3月のリヴィエラ

少しずつですが市場に色が出て来た感じです。
シチリアやサルディーニャ島から届くトマト

色鮮やかな食材に出会うと春だなーって思うし、夏までもう少しだって気持ちが高まります。

この時期に出てくる野菜を眺めてると、、、頭の中に出てくるレシピがあるのですが
それはやはりシンプルなニース風サラダです。

春の野菜の苦味や酸味をツナやアンチョビーなどの保存食とともに味わう、、、非常に健康的なサラダなんだって僕は思っています。

紫色のアスパラガスやグリーンピース!
もう春なんですよ、、、

グリーンアスパラガスも沢山出てきて値段もずいぶん安くなってきたし楽しい限りです。
昔って食材が季語で食材を通して季節を感じたり味わったりして自然を感じて共に生きていたと思うのですが、現代の社会って季節感がないというか、スーパーには年中同じ食材が並んでいるし、、、なんか勿体ないなーって思うことがたまにあります。
若い時はそんなことなんてあまり関係ないかもしれませんが、老人ホームや介護施設などに勤めている知人や友人の話を聞いてると、年を重ねれば重ねるほど自然との繋がりが豊かに生きて行く力だし、自然が人の情緒を育んだり、自然が人の記憶に呼びかけてくれるんじゃないかって思っています。
都会や便利の中で暮らしてるとそういう感覚を少しずつ失ったりすると思いますが、、、たまにでいいから外に飛び出して自然に触れてみるのもいいんじゃないかって思います。自然を通しての発見はきっと心をもっと豊かにしてくれると思いますよ、、、