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海を汚さないで

2023-09-15 17:15:26 | ①核と人間は共存できない
2014年4月21日のブログ(008:原)と追記を再度載せます。


人間をあざ笑うがに大量の水をみずをと原発デブリ

 ※ 原発デブリとは、正確には燃料デブリのことです。
   福島第一原発事故で、メルトダウンした炉心の堆積物のこと。


追記1
燃料デブリは880トンあるという。
デブリに人間が近づけば、数秒で死に至る。
遠隔操作のロボットアームで取り出すというのだが、
原発事故から12年経っても1グラムも取り出せていない。
取り出せない以上、毎日冷やし続けるしかないのだ。
デブリに触れた水は当然、放射性物質に汚染されている。
これをALPSで取り除くのだが、トリチウムは取り除くことができない。
12の放射性核種も取り除くことができない。
(このことは報道されていない。それどころか汚染水を処理水と
 言うようにとの、暗黙の報道規制がなされている)
これをいつまで続けるのだろう。

2023年8月にALPSで処理された汚染水を希釈し、海洋放出が始まった。
政府はあと30年で廃炉が完了すると言っている。
廃炉とはデブリを取り出し、空冷化が出来るまでを
いうのだろうか。だがどうやって保管するのだろう。
元東工大ゼロカーボンエネルギー研究所助教・澤田哲生氏は、
100年経っても燃料デブリを取り出せないと言う。
          ↓
https://www.youtube.com/watch?v=CNluSre_fRU

それまでずっと汚染水は希釈され、海洋放出され続けるのだろうか。

この説明は非常に分かりやすいです。
        ↓
https://www.youtube.com/watch?v=3EiaN3bPYQY


モルタル固化(コンクリート固化)という手があったのか。
目から鱗です!
            ↓
https://www.youtube.com/watch?v=Q4199GGE20U&t=2098s

小出裕章氏の講演
    ↓
https://www.youtube.com/watch?v=nxpVO0bL5X8&t=4607s


人間の叡智をもってしても、燃料デブリを取り出すことは
困難ではないだろうか。
チェルノブイリ原発のように、鉛や石棺で覆う。さらにはシェルターで覆う。
気が遠くなるような年月をひたすら待つしかないのではないだろうか。
その前に、デブリに流入してくる地下水や雨水を止めなければ!
現在使われている凍土壁より強固な遮水壁を、なぜ作れないのだろう。

このことはあまり知られていないことだが、福島第一原発事故によって
国土は放射能に汚染された。だがこれはほんの2割に過ぎない。
あとの8割の放射能は偏西風にのって、太平洋に流れていったのだ。
これ以上、海を汚してはならない。
(2023年9月8日 記)

追記2
下の「このブログの人気記事」10位「ch301381 ふたりご」に
アクセスする方がいらっしゃいますが、
私はこれを作った覚えがありませんし、削除したくてもできません。
ご覧にならないようお願いします。
(2023年11月15日 記)

追記3
追記2に書いたフォトチャンネルが削除できました。
お騒がせしました。
(2023年11月17日 記)

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