ずっと具合の悪かったもぐ(♂)が、相変わらずガリガリに痩せているものの、自分で水や食事を摂るまねに回復した。
それはそれで良いことなのだが、あちこちウロウロする探検隊モードが全開で、ちょっと困った事態になりつつある。
僕が寝そべっているすぐわきにあるタンスの上に上がり、しばらくあたりを調べたのち、こっちをじっと見下ろしてくる。
お、おい、まさかこの柔らかい腹の上に飛び降りるつもりじゃないだろうな⁈
体重は2kgしかない痩せっぽちなので、1mほどの落差を飛び下りて踏んづけられようとも、おそらくそれほど辛くはないだろうが、みぞおちなどの急所にヒットしたり、まったく不意打ちで乗っかられては、きっとグエッとなる。
どうやらもぐもその辺りのことは心得ているようで、隣の低い段に移ってから階段を降りるように僕の上へとたどり着くのだが、いつそのプロセスをすっ飛ばして勇敢にもピョンとダイレクトに飛び下りてくるか、気が気ではない。
いつこと切れるか気が気ではなかった一頃に比べれば、うんとマシな心配事ではあるのだが。
それはそれで良いことなのだが、あちこちウロウロする探検隊モードが全開で、ちょっと困った事態になりつつある。
僕が寝そべっているすぐわきにあるタンスの上に上がり、しばらくあたりを調べたのち、こっちをじっと見下ろしてくる。
お、おい、まさかこの柔らかい腹の上に飛び降りるつもりじゃないだろうな⁈
体重は2kgしかない痩せっぽちなので、1mほどの落差を飛び下りて踏んづけられようとも、おそらくそれほど辛くはないだろうが、みぞおちなどの急所にヒットしたり、まったく不意打ちで乗っかられては、きっとグエッとなる。
どうやらもぐもその辺りのことは心得ているようで、隣の低い段に移ってから階段を降りるように僕の上へとたどり着くのだが、いつそのプロセスをすっ飛ばして勇敢にもピョンとダイレクトに飛び下りてくるか、気が気ではない。
いつこと切れるか気が気ではなかった一頃に比べれば、うんとマシな心配事ではあるのだが。