担当授業のこととか,なんかそういった話題。

主に自分の身の回りのことと担当講義に関する話題。時々,寒いギャグ。

恐ろしいことを考えた。

2014-02-03 23:41:07 | 爺ネタ
今日は,節分。

夜,近所のスーパーに豆を買いに行ったら,昨日まであった節分コーナーはひな祭りコーナーに取って代わられていた。
恵方巻きはまだ残っていたが,そこそこのお値段がするし,黙って食べると喉に詰まらせそうなので,今年も見送ることにした。

ところで,スーパーに向かう途中,近所の家から豆まきの掛け声が聞こえてきた。平日だと家族がそろうのは夜だから,そんな時分に豆まきをしていたということだろう。

それで思いついた「こんな節分は嫌だ」二話。



第一話:とある家族の悲惨な体験。

「じゃ,そろそろ豆まきしようか。」
「はーい。」

(ガラガラッ)

「鬼はー外,福はー内!」

「イテ!こら,ガキども,何さらしてくれるんじゃい!おかげで怪我してもうたやないか。ちょっと治療費のことで相談させてもらうわ。」

夜だったため,通行人の男に気づかず,豆をぶつけてしまったらしい。鬼の形相で怒るクレーマー風のその男は,その家にずかずかと入り込んで来た。

鬼が逆ギレして,家から追い出されるどころか幸せな家庭に入り込み,一家を恐怖のどん底に突き落とす,そんな不幸な物語。



第二話:とあるサラリーマンの悲壮な体験。

家で節分の豆まきをするため,男は残業をせずに家路を急いだ。

(ガチャッ)

「ただいま~!」

「今よ!」

「くらえー!鬼はー外!鬼はー外!」

「イテッ,イテテテ!お前たち,どうしたんだ。パパに思いっきり豆をぶつけるなんて・・・!」

子供たちの背後には,暗い残酷な笑みをたたえる妻の姿があった。

マイホームが実は鬼のすみかだったという,そんな恐怖の物語。



全国各地で執り行われる豆まき行事,節分。
ここに述べたのは架空の物語であるが,どこかで,もっとずっと恐ろしいことが起きているのではないか。そんな気がしてならない。(完)
コメント
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