こうしたシャフトの質性に接して
いると、ひとつの定式みたいなも
のが朧げに見えて来る。
極細のシャフトであるのにブレな
い。トビも異様に少ない。
そして、玉負けしない。グン!と
手玉を持って行く。
押しも引きもとんでもなく切れる。
打球音は高校球児の甲子園だ。
なぜ、この細いシャフトでこのよ
うな現象が起きるのか。
現代物のソリッドでは無理だろう。
現代素材でも解決法はある。
それはAテーパーにして、かつ太く
するのだ。
中国がそれに気づき、新作物では
太めのシャフトでかつての能力を
得ようと試みている。
何がどうだからどうなのかが、こ
うした質性のシャフトに接すると
見えて来る。
このシャフトで撞いた友人の感想
は打感と玉の出方がカーボンにそ
っくりとの事だ。そうなの?
この人、キューを30班位持ってる
人。
私の感想は、某プロが使っていた
TADに極めて近似だと感じた。昔
何度も撞かせて貰ったが。
カン!と快音と共にシャフト先は
ビヨンビヨンにはぶれずに手玉を
グン!と持って行く。それ。
トビも少ない。なので、割れない
押しなどはとても楽に出せる。
昨夜試験的に撞いてみた感想は、
これはあのTADとほぼ同種、と
感じた。
体感した感触は年月が経とうと
決して忘れはしない。
女の子と一緒だね(笑
声とかも絶対に忘れないものなぁ、
人の声は。歌声だけでなく、会話
の声も。
幼稚園の時の先生の声も覚えて
るよ(笑
興味無い事はとっとと忘れるん
だけどさ。
微分積分なんて完全に忘れてる(笑
多分、物事が見えてる人は、この
画像からもある事が判るのでは
なかろうか。
それは解っているからだ。