![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/41/cd/80fb1a06f2882543cef928a26d4fdcee.jpg?1664792756)
ビリヤードは、キャロム(スリー
クッション、三つ玉、四つ玉、
ボークライン)であろうと、ポケ
ット(アメリカンポケット、英国
式スヌーカー、チャイニーズエイ
ト、ロシアンプール)のどの種目
であろうとも、絶対に覚えない
とプレーができない技術があり
ます。
それが手で作るブリッジです。
ビリヤードの基本的な標準ブリッ
ジは、スタンダード・クローズド・
ループ・ブリッジです。
人差し指で輪っかを作り、そこに
キューを通すやり方。これが大
基本です。
<クローズド・ループ・ブリッジ>
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7b/16/26965de6ebb467e67d15b5e0e6a94f2d.jpg?1664792729)
できる限り中指、薬指、小指を
伸ばして広げ、掌を台に密着さ
せて微動だにさせない。
中指を伸ばしたまま親指方向に
持って来て開いて安定させるの
がコツです。
ループは締めすぎず、緩め過ぎず、
最弱フィッティングでシャフトの
スライドを安定して支えます。
このループ・レストがビリヤードの
基本。初心者には難しいブリッジ
ですが、これが基本です。
特にキューを利かせて切らせる
ドローショットでは必須。
フォローの場合は中指を立てて高
くさせます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/64/f9/4f14f5d60ae56e953924fb5a8b557a57.jpg?1664790574)
<オープン・ブリッジ>
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/5d/9a3c1ca152e454b4d1477e306cff3d3c.jpg?1664790572)
単純にメカニカルブリッジ(棒先に
熊手=レイクと呼ばれる波状板の
着いたビリヤード器具)のように
手を形作るやり方。
初心者には簡単なブリッジ。
アメリカ人などは簡単なのでこれ
が大好きです。
しかし、実は構えは簡単ですが、
高度な技法にも対応する奥が深い
ブリッジでもあります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6e/8d/974a588c10b005673f566ca53dd1c5fc.jpg?1664790573)
中指と薬指を曲げるやり方。
これは安定性を狙っての用法。
エイミングシュートには有効で
私もよく使います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/c5/e20d30ef54dc7166488162c0cc459204.jpg?1664790572)
ロングショットや狙点シュートに
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/33/c5/e20d30ef54dc7166488162c0cc459204.jpg?1664790572)
ロングショットや狙点シュートに
は有効なオープンブリッジ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/a5/efcbda0c133159ee0acdac5cb572c002.jpg?1664790571)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/72/37b90d58e3993bb4b9a38fbfc13fa625.jpg?1664790572)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3a/a5/efcbda0c133159ee0acdac5cb572c002.jpg?1664790571)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/16/72/37b90d58e3993bb4b9a38fbfc13fa625.jpg?1664790572)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4f/68/9729d733411e4be2f273a1619307d422.jpg?1664790645)
英国式ポケットのスヌーカーは
世界最小の玉を大台で使うので
シュート命のビリヤード。その
ため、キューを切らせるよりも
シュート重視で低い構えにしま
す。なので、プレーヤーはほぼ
全員がオープンブリッジです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/62/07/18585afd5d1e15a5631767e64e546deb.jpg?1664791413)
<レール・ブリッジ>
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/74/ac/3cb3715a1129267b026394e22c13cd73.jpg?1664793789)
手玉がクッションに近くて台上で
はブリッジが組めない時にレール
のうえで組むブリッジとして使い
ます。
V字に谷を作るオープン・ブリッジ
でもよいのですが、ストロークを
安定させる為に、親指を引いて親
指の横にシャフトを密着させてス
トロークに精度を出す方法です。
<フィンガー・ティップ・ブリッジ>
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/34/8d/db621c1d9f19396f411d4dc70bcd6034.jpg?1664790574)
オープン・ブリッジを立てて高い
位置から狙います。
手玉の手前に邪魔玉がある時には
必須のブリッジ。
高い位置から撞けるので、鋭い撞
高い位置から撞けるので、鋭い撞
き下ろしが必要なジャンプ・ショ
ットではこのブリッジが絶対に必
須です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/e4/c83e7ba98218ee971496b62c6fc15d0c.jpg?1664790571)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/48/e4/c83e7ba98218ee971496b62c6fc15d0c.jpg?1664790571)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1c/eb/b375d85ca50d6a9d4cfd371fe22bff7c.jpg?1664843666)
また、キュー立て角度の浅いマッセ
やカーブ・ショットでもこのフィン
ガー・ティップ・ブリッジは必須
になります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/0f/9ef7c1c8981847c7a77b3f484e392fbd.jpg?1664791269)
完全なるマッセ・ショット。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/15/33/34acddd3a9f17e3acc1e4e4ba505d69b.jpg?1664790953)
マッセ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/50/c0/e5b108e8e5bae3330c53daa55fddfcf8.jpg?1664790953)
マッセ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7e/d0/74883e6c5f589e9190d5085a35fe485b.jpg?1664790953)
マッセ。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/7c/01/049315d6c11f4714ea527f90c3ddc1c3.jpg?1664791489)
<マッセ・ブリッジ>
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/53/c78e9cb51209c0f286573f6631a571d6.jpg?1664793094)
キャロムでは必須のブリッジ。
フィンガー・ティップの変形で、
人差し指は曲げるオープンで、シ
ャフトと指の接触面積を多く取っ
て安定させるブリッジです。
ポケットでももちろん使います。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5d/c7/a3d42fd53ebdf1cd26fc506a6667fdae.jpg?1664791363)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/59/89/08a76b57cc7d6e91e87576c272c2c697.jpg?1664791360)
<グランド・マッセ・ブリッジ>
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/3d/e9/4f2a8e642d55e72a92d10381ab45e172.jpg?1664794998)
空中に手を浮かせてループを作り、
強烈なスピンによるマッセ・ショ
ットで手玉を勢いよく動かす為の
ブリッジです。
マッセの王様とも呼ばれる一番
難易度の高いマッセなので、この
空中ブリッジのマッセはグランド・
マッセと呼ばれています。
グランド・マッセは空中でループ
を作りますが、脇は締めて肘は
胴体に着けて安定させるのがコツ
です。或いは手を腰や腿に着ける。
キューの握り方は逆手に持つダー
ツ・ショット握りと、順手に肘を
上げて持つ方法があります。
どんな玉を繰り出すかによって、
ハンドルの持ち方は選択します。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1d/26/6808911588cca19afa87e6ff76a0ea7a.jpg?1664843916)
ビリヤードはストロークがとても
大切ですが、実はキューを支える
ブリッジにかなりのショット精度
を決定づける要素があります。
ブリッジがただの物体でいいなら、
すべて柄の短いメカニカルブリッ
ジ等を使えばよいからです。手な
ど使わずに。
しかし、玉撞きは両手を使う。
人の五感を駆使してプレーをする。
それがビリヤードです。
こうした物は、あくまで変則的な
イレギュラー。
ビリヤードは素手を使います。
手の感覚をとても大切にするのが
ビリヤードという競技の技法であ
り、中心幹です。
玉撞きでは素肌感覚がとても大事。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/6d/d9/267b8d536c71885e37beb41d1f737b5a.jpg?1664844253)