渓流詩人の徒然日記

知恵の浅い僕らは僕らの所有でないところの時の中を迷う(パンセ) 渓流詩人の徒然日記 ~since May, 2003~

雨雲

2022年10月07日 | open


昼間、買い物に出かけたら、急に
暗くなって、外に出たらすんげ
雨雲。

押し潰されそうだ。


わずかに先ほどまで見えていた
青空。


すげっす。


こんな雲は初めて見た。


あれは鳥か!


飛行機か!
いや、スー・・・


飛行機ですね。
ネタが古すぎて言っててオモロ
ないわ。


10分程でとんでもない豪雨となり
ました。

猫と犬

2022年10月07日 | open



うちのベンジャミンとトロツキー
はとても仲が良い。
名前違うけど、似たようなもんだ。

いつも一緒にいる。





ポッケに手を入れて撃つぞ撃つぞー
とショーケンの真似(古
犬に舐められてるし。

猫。獣医師推定5ヶ月で死にかけて
たところを保護。♂。保護してから
4ヶ月後に病院で玉無し君に。

犬。うちの四代目チャールズ王
騎士スパニエル。
歳は黒猫の一つ上。♂。
元々は鳥猟犬だが、こいつは駄目。
だが、幼犬の時、戸外の森に出し
たら、鳥を見て片足上げてセット
に入ったのには正直驚いた。スパ
ニエルは鳥を飛び立たせるフラッ
シング・ドッグなのに本能でセッ
トしたようだ。
セットは、片足を上げて飼い主に
鳥がいる事を知らせる猟犬の行動。
今は大飯食らいのグースカ寝る犬。
俺みたい。


何につけ、仲良してのはいいもん
です。人と人もこうありたい。


チビん子

2022年10月07日 | open


野良子。5ヶ月くらいか。
よくぞ生き残った。頑張ったね。
捨てられたのか、はぐれたのか
わからないが、先月からごはん
を貰いにひとりで来るようにな
った。
現在、餌付け中。
ようやく手からチュールを食べる
までになった。
身体に触れられるようになったら
保護する。

かなり人馴れして来たが、警戒心
はあるので、ある意味安心。
うちの黒猫ベンベンは警戒心ゼロ
で、行き倒れ寸前で抱きかかえて
護した。うちの家の真ん前で。
セミの死骸食って生き延びてい
たようだ。4-5ヶ月の時に。死ぬ
直前で発見して保護した。今で
はうちの家族になっている。
今でも猫好きさんがうちに何人
も来訪しても「こんな猫見た事
ない」という程に人間に擦り寄
って行く。今、至って健康。
性格は頗る穏やか。

この子、器量良しだ。


雨の日や夜は雨の当たらない場所
に用意した横シャッター付きの大
きなキャビネットボックスで寝て
いる。中にはタオルを敷き詰めて
暖が取れるようにしてある。
ニャンコ部屋前には新しい水を
常に置いている。
ご飯は朝昼夜、適齢猫用。
現在、三人がかりで野良子脱却
支援中。男の子。
この子も、どこかの家庭に迎え
られる日が来る事を願う。
今はその前段階準備中。



ブローニングのナイフ

2022年10月07日 | open

ブローニングのナイフでは、この
モデルがなかなか玉撞き好きには
エンスーで面白い。モデル414。
大きいのに軽いモデル。
この個体は友人が見て「くれ!」
と持って行った。今、キャンプで
メインナイフで使っているという。

こちら別個体。
ブレードがそこそこ長いので
調理用にはもってこいだ。



上が予備。
下が普段使い用。
普段用は研ぎ減りがみられる。
何が好きって、ハンドル材が
メープルなのよ。Enthusiast!

ブローニング各種。


どでかいのもある。
ブレード厚5ミリ(笑
鉈みたいな大型フォールディング
ナイフだ。
ただし、フォールダーなのでバト
ニングはやらないほうがいい。
やってみたが、不安は払拭でき
なかった。
小割りなら大丈夫だろうが。
キャンプやブックラでの薪割り
は小斧に限りますね。
ナイフでのしっぱたきではなく。
このナイフ、とても重たい。



ブローニングでは一番汎用性が
高いのがこの277だ。米国本国
ナンバー560。


ブローニングとは日本語。
原語発音に沿うならばブラウニン
グとなるだろうか。
戦後の白鳥事件などの裁判調書を
読むと、ブラウニングと表記され
ている。
revolber の事はリバルボーと(笑

ところで、最近どうしてカルチェ
と言わなくなったの?

アメリカ製のバック・ナイフ

2022年10月07日 | open


1993年からデスクナイフとして
愛用。バック505ナイト。
米国製で出来が良い。

私が作ったバックの製造年表。
  

マイ・バック505。
1993年製。東京西新橋で購入。


携帯していても、現在でも銃刀法
には触れない長さ。
昔は警視庁の警察官の職質でさえ、
一切お咎め無しだった。
だが、今では刃長6センチ未満でも
軽犯罪法で検挙される。
1995年オウム事件からカッター
さえも取締対象になった。

刃物は痩せる

2022年10月07日 | open


いくらローテーションで在庫の
ナイフを使いまわせば研ぎ減り
は少ないとはいえ、10年以上も
徹底的に使いまくったらこうなる。

こちら、10年前の状態。
個体は違うが、ほぼ箱出しの
ブレードはこの幅だ。


このブローニングBR277は名品
だと思う。
バランスも何もかもが非常に良い。
何度か製造中止になったが、また
その都度再販されている。
正式なナンバーは#322277。
通称BR277だ。
米国銃器メーカーのブローニング
が中国で製造している。
現代中国はCNCマシンを駆使して
いるので、製品の品質に一切緩み
が無い。
ゴム系の化学製品はまだまだだが、
鉄鋼系は中国は今や世界をリード
する時代になった。
アメリカのナイフは1970年代後半
から2000年頃までは日本が一手に
製造を請け負っていた。
ジャパン・アズ・ナンバーワンの
頃だ。
そのあたりは1985年の『バック・
トゥー・ザ・フューチャー』で
ドクとマーティの会話にもある。
「何言ってんの?ドク。日本製
が世界一なんだよ」と。1985年
の日本はそうだった。
今や中国だ。
ナイフもほぼ全て中国で生産され
るようになったし、鋼材の多くも
今では中国製だ。
ビリヤードキューもボールもチョ
ークも、今や中国製が世界を席巻
している。
ただ、ビリヤードキューに関して
は、中国製はある程度物は良いの
だが、日本製品に比べるとてんで
まだまだというのは見える。現実
に製品を入手してみると。手工業
的な加工部分の精度が出ていない
のだ。
だが、1950-60年代の日本がそう
ったように、中国もやがて完璧
な製品しか作らないようになる
だろう。
マスプロナイフにおいては、中国
製は今の時点で世界トップに立っ
ている。
産業製品が、日本製=粗悪品=
1950年代、台湾製=粗悪品=
1960年代、韓国製=粗悪品=
1980年代のそれらを中国はとう
に乗り超えいる。
国際政治関係を抜きにすれば、
産業製造物の品質が向上する事
は、どんな国であれ歓迎される
ところだ。
生産物の質の向上は良い事だ。

商魂こんめぇて

2022年10月07日 | open















ホテルが季節ごとの変動相場制で
あるのは常識だが、旅籠屋の商人
の商魂、えげつねえなあー。

ひろゆき

2022年10月07日 | open


自分以外の全人類は「バカ」だと
思ってる人だから。
スタンスは海外でも貫徹している。
でも、実は地球上で一番バカかも。
人の痛みは知ろうとしないヤカラ。

フランスから沖縄まで嫌がらせに
行ったのか?
広島でもやってみろよ(笑
怖いから広島では大人しくしてま
す、とか言ってたけど。
沖縄の人たちの事なめてんの?(笑




使い易い形状のナイフ

2022年10月07日 | open


このナイフは本当に使い易かった。
釣ったアイナメとかすぐにその場
でしめて、帰宅してから煮付け。
ベラボーにうまかった。

他にも鱒族をさばくのにもトリを
さばくのにも使った。哺乳類のみ
サバキに使っていない。
いつも研ぎあげてキンキンに切れ
るようにしていたが、98年によく
行くフライポンドのマスターが見
欲しがったのであげちった。

このナイフの秀逸な点はブレード
シルエットです。
日本の和式刃物みたいな形状なの
で、とても使い易いの。刀子(と
うす)のような形。
一時期廃番になっていたけど、
最近また復活したみたいです。
以前のはブレード平面にエッジン
グのネームは無かったが、今は
ある模様。
鋼材ATS34。製造G.サカイ。
ウィッキーチヌスペシャル。
良品。




ブーム

2022年10月07日 | open
 
 
ネットのウェブサイトで気になる
記事を見た。
何でも、「ノーマル」シャフト
ブームが来たのでハイテクシャ
フトを外して「ノーマル」シャ
フトを探しているが、なかなか
良いのが無い、との事だ。
 
よせよ。
どうせ、流行り廃りでハイテク
に飛びついたように、みんなが
流行で使うから使ってみたいと
いうだけで、またすぐにポイす
るのだから。
良材がますます枯渇するから、
よしとくれ。
本当にソリッド無垢材の良さを
理解していてそれを求めている
プレーヤーや製作者に材が行か
なくなるから。
 
そういえば、その傾向は流れとし
てあるようで、ハイテク一辺倒だ
ったメーカー製品群だったのが、
数年前からセミハイテク、準ハイ
テクなる物が新商品として登場し
ている。ソリッドをベースにした
物だ。
だが、この路線の策定構造は見え
ている。
それは、ソリッド・「ノーマル」
の質性の良さを見直してではなく、
ハイテクシャフトが飽和状態に
なったので、例によって「次なる
商品は従来の物を超え」という
売り商戦用に狙われた路線だ。
そして、私が見たブログのように
流行に乗りたがる人たちをターゲ
ットに仕組まれた販売戦略だ。
 
ほんとにブームに乗るだけで、ど
んなに良質な物でも、すぐにポイ
する。
そういう人たちが商人にとっては
よい「お客さん」なのだ。

10年ちょい前あたりが一番ひどい
事が蔓延していた頃だった。
それはハイテクシャフトが超絶
大流行なので、アメリカン・カス
タムキューの良質シャフト材を
捨ててハイテクシャフトをカス
タムキューに着ける人間がわん
さか湧いた事だ。
ハイテクシャフトに新規コピー
リングを製作装着してもらう
口などはまだよい。
一番ひどいのは、オリジナルの
カスタムキューのシャフトから
リングを除去してハイテク物
に移植し、オリジナルの良質な
ソリッドを本当に廃棄してしまう
例。信じがたいが、これかなり
見られた。
理由は「ハイテク最高」であり
「持ち主の自由だろう」なのだ
そうだ。
さて、そうなのか。
カスタム・ビルダーがシャフト
1本作るのにどれだけテーパー
データ蓄積と良材を寝かせて
来たと思っているのか。
とても良い仕事をしている老舗
江戸前握り鮨の職人の店に行き、
「俺はケチャップが好きだ」
「僕は新発売のドレッシングが
好きだ」と言ってツケ場から出
された握りにそれらをぶっかけ
たとしたら?
普通は店を叩き出される。
江戸前鮨職人の仕事はネタに
仕込みの仕事、技術の粋が込
められている。お好みでムラ
サキをサッと着けるのは店も
どうぞと言うが、ケチャップや
ドレッシングはどうか。
アメリカン・カスタムキューの
オリジナル・ソリッド・シャフト
を捨てて工場生産のハイテクシャ
フトを装着するという事はそう
いう事なのだ。
そして、そうした人間たちは、
今はハイテクシャフトさえも
捨てて黒いカーボンシャフト
を着けている。
そういうスタンス、考え方なら
ば、バットなど、ハウスキュー
のバットでよいのではなかろうか。
職人が作る渾身のカスタムキュー
ではなくて。
「自由」をはき違えている。
何をやってもよいと思っている。
そして、それは「道を外している」
のだ。人としての道を。
製造された作品を愛してはいない。
犬や猫は飼い犬飼い猫だからと
虐待してはならない。それは法
律がどうのではなく、生き物だ
からだ。
では物は?
精魂込められた職人が作った作品
は入手した自分の物だから、二分
割の片方を捨ててもいいと?
何しようが「自由だ」と?
何を考えてるのか、と思う。
心得違い甚だしい。カスタム作
が泣いている。作者の努力も
踏みにじられている。
 
ソリッドシャフトをこれから使う
のはやめときなよ。
次から次に新製品が出る樹脂製の
黒いシャフトにしときなよ。
どうせ、愛用して長年使い込むの
ではなく、すぐに新商品に乗り換
えてポイするのだから。
次にから次に出る新商品にしとき
なって。ただでさえ貴重な無垢材
など、流行りに乗って使わずに。
 
 

オールド・ジャパニーズ・キュー

2022年10月07日 | open
 
アダーチ。1980年代物。
私がかみさん用にシャフトを短
カットして58インチから56
ンチ改造。1980年代に
かみさ
んが使っていた。
糸巻きも除去して私が革を
巻い
カンガルー革のしっ
とり感
が良い。
58インチの時から、何だか
入れ
強いキューでシャフト
がとても
良い。
 
石垣。1980年代物の四剣。
シャフトはパイロッテッなの
樹脂プラグだ。変わった作
込み。
打感がぼやける感触がある。
総合的には悪くないが、アダーチ
アダムには遅れを取る。
 
今は廃業した日本の老舗2メーカー。
私が初めて買ったプールキューが
アダーチのリーシャンだった。
切れ切れのキューだったが、行き
つけの店のマスターが気に入って
譲ってくれとの事なので手放した。
それ以前の私の四ツ球キューは
石垣だった。
ハウスキューより少しましな程度
のラインナップの製品。
 
アダーチはプールキュー、石垣は
キャロムキューという印象がある。
1980年代前半、ビリヤード場の
ハウスキューはほぼ石垣だった。
アダムというメーカーは日本に
工場
があってもアメリカ資本で
あり、
アメリカへの輸出専門メー
カーだ
った。
アダム製品は質が良かったが、アダ
ムキューを購入するにはアメリカ
から逆輸入するしかなかった。
その頃はアダムスとかアダムカスタ
ムと呼ばれていて、少し高級なキ
ューを作るメーカーだった。
アダムの創始者のリチャード・
ルムステッターがキャロウェイ
重役に引き抜かれたので、彼は
アダム社を無償で日本人の現地
従業員に譲渡した。
そして1986年からアダムは日本の
法人となり、日本国内向けにも
キューを発売するようになった。
私は即買った。
モデルはヘルムステッター86-9S
だ。
長年使ったが、バットに曲がりが
出たので、アダムの粕谷氏の作っ
た四剣フォアアーム部のみ残して
フルリビルドした。センターコア
方式で、リアスリーブには本物の
ブラジリアン・ローズウッド
使い、エンドキャップはTAD
ロング・ブライアン・スタイル
の純白のデルリンにした。
音、入れ、切れ、最高のキューと
なって蘇った。
リビルドしてからすでに17年が
過ぎようとしている。ベースは
1986年製だ。メインシャフトは
1987年神田淡路亭製の良質物。
ごく普通に赤木のハードロック
メープルがあった時代のシャフト
で、最近の白いスカスカ材とは
質性がまるで異なる。粘りもあ
り、よく切れ、よく押さえつけ、
かつよく弾く。




35年前のシャフトだが、私が持
っているキューの中で、アメリカ
製カスタムを除けば一番良質な
シャフトがこの87年淡路亭だ。
5年前、先角の象牙が浮いたので、
マエストロさんから提案されたタ
イガー社の新樹脂に交換した。長
さは私の好みに指定。
この上なく快調である。
 
キューは木材がメイン材料だ。
昔の物のほうがキューもシャフト
も良質なのは致し方ない。
昔のキューで悪い点は接着剤の
質くらいなものだ。他は全てが
良質。
新製品売らんがなの毎年出る
商品のコピーの「今回の製品は
これまでの物を超える云々」
宣伝文句がいかに虚構か
よく分
かる。
物の良質性は使い捨て消費商品
などでは絶対に超えられない。
新製品ラッシュでビリヤード界
が路線と方向性を踏み間違えて
健全性を失ったのは、ハイテク
シャフトと積層タップで味をし
めた連中が現れてからだ。
サードパーティーも雨後の筍の
ように現れた。
あさましい世界になってしまっ
た。
鉄と人は昔のほうが質が良いと
刀剣界、冶金界では昔から云わ
れて来た。
どうやらビリヤード界もそう
なっ
てしまったようだ。
 
私は今ではヴィンテージに属する
古いキューを使い、古くからある
一枚革のタップを自分で装着し、
100円そ
こそこのチョークを用
いて玉を撞
く。グローブなどは
1980年代から世の中に
存在したが、
自分は1980年代から使わなかった
ように今後も絶対に使わな
い。
良い物ならば当時から使っている。
流行でどうのなどというくだらぬ
ところでギアを選択しない。
そんなブーム乗っかりのくそダサ
根性ならば、とっとと玉撞きなど
やめたほうがましだ。
これらはスタンスの問題であり、
スタイルの問題であり、生き方の
問題だ。主体の立脚視座の。
流行を追うのが一番ダサい。
流行を着るのが一番ダサい。
真の良質性は時代を凌駕する不朽
性を有している。日本刀のように。
私はそれを選ぶ。