身近な自然となかよくblog (旧「菊名エコクラブblog」)

自然環境と調和した持続可能な社会を!

by NACS-J認定 自然観察指導員 松田 照之

「篠原園地で自然体験学習」

2007年06月09日 20時18分29秒 | 1-1.菊名エコクラブの町なか自然教室

 5回前の5月12日の記事で、たまたま保育の専門学生に篠原園地の自然体験学習について軽くレクチャーしたと書きました。
 その後、引率の先生に依頼され、クラスの生徒さんたち全員に「篠原園地での自然体験学習」を行なう事となったのです。

 将来、保育士という小さな子供を指導する立場に立とうとする学生さんたちに、限られた時間の中で何を伝えたら良いかということを深く考えました。
 結果、「自然環境を正しく認識するための自然体験」ということを目標にしました。


 最近はなんだか世の中ギスギスしていて、変な事件が多くなってきています。人と自然との関係もおかしくなっていて、自然や自然の生きものたちに対する思いやりといったものが失われ、勝手・わがままが広がっているように感じられます。
 昔、身近な自然では子供たちが遊び、年上の子供や周りの大人たちが自然との関わり方を教えてくれていたものです。
 それが今では身近な自然も大変少なくなり、そこで遊ぶ子供たちも、自然との関わり方を伝えてくれる大人たちも、いなくなってしまいました。
 それで、「自然環境を正しく認識するための自然体験」が必要(重要)だと考えたのです。

 終了後、学生さんたちに感想文を書いてもらいました。
 3人くらい虫が気持ち悪くてイヤだったとの感想があったものの、みな良い感想を寄せてくれ、この目標がおおむね達成されたことがわかりまた。

 貴重な経験で良い授業だったとの感想もありましたが、私にとっても大変勉強になり、勉強になりました。
 今、このときの内容を元に、「篠原園地 自然体験学習ガイドBook」を作成中です。
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「篠原園地で初夏の自然観察」

2007年06月09日 19時56分04秒 | 1-1.菊名エコクラブの町なか自然教室
 前回の記事を掲載してから、もう1ヶ月も経ってしまったのですね。
 今日までの間も色々なことがありましたし、その前に書かなければならなかった記事もたまっていたのですけれど・・・。


 まぁ、これらの記事は追々さかのぼって書くとして、今日の活動報告を載せます。


 今日は「篠原園地で初夏の自然観察 ~初夏の野外プールには、どんな生きものがいるかな?~」を行ないました。
 参加者は4家族8名でした。
 
 今月4週目の土曜日、23日には「篠原園地でプールのヤゴ救出」を行ないます。
 今日はその予備的な企画で、プールの生きものたちを観察しようというものでした。
 プールの生きものたちを網ですくって捕らえ、それらを室内で観察しながらスケッチして、何種類の生きものがいるのかを調べたのです。

 子供たちには「楽しかった。」と喜んでもらえました。
 また、お母さん方には、プールや水槽や池の生態系のことについての話を関心を持って聞いていただけました。

 23日は、もっと参加人数が多く予想されますし、今日のようにじっくりと生きものたちを観察することはできなません。
 今日はじっくり観察することができ、良かったです。
 
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