今週,GK氏は海外出張ということで会う機会がなかった。
ちょうど出張に行くという5/2に宿題をいくつか出された。
そのうちの一つである川渡りのパズルは詳しいルールがうろ覚えだったため,真面目に取り組む気が起きず,放置していた。
というより,白状すると,GW中や週末は遊んでいたので考える暇がなかったのである。
氏から聞いたパズルのタイトルは「狂った家族」というものだったが,そのキーワードで検索しても,背筋が凍るような怪談など,パズルとは程遠いものしか見つからないように思われた。
そこで一工夫を思い立ち,「パズル 狂った家族」でググったところ,まさにそのパズルをFlashで解かせてくれるサイトがヒットした。
英語名は "mad family" だそうで,このサイトには川渡りのパズルの他の変種もたくさん集められている。
詳しく見てはいないが,このサイトにはもっとたくさんのクイズやパズルが集められているようだ。
良いサイトにめぐりあえて嬉しい限りである。
もうそれだけで満足したのだが,一応解いて宿題をひとつでも済ませておかないとまずいと思い,20分くらい奮闘して解いた。
僕の解答は,いつも通り,この記事の末尾に見えない文字で記しておく。
(見えない文字を使うテクニックは,高校時代の友人のweb日記(まだブログがなかった時代であるが)から学んだ。)
見えない文字を見たいときは,この記事の文字を全選択(あるいは空白部分をマウスでドラッグして選択)して文字の色を反転させるか,ソースを表示すればよい。
川渡りのパズルはルールが厳しいので実質的に打つ手の選択肢がなく,そのためかえってパズルとしてはあまり面白くはない。
それにもかかわらず亜種が多いのは,パズルを解くよりも,むしろルールを変更してみて,ちゃんと解けるかどうか,というパズル作成の楽しみが強いからだろう。
つまり,この手のパズルは,作り手の方が楽しめるパズルなのである。
ちなみに,M.Hiroiさんという方のサイトに,農夫と狼と山羊とキャベツの川渡りの問題を解くPrologのプログラムが載っているらしい。
"Prolog" で検索してヒットする数少ない役立ちそうなサイトのひとつなので,その存在は前々から知っていたし,この間の雑談の折にI戸川先生にも薦められたのだが,自分なりの解答を作るまでは見ないつもりでいる。
こういう頑なな姿勢は勉強にはとんと向かないのだが,性分だから仕方がない。
僕は,ショートケーキに載っているイチゴを大事に取っておいて,その結果,食べることなく腐らせてしまうという,我ながら困った性格なのである。
<「狂った家族」の答え>
父親をA,男の子をa;母親をB,女の子をb;執事(メイド)をC,犬をdとおき,例えば
こちらの岸に父親,男の子がひとり,母親がひとり,女の子がひとりいて,
向こう岸に男の子と女の子がひとりずつ,執事と犬がいる
という状況のうち,
ボートがこちらの岸にある場合は AaBb.,abCd という記号列で表し,
ボートが向こう岸にある場合は AaBb,abCd. と表すことにする。
つまり,コンマ "," が川で,ピリオド "." がボートである。
この約束の下で,例えば次のような17回の移動で全員を無事に向こう岸に渡すことができる。
00:AaaBbbCd.,
01:AaaBbb,Cd.
02:AaaBbbC.,d
03:AaBbb,aCd.
04:AaBbbCd.,a
05:BbbCd,Aaa.
06:ABbbCd.,aa
07:bbCd,AaaB.
08:BbbCd.,Aaa
09:Bbb,AaaCd.
10:ABbb.,aaCd
11:bb,AaaBCd.
12:Bbb.,AaaCd
13:b,AaaBbCd.
14:bCd.,AaaBb
15:d,AaaBbbC.
16:Cd.,AaaBbb
17:,AaaBbbCd.
ちょうど出張に行くという5/2に宿題をいくつか出された。
そのうちの一つである川渡りのパズルは詳しいルールがうろ覚えだったため,真面目に取り組む気が起きず,放置していた。
というより,白状すると,GW中や週末は遊んでいたので考える暇がなかったのである。
氏から聞いたパズルのタイトルは「狂った家族」というものだったが,そのキーワードで検索しても,背筋が凍るような怪談など,パズルとは程遠いものしか見つからないように思われた。
そこで一工夫を思い立ち,「パズル 狂った家族」でググったところ,まさにそのパズルをFlashで解かせてくれるサイトがヒットした。
英語名は "mad family" だそうで,このサイトには川渡りのパズルの他の変種もたくさん集められている。
詳しく見てはいないが,このサイトにはもっとたくさんのクイズやパズルが集められているようだ。
良いサイトにめぐりあえて嬉しい限りである。
もうそれだけで満足したのだが,一応解いて宿題をひとつでも済ませておかないとまずいと思い,20分くらい奮闘して解いた。
僕の解答は,いつも通り,この記事の末尾に見えない文字で記しておく。
(見えない文字を使うテクニックは,高校時代の友人のweb日記(まだブログがなかった時代であるが)から学んだ。)
見えない文字を見たいときは,この記事の文字を全選択(あるいは空白部分をマウスでドラッグして選択)して文字の色を反転させるか,ソースを表示すればよい。
川渡りのパズルはルールが厳しいので実質的に打つ手の選択肢がなく,そのためかえってパズルとしてはあまり面白くはない。
それにもかかわらず亜種が多いのは,パズルを解くよりも,むしろルールを変更してみて,ちゃんと解けるかどうか,というパズル作成の楽しみが強いからだろう。
つまり,この手のパズルは,作り手の方が楽しめるパズルなのである。
ちなみに,M.Hiroiさんという方のサイトに,農夫と狼と山羊とキャベツの川渡りの問題を解くPrologのプログラムが載っているらしい。
"Prolog" で検索してヒットする数少ない役立ちそうなサイトのひとつなので,その存在は前々から知っていたし,この間の雑談の折にI戸川先生にも薦められたのだが,自分なりの解答を作るまでは見ないつもりでいる。
こういう頑なな姿勢は勉強にはとんと向かないのだが,性分だから仕方がない。
僕は,ショートケーキに載っているイチゴを大事に取っておいて,その結果,食べることなく腐らせてしまうという,我ながら困った性格なのである。
<「狂った家族」の答え>
父親をA,男の子をa;母親をB,女の子をb;執事(メイド)をC,犬をdとおき,例えば
こちらの岸に父親,男の子がひとり,母親がひとり,女の子がひとりいて,
向こう岸に男の子と女の子がひとりずつ,執事と犬がいる
という状況のうち,
ボートがこちらの岸にある場合は AaBb.,abCd という記号列で表し,
ボートが向こう岸にある場合は AaBb,abCd. と表すことにする。
つまり,コンマ "," が川で,ピリオド "." がボートである。
この約束の下で,例えば次のような17回の移動で全員を無事に向こう岸に渡すことができる。
00:AaaBbbCd.,
01:AaaBbb,Cd.
02:AaaBbbC.,d
03:AaBbb,aCd.
04:AaBbbCd.,a
05:BbbCd,Aaa.
06:ABbbCd.,aa
07:bbCd,AaaB.
08:BbbCd.,Aaa
09:Bbb,AaaCd.
10:ABbb.,aaCd
11:bb,AaaBCd.
12:Bbb.,AaaCd
13:b,AaaBbCd.
14:bCd.,AaaBb
15:d,AaaBbbC.
16:Cd.,AaaBbb
17:,AaaBbbCd.
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます