昨夜は生駒の宝剣会(ほうけんかい)の稽古納めだった。
東住吉での一刀流の稽古を早退し高速で生駒まで。
さいわい大きな渋滞も無く間に合った。
石丸師範は奈良の剣道界の集まりで欠席。
おそらく11月の審査で八段に合格された濱田英徳先生のお祝いか。
着替えて待っていると大阪のM八段が来られた。
M八段、火曜日に大阪の剣連でお会いした際に「稽古に来て下さいよ~」と
お願いしたら「今度の土曜日に行かせてもらいます」とお返事された。
バリバリ若手の八段先生と稽古出来る機会などそうないので楽しみにしていたのだ。
稽古には東生駒剣道クラブのIさんも参加。合計5人。
M八段には最初に掛からせていただいた。
気持ちは審査。もちろん八段審査である。
礼から3歩前進、蹲踞し、合気になって立ち上がる。
精一杯の気合を出し一歩入って蝕刃の間、ここまでは互角だ。
交刃の間からが難しい。攻め足探り足、まったく動かせない。
M八段は不動の構えである。動かざること山のごとく静かなること林のごとく。
攻め足で自分の打ち間に入るか否か、動かないM八段に面に飛ぶ。
それを見事な返し胴で捌かれる。
初太刀のあとは、相面、相小手面のみで勝負を挑む。
攻めが効かないので返し胴は打てない。
というか、返し胴を意識するとほんの少し心に「待ち」が生まれる。
今回の稽古に、待ちの気持ちは一切あってはならない。
いずれの相面も相小手面もM八段には及ばない。
打つ機会は間違っていないと思うのだがその上を乗られる感じ。
M先生の手首の効きは素晴らしく冴えのある打ちを何本もいただいた。
しかし気持ちの良い稽古だ。
2回ほど打ち気を外された場面もあったがあとは合気にしていただけた。
1本だけだが出小手も打たせていただけた。
合気の稽古とはこういうものか。
打たれても本当に気持ちが良い。
あとはA七段、N五段、O四段、I二段と稽古。
以前からの課題、少し遠間からの一拍子の面打ちを意識して稽古した。
終了後にM八段に挨拶に行く。
「右手が強いので冴えが無くなっている」とのこと。
なるほどなるほど。じつは右手の件は前から悩んでいたところ。
六段の頃、師匠(S八段)に握りを矯正され、かなり改善されたのだが今でもまだ右手が強い。
右手が強いとスピードも落ち冴えも無くなる。これは今後の大きな課題だ。
課題の再認識という意味でも昨夜の稽古は実に良い稽古だった。
東住吉での一刀流の稽古を早退し高速で生駒まで。
さいわい大きな渋滞も無く間に合った。
石丸師範は奈良の剣道界の集まりで欠席。
おそらく11月の審査で八段に合格された濱田英徳先生のお祝いか。
着替えて待っていると大阪のM八段が来られた。
M八段、火曜日に大阪の剣連でお会いした際に「稽古に来て下さいよ~」と
お願いしたら「今度の土曜日に行かせてもらいます」とお返事された。
バリバリ若手の八段先生と稽古出来る機会などそうないので楽しみにしていたのだ。
稽古には東生駒剣道クラブのIさんも参加。合計5人。
M八段には最初に掛からせていただいた。
気持ちは審査。もちろん八段審査である。
礼から3歩前進、蹲踞し、合気になって立ち上がる。
精一杯の気合を出し一歩入って蝕刃の間、ここまでは互角だ。
交刃の間からが難しい。攻め足探り足、まったく動かせない。
M八段は不動の構えである。動かざること山のごとく静かなること林のごとく。
攻め足で自分の打ち間に入るか否か、動かないM八段に面に飛ぶ。
それを見事な返し胴で捌かれる。
初太刀のあとは、相面、相小手面のみで勝負を挑む。
攻めが効かないので返し胴は打てない。
というか、返し胴を意識するとほんの少し心に「待ち」が生まれる。
今回の稽古に、待ちの気持ちは一切あってはならない。
いずれの相面も相小手面もM八段には及ばない。
打つ機会は間違っていないと思うのだがその上を乗られる感じ。
M先生の手首の効きは素晴らしく冴えのある打ちを何本もいただいた。
しかし気持ちの良い稽古だ。
2回ほど打ち気を外された場面もあったがあとは合気にしていただけた。
1本だけだが出小手も打たせていただけた。
合気の稽古とはこういうものか。
打たれても本当に気持ちが良い。
あとはA七段、N五段、O四段、I二段と稽古。
以前からの課題、少し遠間からの一拍子の面打ちを意識して稽古した。
終了後にM八段に挨拶に行く。
「右手が強いので冴えが無くなっている」とのこと。
なるほどなるほど。じつは右手の件は前から悩んでいたところ。
六段の頃、師匠(S八段)に握りを矯正され、かなり改善されたのだが今でもまだ右手が強い。
右手が強いとスピードも落ち冴えも無くなる。これは今後の大きな課題だ。
課題の再認識という意味でも昨夜の稽古は実に良い稽古だった。