英語と子育て

英語を通して子どもたちの夢をサポートするブログです

Whyを追求する

2018-08-02 | 英語学習
先日、スクール入校希望の帰国子女で小学校5年生の男の子2人のインタビューをしました。

いろいろ質問していくうちに、やっぱりな!という発見がありました。

二人とも、考える時に腕組をして片手の人差し指を顎やほっぺに触れて、ちょっと首をかしげて考えます。
その仕草がなんともかわいい。
結構つっこんだ質問もするのですが、決して'I don't know.'とは言わない。

ここが多くの日本人の子どもと大きな違いだと思いました。

わからないなりにも、とりあえず、思ったことを言うきっとそういう教育を受けているんだろうと思いました。スキルとしても身に着いている。

あるいはご家庭でも親御さんがきちんと子どもの言うことに耳を傾けて、待っててあげているのかもしれません。

スクールの子どもたちの中にも「わかんな~い」とか'I don't know.'と反射的に言う子がいますが、(私がいつも息子たちに言っていたように)「キミの頭はピーマン(中身がからっぽ)か!」といいたい

頭は飾りじゃありません、使ってこそ価値があるのです。

おそらくこれは私のスクールだけじゃなくて、日本全体の姿かもしれません。

そんな記事が朝日新聞に掲載されていました。





先週、私の教え子でニュージーランドの留学から帰ってきたChiseちゃんと会いました。

私   「どんな授業があるの?」
Cちゃん「毎日ディスカッションの授業があるんですが」
私   「毎日あるの?」
Cちゃん「はい、毎日あるんですが、何も言えなくて。。。ほかの国の留学生は発言するんですが
私   「それは英語力のせい?」
Cちゃん「それもありますが、とにかく自分の知識と意見がなさすぎて、情けなくなりました

それを学んだだけでも留学に行った甲斐があるというものです 

これから就職活動にはいる、できれば英語を使う仕事に就きたいというので、Asahi Weeklyを毎週読んでコラムを選び、意見を私にLINEするってのはどう?と提案したら、

「是非お願いします」とChiseちゃん、にっこり

毎週、フムフムと言いながら彼女から送られてくるLINEの意見を読んで、コメントしています。

子どもだけじゃなく、私たち大人もWhyを追求していく癖をつけていかなければいけないですし、子どもたちのロールモデルになるべく意識を高めないといけないですね。

みなさんは子どもたちのロールモデルとして、どんなことができますか?