身近な自然となかよくblog (旧「菊名エコクラブblog」)

自然環境と調和した持続可能な社会を!

by NACS-J認定 自然観察指導員 松田 照之

菊名エコクラブの役割

2006年08月22日 14時11分02秒 | ★菊名エコクラブについて
 「菊名エコクラブ」は自主的なボランティア活動を行っている、市民による任意の小団体です。


 経済性や合理性が優先されている現在の社会の中では、見落とされている大切なことがたくさんあります。
 例えばそれは、命のあるものを大切にすること。
 そこに野草や樹木が生え昆虫や小鳥が住んでいても、効率的な土地利用のためには、おかまいなしに容赦なく自然環境が壊されていっているのです。

 その一方でというべきか、そのためにというべきか・・・、ヒートアイランド現象や生物の絶滅などが起こり、他の環境問題とも相まって大きな環境問題となっているのです。
 また、自然とふれあうことのほとんどない市街地での生活は、自然環境や生きとし生けるもの(野生の動植物たち)の尊さなんて忘れたっきりにもなってしまいます。


 しかし、だからこそ、そんな市街地での生活の中でも、郷土の自然環境や自然の動植物たちを愛しむ気持ちを取り戻し、実行していくことは大切ですし、必要なことではないでしょうか?

 そのために「菊名エコクラブ」は存在します。
 「菊名エコクラブ」は身近な自然とふれあって、楽しく自然環境について学習しながら、地域の自然環境を大切にする活動を行っています。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

篠原池の自然観察

2006年08月22日 13時27分58秒 | 1-1.菊名エコクラブの町なか自然教室
菊名池の自然観察に引き続き、篠原池の自然観察もしようと思っています。

未決定ですが、9月23日に行おうと思っています。

目的は菊名池との比較です。

詳しいことは決定次第記載します。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

菊名池の自然観察

2006年08月22日 12時19分28秒 | 1-1.菊名エコクラブの町なか自然教室
前回、菊名池に関して記載したことの関係もあって、久々に菊名池の自然観察を行うことにします。

日時などは次のとおりです。


●日 時
 ・9月9日(土) 午後2時半から(午後4時には終わります。)

●集合場所菊名池
  臨港バス「菊名橋」停留所側の公園入口

●持ち物
  筆記用具、水生生物捕獲用の網、観察用の容器など

●参加量
  300円程度(観察用資料配布のため)を予定

●申し込み
  9月4日(月)までにメールにてお願いします。

●目 的
 ・菊名池に生息する生きものには、どんなものがいるかを知ること。
 ・秋に改修される(工事が始まる)ので、その後の変化との比較のため。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

会合のお知らせ

2006年08月21日 11時17分08秒 | 1-1.菊名エコクラブの町なか自然教室
次回の活動は「会合」となります。

いままで菊名エコクラブの活動にご参加いただいたみなさん、菊名エコクラブの活動(地域的な自然保護系の活動や環境共生)に関心のある方を対象とします。

日時や内容は次のとおりです。



●日 時
  2006年9月2日(土曜日) 午後2時半~午後4時

●場 所
  篠原園地プール内事務室

●持ち物
  筆記用具。あらかじめ意見を考えておいていただけると助かります。

●申し込み
  8月31日(木)まで、メールにてお願いします。

●内 容(議 題)
  次の内容について、みなさんのご意見を集めます。

  ①篠原園地の野外プール部分についての今後
  ②「砂田川の自然観察」を行っての課題
  ③菊名池の改修について


●参加費
  1組(家族)50円 いつもの連絡などに経費がかかるので、よろしくお願いいたします。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

菊名池の改修

2006年08月20日 12時08分08秒 | 2-4.菊名池
菊名池がこの秋に改修されます。
詳しくは下記、港北土木のホームページをごらん下さい。

http://www.city.yokohama.jp/me/kohoku/doboku/osirase/news/17nendo/kikunaikekouenchousa.html


菊名エコクラブは現在、篠原園地を拠点に活動していますが、その前身は「菊名池ネイチャークラブ」で、菊名池を拠点に活動していました。
大きな活動としては「菊名池 ハスの収穫祭」という環境イベントを行いました。

http://www.townnews.co.jp/020area_page/01_thu/01_koho/2002/09_26/koho_top1.html


ところが菊名池では、このような活動を定着させることが困難だっのです。
現在の菊名池は、自然環境の保全活動がしにくい社会的環境にあるということができます。

とはいっても、菊名池はやはり、町なかに残された貴重な自然。野生の動植物たちの貴重な住み場所となっています。
こうした生きものたちのためにも、今回の改修がどのように行われるかは注目する必要があります。

菊名エコクラブでは、今回の改修工事に対して意見書を提出しようと考えています。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今回の観察結果からの課題

2006年08月19日 17時38分20秒 | 2-3.砂田川
私たち「菊名エコクラブ」は、昔から地域に住み続けている動植物たちや自然環境と楽しく親しみながら学習し、大切にしていくことを目的に活動しています。

「菊名エコクラブ」が活動拠点としている篠原園地では、公園管理事務所の方々に提案の上、この目的のための活動を3年間続けてきました。
ですから篠原園地では、これからもこのようにして活動していくことができると思います。

しかし、年に1度しか活動しない砂田川では、事情が違います。
ですが3年間観察を続けてきて、今回、砂田川に良くない変化が起こっていることを確認したのは大きなことだと思います。


砂田川は私たちの普段の活動場所ではありません。
そういうこともあって、砂田川の自然環境や生きものたちのために、担当している事務所に報告や提案をしても、あまり良い回答は返ってこないかもしれません。
もし本当にそうだとしても、みなさん、ガッカリしないでください。
やるだけやってみることは大切なことだからです。

今回の観察結果を報告して、砂田川が汚い川になってしまわないよう、また、元いた生きものたちが戻ってこれるよう、対策を立ててもらうキッカケにしてもらいたいということ。
これが、今回の観察結果からの課題です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

砂田川の変化について

2006年08月18日 17時37分14秒 | 2-3.砂田川
砂田川の変化に気づいたのは、実は、水の中の生きものたちを観察しようと川の中に入った瞬間でした。
川底がヌメヌメしていて滑りやすく、しばらくするとズボズボッと足が川底にのめりこんでいくのです。
昨年までは、川底は小石を敷きつめたような環境だったために締まっていて、足がズボズボと深くのめりこむことはありませんでした。

良くみると、川底表面に赤土がかぶさっているところと、灰色の粘土質になっているところがあります。
表面が赤土のところを少しほじくってみると、やはり灰色の粘土質の土が出てきます。
この粘土質のところがヌメヌメするのですが、この土は、どうも酸欠状態のようでした。
川の中の生きものたちは、新たに見られるようになったものもいますが、昨年まで見られたものの中には見られなくなったものもいます。
これは川底の環境が変化したため、川底が酸欠になり、そのために生息する生きもの種類も変化したということが考えられます。

砂田川に何が起こって、このようになってしまったのかはわかりません。
上流の方で工事が行なわれ、土が流れてきて川底を覆ってしまい、酸欠になってしまったのでしょうか…?
はっきり言えるのは、川底が酸欠状態になるというのは良くないということ。
そして、砂田川に特有だったきれいな水の川に住む魚、ウキゴリなどが見られなくなったということです。

これは川の中に入ってみなければ、わからないことでした。
外から見ただけでは、わからなかったと思います。
港北区に残された貴重な清流、砂田川。
その砂田川も、再び汚れてきてしまっているようです。
平成8年の再整備で、きれいになり、生きものたちがせっかく戻ってきたのですから、なんとか、平成16年・17年のような状態に戻ってほしいものです。

★写真は今年の河床(川底)の様子です。
 灰黒色の様子がわかりますか…?

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

昨年までと様子が違いました

2006年08月17日 17時33分00秒 | 2-3.砂田川
 一つ前の記事で、今年の「砂田川の自然観察」で観察できた生きものたちを紹介しましたが、生きものたちだけを見ても、昨年までとは様子が違いました。

 昨年までは、川底は礫質(小石を敷き詰めたような環境)で、ウキゴリというハゼの仲間が数匹捕獲できました。
 ギンヤンマの幼虫(ヤゴ)も大きいものが何匹か捕獲できましたし、アカトンボ系のヤゴも
今年よりも捕獲できましたし、一昨年はナマズの稚魚も2・3匹ほど捕獲することができました。

 今年は、川底は泥質(泥がたまった状態)ウキゴリは1匹も捕獲できず、ギンヤンマの幼虫も小さいものが1匹捕獲できただけでした。
 その代わりに、正体不明の魚の群を見ることができましたが、砂田川に決して小さくはない変化が現れています。
 一体、砂田川に何が起こったのでしょう…。

★写真は昨年まで見られたウキゴリです。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今回、砂田川で観察できた生きものたち

2006年08月16日 17時28分35秒 | 2-3.砂田川
8月5に行なった「砂田川の自然観察」…

今回観察できた生きものたちは、次のとおりでした。

・歩きながら川で観察できたもの

 ・植 物:ガマ、クレソン
 ・鳥 類:カルガモ、セグロセキレイ
 ・昆虫類:アゲハチョウ、キアゲハ、シオカラトンボ
 ・周りの環境:住宅地、畑、雑木林


・川に入って捕獲できた生きもの

 ・爬虫類:ミシシッピーアカミミがメ(1)
 ・魚 類:メダカ(成魚:1、稚魚:数匹)、正体不明の魚(5~10cmくらいの魚の群)
 ・昆虫類:ギンヤンマの幼虫(1)、アカトンボ系の幼虫(1)、コカゲロウの仲間
 ・河床の様子:泥質
 ★正体不明の魚は、捕獲することができななったために正体がわかりませんでした。
  捕獲して正体をつきとめることが、近々の課題です。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

砂田川の自然観察

2006年08月15日 17時25分01秒 | 1-2.活動 その後
8月5日、砂田川の自然観察を行ないました。
「菊名エコクラブ」は篠原園地を拠点に活動していますが、
港北区にある色々な自然を知る目的で、年に1度、夏に「砂田川の自然観察」を行ないます。

「砂田川の自然観察」も今年で3回目。
今回は6組8名の方が参加されました。

集合場所から500mほど歩きながら、川の概観や周りの環境を観察した後、
川の中に入って、水の中の生きものたちを捕獲して観察しました。

詳しい結果や今後の課題については、新たに「砂田川」のカテゴリーを立ち上げて記載します。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

砂田川の自然観察

2006年08月04日 15時17分51秒 | 1-1.菊名エコクラブの町なか自然教室
横浜市港北区に残された清流、砂田川の自然観察を行います。

港北区ではほとんど残っていない清流。
港北区では砂田川以外に見られないような生きものたちが、何種類も住んでいます。
そんな砂田川の自然や生きものたちを観察しましょう。
写真は昨年の時のものです。

たくさん歩くので、飲み物や帽子を用意してきてください。


<以下、状況によって書き換えします(8月4日に書き換えました)>

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

■日  時:8月5日(土) 14:30~16:00

■集合場所:

  最寄り駅:JR横浜線・横浜市営地下鉄線 新横浜駅 から
  1番乗り場市営バス120、121、129系統バスで約3分
  「港神境」停留所下車 当バス停前に午後2時半 集合

  地図はこちらのURLに接続して、ごらん下さい。
  http://www.mapion.co.jp/c/here?S=all&F=mapi3722402060804151634

■参加費 :300円

■持ち物 :川の中に入るので水の中に入っても良い服装とくつ。
      筆記用具。
      暑さ対策のため、帽子、水筒など。

■申し込み:お早めにこちらまでお申し込みください。(kec-tm@mail.goo.ne.jp)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする