前回記事で「ヤゴ救出」のために野外プールの下見したと書きましたが、その時に子ガエルが何匹も見られました。
ほとんどがカエルになっていましたが、中には、まだオタマジャクシのものもいました。これはヒキガエルのオタマジャクシです。
私が子供の頃は、家にも、近所にもヒキガエルが見られました。菊名池にも、たくさんのヒキガエルが産卵しにきていました。
しかし時代の流れとともに、
●地面が舗装化
●家と家との庭がコンクリートブロックなどによって分断
●池(菊名池など)の生態系のかく乱
といったことが進んできました。
そのためヒキガエルの住めない環境が広がり、今ではあまり見られなくなってしまいまったのです。
しかし篠原園地にはまだ、ヒキガエルが住み着いています。
4月から5月は元来、オタマジャクシがカエルになって池から旅立っていくという、この季節にしか見られない光景が見られる季節なのです。
オタマジャクシがカエルになるんて、小学校の教科書にも載っていることでしょう。
ですが実際に、身近なところで毎年のように、このような光景が見られる場所は、市街地ではほとんどなくなっているのではないでしょうか?
これからも、こうした光景が毎年見られるよう、菊名エコクラブの活動を続けていきたいと思います。