電子回路シミュレータ TINA-TI V9 というソフトで,トランジスタ2石からなる無安定バイブレータをシミュレートしてみた。
オシロスコープでパルス波を観測できたのは嬉しかった。
回路は自作ではなくて,オーム社の『絵ときトランジスタ回路』という,いつ買ったのか覚えていないが,古本屋で手に入れたらしい本のものを採用した。
この発振回路とコッククロフト・ウォルトン回路を組み合わせて,1.5Vの乾電池一本で発光ダイオードを光らせることはできないものだろうか。
このことは
ちょうど5年前にもブログのネタにした。
その記事を読み返してみて驚いたことが二つある。
まず一つは,すでに TINA を知っていたということである。
というか,この間,とある図書館で借りた『改訂版 デジタル回路のしくみと基本』という本で初めて TINA というシミュレータを知ったような気がしていたが,その本の前身(改訂版ではない方)を5年前に自分で購入していたらしい。
全く覚えていないし,ここ数年,見かけていない。ただ,部屋の置いてありそうな場所がなんとなく見当つくので,後で探してみよう。
もう一つは,その発想に基づいた回路が載っている本を僕はすでに知っていたということである。その本のこともすっかり忘れていた。
なんか,ちっとも成長していないというか,進歩していないというか,お釈迦様の手のひらの上をぐるぐる飛び回っているというか。
気になっていることを少しずつ実現して減らしていこう。そうして少しずつ成長していこう。
今年はそういう年にすると決めたんだしね。