身近な自然となかよくblog (旧「菊名エコクラブblog」)

自然環境と調和した持続可能な社会を!

by NACS-J認定 自然観察指導員 松田 照之

本日(2014.11.23)の活動報告

2014年11月24日 20時13分39秒 | 2-5.篠原池
昨日(2014.11.23)予定していた篠原池の自然観察&ゴミひろいの活動
報告です。
参加者は1名もいらっしゃらなかったのですが、主催者側の私1人で
決行しました。

原則立ち入り禁止となっている生物保護区域から池の中に入り、生き
もの探すと同時に、池の中に落ちているゴミも集めていきます。

管理事務所のKさんが見守ってくださいましたが、Kさんには初めて篠原
池の生きものたちについて説明をさせていただきました。


毎回の生きもの探しとゴミ拾い。
いつも同じ内容ですが、こうした地道な活動にとても意義があると思
っています。
大きな目立つ活動をたまにやるよりも、定期的に同じ内容の活動を繰
り返すという意味です。

なぜなら今の時代は、私たち人間が自然環境に与える圧力が原因で、
それまで当たり前にいた生きものたちが、知らず知らずのうちにいなく
なってしまうためです。
こうしたことを防止するためには普段から自然の様子を見て、良くない
変化に早めに気づくことがまず大切なのです。

私は幼少期から横浜市の港北区に住み、身の回りの自然が失われてい
くのを目の当たりにしています。
もうこれ以上、昔からこの地域に住んでいる生きものたちに姿を消し
てほしくないという思いで活動しています。

せっかく自然再生整備で自然の豊かになった篠原池なのですから、
これからも大事にしていきたいです。


さて今回の活動では、クチボソ(モツゴ)が20匹、スジエビが5匹、
ヌマエビが2匹捕獲確認されました。
またオオヤマトンボ(オオヤマトンボだと思います)の幼虫の1匹
確認されました。

ゴミも45リットルのゴミ袋1袋分集めました。


対岸からの生物保護区域方向の景観。
枯れた水草の茂みと紅葉の風景が美しいです。


クチボソ(モツゴ)、スジエビ、ヌマエビは今回も多数確認されて嬉しいです。
でも最近ヨシノボリが確認されなくて、とても心配。
オオヤマトンボの幼虫が確認できたのは今回が初めてです。


ゴミもこれだけ池の中からひろいました。




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次回の活動について

2014年11月11日 23時31分46秒 | 1-1.菊名エコクラブの町なか自然教室
前回記事で、次回の活動11月9日(日)に行なうとの内容を掲載
したのですが、雨天のため中止にしました。

そこで同じ内容の活動を11月23日(日)に行ないます。

今回は雨天のため順延という形にしましたが、23日が雨天の場合
には次回の活動は来年になります。


                  記


篠原池の 自然観察 & ゴミひろい

日 時 : 11月23日(日) 午後2時~4時半 篠原池エコ掲示板の前に集合。
       小雨決行・雨天中止。

内 容 : 2時~3時  篠原池の生物保護区内で生きもの探しとゴミ拾いをします。
      3時~4時半 岸根公園を歩いてドングリを拾いながら、見分け方などを学習します。

持ち物 : 動きやすく少々汚れたりぬれたりしても良い服装(長そで、長ズボン)とクツ、軍手。

主催・問い合わせ先 : 松田照之 (日本自然保護協会認定 自然観察指導員、菊名エコクラブ代表)
                         電話:080-5172-9997(au携帯)
                         eメールアドレス:kec_tm@yahoo.co.jp (PCメール)


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