英語と子育て

英語を通して子どもたちの夢をサポートするブログです

先駆者にみるチャレンジ精神

2019-06-11 | その他
大河ドラマ「いだてん」の視聴率が低いとSNSなどで読みましたが、個人的にはハマっています

脚本がクドカンこと宮藤官九郎ですから、流れに勢いがありますし、ユーモアもたっぷり、大声で笑ってます(家人にもう少し小さい声で笑って、と言われてます)

主人公が前半後半と二人仕立てで、またいくつかの話がスパイラルに絡んでいて息が抜けません。

あっという間の45分です。

それにしても豪華すぎる役者陣、すごい。。

     

現在主人公の「金栗四三」はストックホルムのオリンピックに日本人で初めて出場したマラソンランナーですが、オリンピックの敗退後、箱根駅伝を考え出した人でもあります。

お正月は我が家でもテレビをつけて応援していますが、こうして私たちに勇気と感動を与えてくれる大会が、こんなふうに生まれたんだと、納得しました。

何より、今でこそ当たり前に出場している「オリンピック」に、かつてどうやって日本が出場できるようになったか~新しい発想を持った人たちがチャレンジします。

「マラソン」という競技が知られていない中、足袋からランニングシューズへと進化させるあたりも、足袋職人の技が不可欠でした。

また貞淑かつ良妻賢母を掲げる女子教育の中、女子は着物、袴着用だから走ることもできなかったそう。

女性は「結婚=丈夫な子を産む」のが役目と定められ、それでも四三は「丈夫な子どもを産むためには女子が身体を鍛えなくてはいけない」と説きます。

そうして女子が「運動」に目覚め、それをたくさんの人達が支えて、今の私たちの「体育」という教科につながっていることを知れば知るほど、先駆者たちの熱い思いに毎回感動しています。

何事も前例がないことを新たに始めるということは、苦悩も試練もありますが、そういうチャレンジ精神が私たちの生活を新しくし実りあるものにしていくんだと思います。

いや~私は「凡人だから」と思わないで、小さいことでも新しいことを思いついたらトライしてみる精神を持ち続けたいな、と、このドラマを見るだびに思っています。

みなさんは、どうですか?

チャレンジ精神ありますか?

「ぼーっと生きてるんじゃないよ」と言われないようにしないとね