜の稽古は休もうかな・・・と夕方まで思っていた。

しかし木曜会の稽古は欠かせないので行くだけ行ってみた。
激しい稽古になれば抜け出せば良いだけのこと。
見ているだけでも勉強にはなるからだ。

懸念は無用だった。
ほぼ1時間、切り返しのほかは「ゆーくりー」の基本打ちだった。
ありがたい。風邪気味にはちょうど良い運動量だ。

打ち間(思うより近い)から一拍子の面打ち。
これを「ゆーくりー」の掛け声で打ち込むのだ。
昨夜は六段2名が相手で3人組。3本ずつ延々と打ち込んだ。
大きく振りかぶっても良い。体幹がブレないことが大事なのだ。

途中で注意される。
振り下ろす時に左拳が顔の中心付近までしか降りない者がいる。
左拳は鳩尾付近まで下がる打ちが正しい。
(と言って、先に左拳が下がりすぎると右肘打ちになってしまう)
また別に、左の腕が充分に伸びていない者もいる。

矯正するために振り下ろす途中で右拳の力を抜いて左拳にくっつける打ち方をする。
右拳はほとんど握っていないので左拳だけの打ちになる。
あたかも竹刀の重みだけで自然と落ちていくような打ちになる。
この打ち、当たった瞬間も気持ちの良い伸びのある打ちになるのがわかる。

最後は左拳の振り上げを目元口元までで打ち込む。

この「ゆーくりー」の基本打ち稽古は単純だが奥が深い。
約1時間、100本以上も打ち込んだが、師匠のような打ちは出来なかった。
まあ満足出来るかな?と思うような打ちが4~5本あっただけだ。
自分の道場でやろうにも理解する相手がいないのでなかなか出来ない。
こうした基本打ちこそ重要なんだとは理解している。
体幹のブレ、あと足首や手首の固さが自分自身の悪いところだと思う。


(終了してからも師匠の指導は続く、横で聞いているだけでも勉強になる)

木曜会のメンバーで六段合格者が2名出た。
やはりここでの稽古が実を結んだのだと思う。

補足・・・

途中で師匠からいかに構えが大事かのお話を聞いた。
不動の姿勢から相手の打つ気を捉えて間髪入れずに一拍子の打ちを放つ。
いいなあ、格好いいよなあ、あこがれるなあ。。。頑張ろう!
コメント
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