今日のうた

思いつくままに書いています

ずさん過ぎる! 日本原子力研究開発機構 (1)

2017-01-18 09:29:08 | ①核と人間は共存できない
日本の原子力事業は電力会社を除き、名前が煩雑だったり、また合併をくり返し
名前を替えたりして、国民には解かりにくくなっている。
まず、「東海臨界事故」を起したのは、JCOだ。
       ↓       
「【被曝】被曝者の治療が凄まじい!体の内部を破壊する放射能の恐ろしさ!!【原発】
 (動画あり 閲覧注意 上の2つの動画の音はしません。それ以外は聞こえます)
 2014年2月28日 NAVER まとめより」
                   ↓
https://matome.naver.jp/odai/2135044778008890201

JCOでは1999年度に、高速増殖炉の研究炉「常陽」で使用される核燃料の製造を請け負っていた。
1999年9月30日の事故当時、マニュアルにより、バケツでウラン化合物を扱うという
余りのずさんさに、国中が衝撃を受けた。
JCO
 ↓
http://www.jco.co.jp/

この「常陽」の核燃料を発注したのが、「動燃(動力炉・核燃料開発事業団)」である。
(ウィキペディアより)
                                ↓
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%8B%95%E5%8A%9B%E7%82%89%E3%83%BB%E6%A0%B8%E7%87%83%E6%96%99%E9%96%8B%E7%99%BA%E4%BA%8B%E6%A5%AD%E5%9B%A3

動燃は、高速増殖炉・新型転換炉や核原料物質などの開発を行った機関。
原子力基本法に基づき1967年に発足した特殊法人で、
1998年に核燃料サイクル開発機構に改組。
核燃料サイクル開発機構は、2005年に日本原子力研究所と統合し、
独立行政法人日本原子力研究開発機構となる
        ↓
https://www.jaea.go.jp/

https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC%E5%8E%9F%E5%AD%90%E5%8A%9B%E7%A0%94%E7%A9%B6%E9%96%8B%E7%99%BA%E6%A9%9F%E6%A7%8B  (ウィキペデディアより)

日本原子力研究開発機構には、高速増殖炉「もんじゅ」と「常陽」がある。
また「ふげん」の廃炉作業を行っている。
「もんじゅ」ほどではないが、「常陽」でも事故が起きている。

「もんじゅ」 (ウィキペディアより)
   ↓
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%82%E3%82%93%E3%81%98%E3%82%85

「常陽」 (ウィキペディアより)
  ↓
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B8%B8%E9%99%BD

「ふげん(新型転換炉)」(ウィキペディアより) 
   ↓
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%B5%E3%81%92%E3%82%93

そして、「もんじゅ」が失敗したにも関わらず、安倍政権が継続しようとする「高速炉」を
担うのも、この「日本原子力研究開発機構」なのだ!
「JAEA(高速炉研究開発部門)」
         ↓
https://www.jaea.go.jp/04/fast_reactor/

(235)「放射性廃棄物の缶は腐食?プールに雑然 東海再処理施設 
   12月5日 朝日新聞デジタル」

http://digital.asahi.com/articles/ASJD45RHQJD4ULBJ005.html?ref=nmail

この記事を読んでから、すでに1ヵ月半が経ってしまった。
 あまりのずさんさに、どう書いていいのか、言葉を失うとはこのことだ。
 「東海再処理施設」は、原発の使用済み燃料を再処理してプルトニウムを取り出す技術を
 得るために、約1900億円かけて建設された。
 1981年に本格運転を始め、原発約10基分にあたる1140トンの燃料を処理した。
 1997年に廃棄物のアスファルト固化施設で爆発事故が起き、2014年に廃止が
 決まった。運営するのは、高速増殖原型炉「もんじゅ」の運営主体である
 日本原子力研究開発機構だ。
 首都圏に近い場所で、こんなずさんな処理が行われている!
 是非、是非、この記事をお読みください。
 他人事ではなくなるはずです!

(235-2)「ガラス固化処理再開へ 原子力機構 1月20日 朝日新聞デジタル」

http://digital.asahi.com/articles/DA3S12755898.html

 日本原子力研究開発機構は19日、原子力規制委員会の会合で、
 東海再処理施設(茨城県)に残る極めて放射能の強い 
 高レベル放射性廃液をガラスで固める作業 を、今月末に再開する方針を示した。
 約400立方メートルの廃液を 12年半かけて固化 する。
 作業は昨年、9年ぶりに再開されたが、機器の不具合などで再び停止していた。

 廃液は、原発の使用済み燃料を再処理した際に出たもので、近づくと 20秒で死亡する
 毎時1500シーベルト ほどの線量がある。
 水素爆発の危険があるため、溶かしたガラスと混ぜて固める必要がある。
 ガラス固化施設は2007年に耐震工事のため運転を停止。
 昨年1月、9年ぶりに再開したがトラブルが続いて再停止した。 (引用ここまで)

 近づくと20秒で死亡する、毎時1500シーベルトの廃液が、
 こんな身近にあったとは!!!!!
 しかも固化するには、今後12年半もかかるとは!!!!!
 1997年には、固化施設で爆発があった!!!!!
 無責任にもほどがある!!!!!
 現在、茨城県、千葉県は、地震がひんぱんに起きているのだ。
 
 高レベル廃棄物でさえ放置したまま、再稼働など狂気の沙汰だ!!!!!
 核燃料サイクルの失敗を認めることのできない安倍政権は、いまだにフランスに
 寄生してでも高速炉の夢にしがみつこうとする、
 そしてそのために、多額の税金を使おうとする。まさに狂気の沙汰だ!!!!!
 もんじゅの管理のずさんさから、原子力規制委員会は、日本原子力研究開発機構以外で
 と勧告したのではなかったのか!
 たとえもんじゅの廃炉が決まっても、それに替わる高速炉の運営を日本原子力研究開発
 機構がするのでは、首のすげ替えにすぎない!
 いまこそ原発の再稼働を全て止めて、廃炉そして核のゴミに真剣に立ち向かう時だ!
 これこそが、未来への責任 ではないですか! 安倍内閣総理大臣殿!
  
(236)「(核リポート)原発事故のツケ、なぜ国民に 広がる批判 
   12月27日 朝日新聞デジタル」

http://digital.asahi.com/articles/ASJDQ5SFWJDQULFA02F.html

(237)「原子炉補助建屋にアームぐにゃり 高浜原発の屋根変形 
   1月21日 朝日新聞デジタル」

http://digital.asahi.com/articles/ASK1P2PKZK1PPGJB002.html
                 ↓

(画像はお借りしました)       ※原発は常に危険といっしょです。



(画像はお借りしました)


※私はNHKの良質なドキュメンタリーを愛している。
 いつも録画して観ていたのだが、最近は録画するドキュメンタリーがなくなってしまった。
 (4回にわたって放送された「東京裁判」は、私には期待を裏切るものだった)
 世の中には受け継ぐべき、伝えるべき事柄がたくさんあるのに、
 なぜ放送しないのか!逃げてはいないだろうか?




コメント
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