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利き手と逆手でのマッセ。
四ツ球では常識的な撞き方です。
キャロムでも四ツ球、三ツ球、
ボークラインでは利き手と逆の
手で利き手と同じように撞けない
とゲームになりません。メカニ
カルブリッヂはまず使わない。
ポケット・ビリヤードしかでき
ない人が逆手で全く撞けないの
は、それはキャロム・ビリヤード
ができないという事も結果的に
意味します。
この日の対戦後、一人稽古の時間
にカイルンではなく普通の四ツ球
撞きをこのプールテーブルでして
みました。キャロムオープニング
から。
玉が落ちたらフットかセンターに。
手玉が落ちたらヘッドに置く。
ファールではないとする。
連続ヒットのランは17点しか出せ
ませんでした。四ツ球台より難し
い(笑)
以前四ツ球の超上級者とプール台
でポケットーボールで四ツ球を
やったのですが、穴あり台なのに
相手はレールナースのセリー球を
作ってずっと撞き続けていた(笑)。
玉を三角配置にして延々と撞く
キャロムの技法です。
セリーとはこんな感じ。
日本チャンピオンが撞くとこの
ようになります。
50点を4分台で撞き抜いてしまう。
町田正選手 四つ球5分間50点チャレンジ
それにしても、これは閉鎖寸前の
高田馬場ビッグボックスですが、
実にバカたちがうるさく騒いで
いる。まるでアミューズメント
みたいになっている。
礼儀知らずの若い連中でしょう。
かつての高田馬場ビッグボックス
は本式ビリヤード場でしたので、
このように大騒ぎしている馬鹿
は即退店でした。厳粛かつ静粛
な空間で、玉を撞く音だけが
体育館のような広い場に響いて
いました。
ビッグボックス1987年。
奥の四ツ球台で両手をついている
のが私です。
(書籍『ビリヤード入門』から)
町田正プロの上の動画は11年前
のエリアが縮小された後のビッグ
ボックスでの動画ですが、いかに
ビリヤード場のマナーを弁えない
自分たちだけの事しか考えていな
い連中が本式ビリヤード場にさえ
出張って来ていた日本人の質性の
崩壊時代開始だったかがよく判り
ます。映像に収まっている。
ゆとり連中の民度でしょうね。
日本のあらゆるものを破壊する。
日本を駄目にしているのは彼ら
である事は間違いない。
親の躾も全く無し、学校教育も
スカスカの世代です。
「最近の若い者は」という全時代
に亘り老人が言う事ではない。
ゆとり世代のみが最悪である事
は歴史を過去から俯瞰するに間
違いない。
そしてその実例として、彼ら
ゆとり世代だけが歴史の中で
特異であり、ゆとり世代以降の
今の子どもたちはとてもしっかり
している事が観察できます。
Ronnie lose woman ( Pan Xiaoting ) playing pool
エキジビションマッチの異種対戦
です。
スヌーカー世界チャンピオンの
英国のロニー・オサリバンとポ
ケットビリヤードのクイーンと
呼ばれた中国のパン・シャオテン
の対戦。見応えあります。
パンちゃん、なんでこんな楊貴妃
みたいな顔にしちゃったのだろう。
デビューの頃は内山理名さんみたい
で結構よかったのに。
段々と改造されて、
今は銀座のママです。
銀座のママの休日ゴルフ、ならぬ
休日ビリヤード、みたいな。
なぜか知らねど、銀座の高級クラブ
のママはみんなゴルフ大好き。
パンちゃんは、この頃が一番かわい
かった気がする。2013年頃。
一方、世界王者ロニーはいかにも
英国人ぽい。
ミスター・ビーンみたい。
対戦はまさかの展開です。
ロニー・オサリバンが圧倒的な
ぶっちぎりでパン・シャオテン
を突き放していたのですが、そこ
はエンターテイメントの試合。
あと3球落とせば勝利という場面で
ロニーはエンターテイナーとして
キューの鬼切れ撞きの連続をあえ
て見せて客席を大いに沸かせます。
だが・・・予想外の展開が。
途中のゲームでも、ロニーは9番を
途中で狙えば簡単に勝てるゲームも、
公式戦ではないエキジビションな
のでフリーボールでもあえて9番を
狙わずに1個ずつ取りに行ってる。
こうした観客を喜ばせるプレーは
プロは公式戦であっても絶対に
必要。野球のスーパープレーの
ように。
野球がすべてバントだったらどう
ですか?見ていて面白い?
この二人は見せてくれます。
プロだから。
資格試験に合格してコツコツ玉を
転がすだけのプロではなく、世界
のトップのプロフェッショナルだ
から。
ファンサービスのために、自分の
技術を見せて技法を披露します。
それがプロ。
パンちゃんよりロニーのほうが
試合途中で超絶技法をあえて見
せています。
ゲーム中、偶然別玉に当たって
入ったようなシーンがありますが、
あれ、直接的玉を狙える穴がなくて、
狙って決めた「出会い玉」ですよ。
クッションから跳ね返らせた玉で
的玉を弾いて入れてしまう。
エフレン・レイエスとかも狙って
よくやる玉筋。エフレンは決まっ
たらベロ出して笑うけど。バカボン
のパパみたいな顔で。
また、ロニーはこの試合で、超難
しい複数コンビやキャノン狙いで
ノーインショットもありましたが、
果敢に技を見せて行ってます。
試合途中、パンちゃん、お手洗いに
行った(笑)。
帰って来た時、初めてこの試合で
笑顔見せています。
ラストラックのロニーの見せ玉で
の展開の時も、氷の女王から笑み
が思わずこぼれていた。
ロニーはうひゃひゃひゃ、やっち
まったぜ、みたいな笑い方。
この試合、面白いです。
彼女のキュー、とても太いシャフト
のAテーパーだ。ぶれないキュー。
ロニーのキューはスヌーカー用。
メープルシャフトではなくアッ
シュ(タモ)製のシャフトです。
英国の老職人がノミとカンナで
作る世界最高のキュー。
これまたぶれない。直進性優先
の材質。ポケットではジャンプ
キューなどに使われます。
でも、この細身のキューでロニー
は超絶キュー切れを見せる。
でもって、この中華台、穴幅が
激渋。
というか、変でしょう?これ。
コーナークッションのエッヂが
内側に向けてRを描いて出っ張っ
て穴を狭めています。
ポケットもスヌーカーもコーナー
クッションの内側は直線である
のが国際規定です。
そして、スヌーカーはエッヂが
丸まっていて入りにくくしてい
る。
この中国製テーブルは国際基準
にはない猛禽類のくちばしの
ように角を出っ張らせています。
しかも穴幅が非常に狭い。
女王パン・シャオテンでさえ
角に蹴られてシュートを外して
います。
こういうテーブルというのは
どうかなぁ・・・。
ただ、対戦は関係ありません。
二名ともイーブンの条件で対戦
するのですから。条件は同じ。
ただ、このテーブルの作りは
非常に意地悪な設計思想になっ
ています。国際基準を無視して
までも。発想や思考方法が大陸
中国ぽいのかも。なんせ中華。
全世界の中心は自分たちである
というのが「中華思想」だから
です。中央の華だから中華という
文字なのよね。
中国国内のエキジビションだから
よいけど、これは国際公式試合
では使えない、使ってはならない
台かと思います。