身近な自然となかよくblog (旧「菊名エコクラブblog」)

自然環境と調和した持続可能な社会を!

by NACS-J認定 自然観察指導員 松田 照之

昨日2019年4月22日の出来事

2019年04月23日 10時25分00秒 | その他
近々に紹介させていただきますが、25年くらい前に港北区役所から「港北区の自然とわたくしたち」という本が出版されました。
私もその執筆者の一人として、名を連ねさせていただいています。
また、その後、続編として「港北フィールドガイド」という港北区内の身近な自然のガイドブックも出版されています。

昨日、その頃の先輩に道でバッタリ会い、このような話をされました。
「以前は港北区にも身近な自然を大切にするための活動をする人が何人もいたが、今ではいなくなってしまったようだ。」
「役所の担当者がそういう人たちを集まる場を作っていたのだけど、そういう担当も役所からはなくなってしまったようだ。」
「・・・松田君、ガンバって!」
協力できることはしてくれるという意味合いで言ってくれたのだと思います。

身近に自然や自然の生きものたちが残っている限り、そしてそれらと親しむことを楽しみにしている方たちがいる限り、私はガンバります!
それは身近な自然も水と緑の地球の自然の一部であり、その中に生きる生きものたちも生命の星地球に生きる生命の一部だと思うからです。
私たちは地球人として、また古い時代から自然と共存する文化を持ってきた日本人として、これらの自然や文化を先人たちから受け継ついでいるのだということ。受け継いだ私たちが次世代へと伝えていく必要があると固く信じています。

やれることはまだありますが・・・

2019年04月23日 09時36分03秒 | 篠原園地
篠原園地の自然環境、その中に昔から見られる木々や野草、野鳥、ヒキガエルやトカゲ。
こうした自然や生きものたち、そしてそれらと親しむことを楽しみにしている方たちのために、私のできることはまだあるとは思います。

しかし非常に残念ながら、私の長年のそうした活動も空しく、篠原園地からはどんどん自然や自然の生きものたちと親しめる場所や機会が減りつつあるということは、篠原園地の現状を見ていただければ、わかっていただけると思います。

それだけ自然や自然の生きものたちを嫌う人たちの声が強く、管理者も、そちら側の声の方を聴いて動いているという現状があります。
私自身もこうした人たちに嫌われ、敵視されています。実際、管理者側からも乱暴と感じられる対応を受けています。
ただ、まだできることがある以上は、私はそれをやり続けるつもりではいます。