英語と子育て

英語を通して子どもたちの夢をサポートするブログです

夏休みは映画でリスニングの力をUP

2014-08-15 | 英語学習
小学校から高校まではとっくに夏休みにはいっていますが、大学は8月の第一週まで試験があり、私もやっと採点評価が終わって夏休みに入りました。

この夏休みは「積読」状態の書籍とDVDと格闘です 

私が観る映画のDVDは大人向けの邦画から子ども向けの洋画まで多種に渡りますが、映画の場合、ちょっとしゃれた言い回しとか、知らないフレーズは今でも書き取るようにしています。

これは大学時代の恩師であり、「モード転換」というメソッドを提唱している近江誠先生が教えてくれた英語力アップのひとつの方法です 

学生時代は時間にも余裕がありましたし、映画も3本で1000円なんて時代でしたから、授業が休講、なんてことがあれば即映画館に直行しました。

近江先生が教えてくださった通り、小さいノートと鉛筆を持参して、聞き取れた単語や知らないフレーズを、真っ暗な映画館の中で走り書きをしました。帰宅してから、読めない文字を解読しつつ意味を調べたりしたものです。

映画には言語以外にもその国の文化を知ることもできるので、絶好の教材となります。

    

さて、この夏休みの間、スクールの子どもたちには「映画を見てリスニングアップ」と題した宿題を出しました。

小学生から高校生まで、教材となりそうな映画をリストアップしました。小学生用には子どもがでてくるもの、日常会話が中心なものを選びました。’E.T’や’Toy Story’などがあります。

年齢が大きくなるにつれて社会的なものもリストにいれてみました。

子どもたちは映画を見て、聞き取れた単語を書いたり、登場人物を書き出してみたり、ストーリーを要約するワークシートを仕上げて、夏休み明けには提出することになっています。

映画もただなんとなく観るのではなく、「何か聞き取れるかな?」と集中して聴きながら観ているとより一層楽しくなります。ただ聴いているだけではわからなくても、映画はビジュアルから意味を理解することができます。

それに1時間ダラダラと聴いているより、5分間集中して聴く方が、リスニングの力は伸びます。

時間に余裕のある夏休みこそ、映画をたくさん観て、リスニング力のUPにつなげて欲しいな、と想っています。



追記
私が大好きな名優 ロビン・ウィリアムズが、去る8月11日、63歳の若さで亡くなってしまいした 
「ミセス・ダウト」「ジュマンジ」「今を生きる」「グッド・ウィル・ハンティング」など多くの子どもたちや若者に観て欲しい映画に出ていました。本当に残念です。
ご冥福を祈ります。