夜,電車のホームの黄色い点字ブロックの上に枯葉そっくりの蛾を見つけた。
シャクガなのだろうか。結構大きかった。
蛾を踏まないようによけて鞄を地面に下ろし,芥川の作品を手に取り,一二分と短い時間だが読みふけっていたら電車が来るとのアナウンスがあった。
乗り込む準備のため鞄を手に取ろうとしたら,取っ手に緑色の見慣れぬ物体がくっついていた。
その緑色は手を近づけたらピョンと跳ねた。
バッタなのだろうか。しかしなぜ,こんな夜に?と思ってよく見ると,アオマツムシだった。
今ちょうどアオマツムシの季節である。木の上からうるさいほど聞こえてくる「リーリー」という鳴き声の主である。外来種だそうで,かなりたくさん繁殖している。
地面で鳴く茶色いはずのマツムシは,鳴き声を聞いたことはあるが姿を見たことはない。
シャクガなのだろうか。結構大きかった。
蛾を踏まないようによけて鞄を地面に下ろし,芥川の作品を手に取り,一二分と短い時間だが読みふけっていたら電車が来るとのアナウンスがあった。
乗り込む準備のため鞄を手に取ろうとしたら,取っ手に緑色の見慣れぬ物体がくっついていた。
その緑色は手を近づけたらピョンと跳ねた。
バッタなのだろうか。しかしなぜ,こんな夜に?と思ってよく見ると,アオマツムシだった。
今ちょうどアオマツムシの季節である。木の上からうるさいほど聞こえてくる「リーリー」という鳴き声の主である。外来種だそうで,かなりたくさん繁殖している。
地面で鳴く茶色いはずのマツムシは,鳴き声を聞いたことはあるが姿を見たことはない。