英語と子育て

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日本は「ニホン」?それとも「ニッポン」?

2020-06-19 | 教育一般
いきなりですが、みなさんに質問です。

「日本銀行」→ → → →どう読みますか?

 ニホンギンコウ
あるいは
 ニッポンギンコウ
  ↓
  ↓
  ↓
さてどちらでしょう?

正解はお手持ちのお札を見てみてください

「NIPPON GINKO」と書いてありますね、

そうです 「ニッポンギンコウ」です 


かくいう私、ず~っと「ニホンギンコウ」と呼んでいたような気がします。 

では、私たちが住んでいるこの国の正式名称(国号)はどちらでしょうか? 

政府の統一見解は、東京オリンピックのときに最終的に決められてそうですが、「ニッポン」です。

でも私たち個人が発音するときはいろいろですよね。

たとえばオリンピックで応援するときは「ニホン!」「ニホン!」じゃなくて「ニッポン!(チャチャチャ)」ですね 

音声的にはっきりしていることは、

 「ニッポン」のほうは/p/という破裂音の前に促音「っ」があって、全体で4拍
 「ニホン」は破裂音がなくて、全体で3拍

という違いがあります。

ということは、

「ニッポン」はとても勢いがある一方、「ニホン」は何度も続けて言うときに楽チン、という事実があります。

先日高学年の子どもたちのレッスンで、どういう違いがある? と聞いてみたところ、

「ニッポン」の方が勢いがあって、言ってると楽しくなる と言ってくれた子がいました。

もっとおもしろいのは、東京の「日本橋」

東京では「ニホンバシ」といい、
大阪では「ニッポンバシ」といいます。

また、「日本髪」な「ニホンガミ」ですが、
「日本刀」は戦時中「ニッポントウ」と呼ばれたそうです。

「日本」の呼び方にもいろいろあっておもしろいと思いませんか? 

もしまわりに小学生のお子さんがいたら、聞いてみてくださいな。