英語と子育て

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日記を書こう

2011-10-05 | 英語学習
私は中学生の時から日記を書いています。ここ10年くらいは「五年日記」や「三年日記」をつけています。書く欄もそれほど大きくないので一日の出来事をさっと書く時と、数日まとめてじっくり書く時などいろいろあります。

 日記のことを英語では'Diary'や'Journal'と呼びます。この違いはなんでしょうか?

 diary: 日記、個人の日誌、スケジュール帳、年間覚え書き帳
 journal: 日記、日誌、議事録
  (ジーニアス英和辞典より)

 Diary: a record of actions or what they have done.
Journal: a record of reactions. Mostly about the student and as such is writing about themselves, their ideas, thoughts, dreams and opinions.
('Creative Writing' by Linda Chapmanより)

 これらの定義からすると'Journal'には出来事だけでなく、自分が感じたこととか意見なども書くことものとなります。

 私のスクールでも'Journal writing'をレッスンにいれているクラスがあります。低学年ではDiary(日記)が中心になりますが、年齢が高くなってくるにしたがって、Journalを書き始めます。

 まず講師がトピックスを与え、それについてみんなで意見交換をします。これを'Brainstorming'(ブレーンストーミング)と呼び、ここでみんなが持っているアイデアをキーワードや文にしてwebで表して書き出していきます。

 この'Pre-writing'(書く前の段階)がとても重要です。なぜならアイデアなくして物は書けないからです。

 そして次にこれをもとにDraftと呼ばれる「下書き」をします。アイデアをとにかく文で書いていくのです。それを読み直しては書き直して仕上げていくのがライティングの授業です。

 さてこのようにライティングの力をつけるためには2つのポイントが重要です。

 どんな話題にも敏感になり、好奇心を持ち、自分の意見を持つこと。
 「書く習慣」をつけること。

 では、「子ども新聞」や本を読んで情報を仕入れ、家族で話題にするといいですね。

 そしてでは「日記」を書くことをお勧めします。

 私が中学高校の時代は「交換日記」なるものがはやっていて、友達と一日交代でノートにいろんなことを書いて交換していました。
今思うと結構な量を書いていて、卒業時には何冊もたまって、二人で分け合ったのを覚えています。

 次男が小学校にはいった頃は夫の帰宅も遅く、会話がなかなか持てないことを理由に、夫と次男はこの交換日記をしていました。低学年ですからたいしたことは書けなかったのですが、夫は読むのをとても楽しみにしていて、次男もせっせと書いていました。

 家庭でも工夫すれば「書く」ことに慣れて、好きになってくると思います

 まずは母語(日本語)で「書く」習慣をつけてみましょう。