英語と子育て

英語を通して子どもたちの夢をサポートするブログです

コロナ時代を生きるということ

2020-05-23 | その他
関東を除いてほぼ緊急事態宣言が解除されました。

この三か月は今まで経験したことがない日々でしたね。

みなさんはどんなことを考えましたか? 何を思いましたか?

個人的な思いですが、今回のこのコロナには何か神様の啓示あると思っています。

去年からアメリカ、カナダ、アマゾン、オーストラリアで尋常じゃない山火事が起きて多くの人が避難(私の友人もたくさん)し、コアラは一万頭近くも死んでしまった。

海はプラスチックごみで相変わらずあふれて魚は死んでいるし、氷は解けているし、地震津波の災害で日本も壊滅的被害にあいました。

絶対何かおかしい、なんとかしなくちゃいけない、と誰もが思っているはずなのに、情勢はまったくよくならない。

全部私たちのせいです 

私たちが好き勝手してきたせいです。

私たちは大きな罪を犯し続けました。

そこにきたのがこの「コロナ」です。

外出自粛の中、人が外にでかけなくなって、川は澄んで魚が戻ってきたり、車が減って空気がちょっときれいになったとか、ゴミが減ったとか、無駄な診療が減って保険料の支出は減るだろうし、何より家にいる時間が増えて、ほかの人はどうしてるんだろう、大丈夫だろうか、と思いやる時間が増えました。

不便はありますが、悪いことばかりじゃありません 

いったい何が私たちに必要なのか、何をしなくちゃいけないのか、みんなが考えました。 それも地球規模で。

世界中の人が、医療従事者を励ましました。 その勇敢な働きに誰もが敬服し、勇気づけられました。

そして、私自身、神様は何を私たちに伝えたいのか、考えることができました。

もう過去には戻れないし、戻らない。 

「新しいライフスタイル」という言葉が生まれましたが、その新しい日常を心して歩みたいと、と私は思うんです 

先日読んだ本 「コロナの時代の僕ら」  パオロ・ジョルダーノ 著



2020年3月コロナが爆発的に広がったイタリアから発信したエッセイをまとめた本です。

二週間前に朝日新聞で取り上げられました。 著者は数学学者であり小説家。

どうしてこんなことが起こったかーー全部僕らのせいだ、という言葉が胸にささります。

「日々を数え、知恵の心を得よう。
この大きな苦しみが無意味に過ぎ去ることを許してはいけない。」

と結んでいます。

この機会に元どおりに戻って欲しいこと、欲しくないことを考えてみませんか。

あとがき「コロナウィルスが過ぎたあとも、僕が忘れたくないこと」のページが沁みます。

みなさんに読んで欲しい一冊です。