英語と子育て

英語を通して子どもたちの夢をサポートするブログです

人と人とが出会う場所~「リニモでワールドラリー」開催

2012-10-09 | その他
プレゼンテーションの極意を聞いたような気がしましたーー「少なくても1回は笑いをとる。関西でうけるネタは米国で、関東のネタは英国で受ける」

 知りませんでした、そうなんですか!  

 昨日ノーベル医学生理学賞を受賞した山中さんの話です。米国留学中に学んだプレゼンテーション。

 「目線をスクリーンにばかり向けちゃダメ」
 「レーザーポインターを振り回さず、一カ所に止めて説明して」

 なるほど  思わず自分の学会でのプレゼンを思い出してしまいました。

 確かにユーモアセンスのあるプレゼンターには引きつけられます。3分に1回は人を笑わせるユーモアを、というのが一般のアメリカ流。日本語でも言えないジョークを英語で言えるわけがなく、日々ネタを仕入れて訓練するしかないでしょう。それにも増して、人とたくさん話すことが基本です。

 人から聞いたネタは5人の人に伝えよ、と言われます。5人に伝えれば自分のネタとなります。最初はメモを見ながら伝えているうちにメモなして伝えられるようになります。そうして知識を増やし、人とのコミュニケーション能力をアップさせることができるのです。

 昨今、私が子育てした頃とは大分地域の様子も変わってきました。「子ども会」というものが崩壊したり、近所で取り組んでいた廃品回収も業者に委ねられたりしてしまって、いろんな人と話す機会が減りました。大人に限らず、これは子どもにとっても「危機」だと私は思っています。

      

 そんな状況の中で、一昨年、子どもから大人まで国際理解を目的としたNPO 「フィール・ザ・ワールド」を仲間と立ち上げ、理事として活動しています。

 この11月3日(土)も今年3回目となります「リニモでワールドラリー」を開催します。ここには、高校生・大学生を中心としたボランティアが100名ほど参加して手伝ってくれます。

昨年、韓国ブースで着た民族衣装やお話に興味を持って、それがきっかけで後日初めての海外旅行として韓国に行かれた、という方もいらっしゃいました。こういうきっかけ作りができたことは大変嬉しいことです 

 これからの社会は人とのコミュニケーションの力がどれだけついているかが勝負の時代となってきます。そういう意味においてもたくさんの若者に、世界に目を向けつつ、コミュニケーションスキルを磨くチャンスを提供していきたいというのが私たちの願いです。

 より多くの方が活動の場のひとつとして集まってくれて、よりたくさんの人と知り合い、将来に活かしていただけたらと思います。
 
 ボランティアだけでなく、参加者も本日より募集開始です。是非、みなさまもお友達お知り合いお誘いの上、ご参加ください。

 当日は私も「日本ブース」におりますので、お声をかけてくださいませ。