これ最高。
世羅高原バーガープロジェクトが
作る「せらバーガー」だ。
その中でも「世羅高原豚ミルフィーユ
バーガー」が傑出している。
ハンバーガーを食べ始めて50年。
今までで一番美味しい。
ハンバーガーというのは1970年時点では
米軍基地とその周辺の店でしか食べられ
なかった。
日本人が一般的にハンバーガーに出会う
のは1970年の大阪万博の時だ。
食べたよ~。生まれて初めて。アメリカ
館で。数時間並んで月の石を観た時に。
カルチャーショックを受けた。
「なんじゃぃこりゃー!」(by 優作)
だった。優作のそれは数年後だが。
世の中、こんな美味いもんがあるのか、
と思っただよな。
それまでは日本でもホットドッグは
あった。
東急東横線の横浜駅のホームでもホット
ドッグ屋があった。当時1個50円で
非常に高かった。(200cc瓶牛乳1本20円
の時代。床屋の散髪が200円)
しかし、ハンバーガーは一般国内店で
は存在しなかった。
大阪万博で広く知れわたった。
翌年の1971年に銀座にマクドナルドが
登場した。変な発音表記だが日本人に
は定着した。
ドナルドダックにしても、原音はダナゥ
ダックだ。マクドナルドも米語だと
マク ドノゥツになるが、ディズニーの
Donald がドナルドなのでMcDonald'sは
マクドナルドという和製単語としたよう
だ。日本人には米語は発音できないから
とのことらしい。
東京ではマック、大阪ではマクドと略
されて親しまれたマクドナルドだった
が、後にモスとロッテリアが業界に参入
して熾烈な競争となる。
モスバーガーは今でもそうだが、最初
から衝撃的に美味しかった。
マックは店が出始めの頃は、マックシェイク
などは超人的な吸引力が無いと飲めない
位に粘度が高かった。今のような感じに
なったのは80年代に入ってからだ。
桂文珍などはマックシェイクを飲もうと
して飲めない、というネタで高座で現代
落語を演じていたりした。1970年代の
マックシェイクは非常に粘度が高かった
のだ。
日本全国、チェーン店から個別店舗まで
事あるごとにハンバーガーを食べ歩いた
が、チェーン店ではない一般店舗では存外
「これは!」という美味しいハンバーガー
は少ない。圧倒的大多数は、まずくは
ないが「まあ、普通」という程度の物
が殆どだ。
「せらバーガー」はおすすめできる。
特に「世羅高原豚ミルフィーユバーガー」
を推したい。めちゃくちゃ美味い。
全国ご当地ハンバーガーコンテストで
6位に入賞したらしい。
ということは・・・日本全国にこの絶品
と思われた「せらバーガー」よりも更に
美味しいハンバーガーがあと5種もある
ということか・・・。
この「世羅高原豚ミルフィーユバーガー」
を超えるというのは、一体どんなハン
バーガーなのか。
ハンバーガーって、美味しい物はほんと
に美味しい。
皆さんパスしがちだけど、チェーン店で
はマックのノーマルのハンバーガーが
かなり完成度高いと思いますよ。
ピクルスとのマッチとかも。
ハンバーガー自体ならば、モスバーガー
が美味しいと思うす。
ただ、マックのヤッキーはやるなぁと
思うだす。