渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

利き手を持たない事

2022年12月20日 | open


利き手は誰にでもあるが、利き
手固着しない事が大切。
キャロムでは必須だ。
奥村健プロは左手でスリークッ
ションも撞くが当たり前だ。
キャロムでメカニカルレストを
使うバカはいない。

ポケットでは利き手のみでしか
玉撞きができない人間が多くい
る。
キャパが狭すぎる。
固定脳はよくない。

左手でマッセもする。
ごく当たり前の事だ。

剣技にあっても、利き手を持って
はならない。
これは宮本武蔵の教え。
左右同じように使えるようになる
べし、と。
私は箸も左手で右手と同じように
使える。
ちなみにマスターアイは右だが、
それも瞬時に左目に移せる。
そうしないと、スイッチショット
が出来ない。小銃でもハンドガン
でも。利き手のみしか使えないと
いうのはバカのやる事だ。
できるけど規則やしきたりでやら
ないというのと、はなから能力と
してできないからやれないのでは
雲泥の差だ。
ビリヤードも、左右どちらの手で
も普通にショットできないとなら
ない。
やれないのは努力しないからだ。
パソコンのキーボードもピアノも
ギターも、すべて両手を使う。
しかもなめらかに。それが普通だ
からだ。バスケットも左右どちら
でも同レベルでドリブルできない
とならないのは常識だ。
努力すれば誰でもできる事だ。
ポケットビリヤードは自分に甘い
人間が多すぎる。
キャロムの人たちがさっと逆手に
キューを持ち替えて撞くのが普通
であるのに、ポケットの人たちで
できない人が多いのは、キャロム
の人より努力が足りないからだ。
ちなみに、1980年代のA級では
逆手で撞けないポケットの人間な
どは一人もいなかった。
逆の手も利き手と同じように撞け
ないと恥ずかしくて世間に出てこ
れないからだ。
キャロムの人は当たり前に、ポケ
ットの人もごく普通に利き手の逆
の手でサラリと撞いていた。
今のような当たり前の事が当たり
前ではない時代を当たり前とする
事はできない。
程度が低過ぎる。
勿論、現代ポッケもトッププロは
ごく普通に左右どちらでも撞く。


サウスポー

2022年12月20日 | open



なぜ、この左利き用の小さな子
ども用グローブがわが家にある
のか。
それは、人に歴史あり、という
やつだからかな。
刀も本来は片手用であるので、
両手を同じように自在に使えた
ほうがいいよ。
宮本武蔵先生が言うように。

斬鉄剣康宏と実戦戦場刀

2022年12月20日 | open


小林康宏作による斬。
鉄をも切り截つ斬鉄剣。

こちらは天文年間の備前國長船
新衛尉則光による斬。六寸太の
丸太五太刀いずれも九分切れ
(切断間近)。
様(ためし)記録にて刃味良と
記せし一刀。通称丸太斬り則光。
矢目、切込み疵等幾多あり。


この四百三十余年をまたぐ二口
(ふたふり)の共通項。

それは、いずれも鐵(かね)が
碧い。清流のように青く澄んで
いる。


小河ドラマ「徳川☆家康」(2021)

2022年12月20日 | open
 
 
「龍馬が来る」程ではなかったが、
なかなか面白かった。
マツケンの役所は、これ絶対に
若山富三郎がモデルだ。
しかも、劇中に柳沢慎吾ネタ入れ
てる。

 

ビリヤードキューの銘木

2022年12月20日 | open
ビリヤードキューは、2017年
ワシントン条約新規規定により
ほとんどの銘木が輸出入禁止と
なったため、従来からの銘木に
よる新規製造が絶望的になって
来ている。


ローズウッド。ホンジュラス・
ローズウッド等。

ハカランダ。ブラジリアン・ロ
ズウッド。遥か昔に輸出入禁止。


ココボロ。


エボニー(本黒檀マグロ)。

チューリップウッド。
チューリップウッド、黒檀、象牙
という今では輸入禁止素材3連発。




メープル。

他にも多くの銘木がビリヤード
のキューには使われる。
だが、メープル以外の殆どの銘
木が輸出入禁止と決められた。
ローズ系は全滅だ。
現在、ビリヤードキューは非常
に材料入手問題の壁に突き当た
っている。

今後、黒く塗られた個性のない
キューばかりになっていく事だ
ろう。
ローズウッドではないが、ロー
ズウッドに似ているボリビアの
パーフェローは商品名でボリビ
アン・ローズウッドと呼ばれて
いる。
現在、輸出入禁止ではないので
代用ローズウッドとして多くが
伐採されまくっている。
これもそのうち禁止になるだろ
う。

ボリビア産パーフェロー製のケ
ーナ。プロのフォルクローレ奏
者の物。


世界中の銘木は、楽器やスポー
ツ用具の為に使われるのはごく
僅かで、殆どは家具建材として
使用される。
生活と密着しているのが銘木で
あり、小物製造の為に大量伐採
されるのではない。

1960年代、ハカランダ=ブラジ
リアン・ローズウッドはブラン
ズウィックのハウスキューにさ
え使われていた。
うちの1960年代のちゃぶ台も
茶箪笥もブラジリアン・ローズ
ウッドだった。
そこら中で使われたごくありふ
れた木材だったのだ。
ちょうど2017年までのココボロ
がごくありふれた木材で、ナイ
フのハンドルや万年筆や家具等
に大量に使われていたように、
かつてはハカランダもごく普通に
使われていた。

ハカランダのハウスキュー。





ハカランダのプレーキュー。
(1960年代物。ハンドル部も
ハカランダ)


世田谷食品

2022年12月20日 | open


世田谷食品のフリーズドライの
インスタント味噌汁。
うまい。



快適なビリヤードルーム (後編)

2022年12月20日 | open


待ってました。後編。
〈BD〉プレー環境・居心地抜群なビリヤードルームができるまで。小西邦生さん・美穂さん宅【後編】

〈BD〉プレー環境・居心地抜群なビリヤードルームができるまで。小西邦生さん・美穂さん宅【後編】

12月16日に紹介した、 小西邦生さん・美穂さん夫妻 (美穂さんは試合には旧姓の倉田美穂で出場)の ビリヤードルーム。 → その記事はこちら 後編となる今回は、 小西夫妻が...

ビリヤードデイズ

 


泥棒が多い町

2022年12月20日 | open


またハッサク盗まれた。
なんて盗人が多い町なのだろう。
呆れる。
農園じゃないからね。
住宅の敷地に入って盗んで行くの
だから。
ふざけた町だよ。

城が機能していた時代にはまかり
間違ってもそんな事は無かっただ
ろう。
町割りの区画ごとに御門衛の番士
いて、住宅街区が仕切られてい
たから。りゃんこ差しの時代には。
盗賊は磔獄門だ。
城内だけでなく、町家の長屋も
目が行き届いていた。
江戸時代は犯罪が極端に少なかっ
た。
それでも、いつの時代も悪い奴は
いる。どこにでも。
今なら、匿名ネットなどはほぼ
全員が犯罪者だ。刑事犯。



ひどいテーブルのラシャ

2022年12月20日 | open
 


しかしまあ、ひどいテーブルの
状態だ。
テーブル自体は物が良い。
コーナーポケットも狭く、店側
のセッティングも非常に良い。
だが、客層が極限に悪い。
新ラシャは張り替えて一か月
以内に破かれた。
チョークを着けることを一切
せず、キューを立てて突っつく
から、キュー先が滑ってラシャ
を直撃して、摩擦擦過痕をえぐる
ようにラシャにつけるのだ。
時にラシャは破れる。
ラシャは破ったら1センチにつき
10万円ほどの損害賠償が発生する
ことなどは知らない人間しか来な
い。
隣り町尾道のネットカフェでは
ラシャを破ったら損害賠償という
大きな表示が台のレール上にいく
つか貼られている。
そのせいか、ラシャの状態はまる
で本物のビリヤード場のように
良い状態だ。
客層は三原と同じく非常に悪い。
だが、ラシャはさほど痛んでは
いない。
三原の場合はひどすぎる。
私が人生の中で見てきたビリヤード
テーブルで一番ひどい(フィリピン
を除く)。
場末のボウリング場でさえここまで
ひどくはない。
とにかく客層の質が最低の底辺な
のだ。
驚くのは、ラシャを破壊するだけで
なく、三原快活クラブの客は、店の
キューをこれまで5本折っている。
横殴りに野球のバットのようにぶっ
叩くのだ。そして折る。
また、ラシャの上に飲み物をこぼす、
室内の壁をキューでどついて穴を
あける、ビリヤードテーブルの
木製レール部を叩いてへこませて
損壊させる、等々、枚挙に暇ない。
とにかく三原快活クラブの客層の
質は最低だ。

これは現実を言っている。
現場で状態を見れば誰でも判る。
店の物品を破壊して逃げるのだから
マナーが悪いとかを超えていて、
それは器物損壊の犯罪だ。
つまり、犯罪者ばかりが来ている。
三原の快活クラブはそういう場所だ。
店も悪い。
客層にびびってか、一切まるで
全く全然注意をしない。
全国店舗である快活クラブの運営は
一体どうなっているのか。

隣り町東広島の快活クラブのビリ
ヤードルームに行ってみた事がある。
客層が三原とまるで違っていた。
4台あったが、ラシャは古いのに
どれも綺麗である。
三原店だけ最低の底辺のようだ。
これは土地柄か。
ふたつ隣り町の福山市のラウンド
ワンのビリヤードコーナーは台が
綺麗だ(ただし穴広すぎてガバガバ)。
三原店だけが器物損壊が横行して
いる。
客が三原市の住人だとしたら、かな
り三原人はやはり質が良くない。

チョークを着けてキューを水平に
して玉を撞けば絶対にこんな擦過痕
などつかないし、ラシャが破ける事
もない。
チョークを着けてキューはこのよう
に、という説明書きが壁に貼られて
いるが、文盲なのか三原人はそんな
文字などは読みはしない。
「大声を出さずに他のお客様の迷惑
にならないようにお願いします」と
大書きした注意書きがダーツの各
テーブルの上に貼ってある。
守るやつなどいやしない。ほぼ全
ダーツ客がワー!ギャー!と大騒ぎ
している。3人以上のグループは
まず全員それ。
そしてビリヤードを利用する者は
器物損壊を繰り返す。
自分勝手のでたらめをやり通す。
世の中の道理としてお話にならないが、
実に困ったものだ。

キューのお尻のゴム

2022年12月20日 | open
 


キューのお尻のゴムはキューを
保護するために結構重要。
1960年代中期から使われ始めた。
それまではエンド樹脂のみで、
キューで床を軽くゴンゴンと叩い
て相手のナイスショットを賛美す
る仕草がプールではやられたり
していた。当然、キューにはよく
ない。

1960年代前半からキュー保護の
為にゴムが装着されるようになっ
たが、1980年代に入り、ゴム形状
がフラットタイプが登場した。
だが、これは物理的にあまりよく
はない。
ゴムの角の部分が異様に摩耗する
のだ。
これは接地させたキューを斜めに
してチョークを塗ったり、立て
掛けたりするが、その際にゴムの
角のみが面ではなく点で接地して
一点に荷重と摩擦がかかるからだ。
キュー尻のバンパーゴムはダンパー
としての役目を担わせるならば、
接地面はRになっているほうが物
理特性として良好な形状であると
いえる。

サウスウエスト・タイプのゴム。
最近はカスタムキューでもこの
フラット形状のダンパーゴムを
採用しているメーカーも多いが、
キュー保護の観点からは優れた
形状とはいえない。


接地面はこのようにRになっている
か、もしくはバラブシュカタイプ
やTADタイプのように角にRを取っ
ているゴムが物理的に実用上は優れ
ていることは明らかだ。



ノーマル標準でバラブシュカタイプ
の角にRのあるタイプだったが、
痛みがあるので、ゴムに適正任務を
こなしてもらう為に新品のアトラス
のドーム型新品に交換した。
ポン着けはできないので、カッター
でカットして整形して軸部を作り、
キノコ形にして装着した。
具合は頗る良い。
なお、キューゴムの保護メンテ
には、ポリメイトを塗っておく
とゴム部の保護になる。


ビリヤードキューのエンドゴムは
地味なパーツですが、非常に大切
な仕事をしている裏方さんです。
いたわってあげてください。

剣豪の風貌

2022年12月20日 | open
 
新陰流柳生但馬守。

新陰流柳生十兵衛。


二天一流宮本武蔵。


柳生十兵衛と宮本武蔵は同種族の
顔をしている。人斬りの顔だ。
但馬も戦場で五人を瞬く間に斬り
伏せる等、当然人を斬って来たが、
剣豪というよりも政治家の顔に
なっている。

ルサンチマン

2022年12月20日 | open


隠れても獣は臭いでわかりまするぞ。

また、アホウに餌まくとこだった。






増し締め

2022年12月20日 | open


一旦開けて、成分補給してから
また締める。

緑黄色野菜

2022年12月20日 | open


今、私の体内にはビタミンB2が
欠乏している。
これは体調で判る。
緑黄色野菜を多めに摂ろうと思う。



先角素材による打感の違い 〜ビリヤードキュー〜

2022年12月20日 | open
 
先角素材上から
・本象牙(パティーナ)
・マイカルタ(パティーナ)
・LBM(リネンベースメラミン)
 
先角材はソリッドシャフトの場合、
本象牙が今も最高の素材だ。
だが、環境問題から象牙の使用は
困難になって来ている。
1980年代は高級キューは軒並み
本象牙を使っていた。
 
象牙に代わって登場したのがマイ
カルタで、NASAも使用した。
だが、加工中の粉塵等に発癌性が
発見されたので製造中止。
現在は残存完成部材しか存在しな
い。
 
マイカルタの代用で登場したのが
LBM(リネンベースメラミン)だ。
ガーゼのように編んだ麻糸を樹脂
で固めた物。
リネンマイカルタと同じような作
方だが樹脂素材が異なる。
サウスウエストはじめ多くのカス
タムメーカーがLBMを採用してい
る。撞いた時に象牙に感触が近い
からだ。
 
象牙に近づけようと様々な新素材
が登場し、ビリヤードキューの世
界でもキューの先角に採用されて
来ている。
だが、現在のところ、現行品で象
牙に一番近い撞き味はマイカルタ
であり、その次にLBMが本象牙に
かなり近い。
新素材の象牙に近いと言われてい
る素材は、やたらと硬い物が多く、
どれも音がキンキンいう。
象牙特有のクォーンというふくよ
かな高音ではないのだ。金属音の
ようなキンキン音になる物が多い。
LBMの撞き味と音はかなり本象牙
に近い。
また、熱にも強いので、ラシャと
の擦過による溶けに耐える。
私は個人的には、現行の先角素材
ではLBMが一番好きだ。
 
硬くて軽い素材が最高だが、象牙
は硬い中にも衝撃を吸収するよう
な言葉にできないしなやかさがあ
る。
それを化学素材で再現するのは
困難だが、撞き味に関しては現行
品ではLBMが一番象牙に近い。
これは間違いない。
見た目はまるで象牙とは違うが。
 
見た目が象牙にそっくりな素材は
Mezzが純正シャフトに使っている
素材で、ややクリームがかった風
合いは、パティーナの進んだ象牙
にとてもよく似ている。
上:本象牙
下:Mezzハイテクシャフト
 
よくこの本象牙パティーナの色
あいを出せたと思う。
安っぽいABS樹脂のクリーム色
とは一線を画するMezzオリジナ
ルの良いところだ。
これだけはAdamも真似できて
いない。
MezzのほうがAdamよりもいろ
いろ新機軸を展開する。
Adamの特徴は伝統を墨守する点
だろう。
それゆえ、4剣はアダムは作って
いるがメッヅは存在しない。
伝統的な本ハギもアダムはやるが
メッヅは一切やらない。
過去にあった4剣もインレイだ。
ターゲットユーザーも異なるのだ
ろう。
アダムはキャロムやポケットでも
古くからのユーザーを大切にする。
メッヅは新たにどんどん新機参加
者を対象にしている。
当然、キュー作りの方向性が全く
異なる。
アダムは昔のアメリカン・カスタ
のテイストであり、メッヅ
は最
新の機械仕立てで作られ
るキュー
という色合いがある。
メッヅはメーカなのに本ハギが作
れないのが何とも残念ではある
が。
メッヅから、オールドファン向け
のオールディーズスタイルのキュー
を出したなら爆発的に売れるとは
思うのだが、最新物しかリリース
はしない。
一方アダムはオールドスタイルの
キューも最新テクノロジーを駆使
して高次に合体させる工法で作っ
いる。
日本の大手2社のメーカーの違い
は色濃く製品に出ている。
私がMezzの好きな点は細さだ。
かなり細いキューを作る。TAD
のように。
Adamはバットがかなり太い。
樹脂関連はメッヅが一歩リード
かと思いきや、Mezz物は割れる
素材が多い。ジョイント樹脂カ
ラーはまず割れる。先角も割れる。
Adamは滅多に割れない。
バンパーゴムはアダムのほうが
格段に良い。
それと、ソリッドシャフトは
アダムのほうが絶対に良い。