身近な自然となかよくblog (旧「菊名エコクラブblog」)

自然環境と調和した持続可能な社会を!

by NACS-J認定 自然観察指導員 松田 照之

6月19日のこと

2016年07月30日 05時48分08秒 | 篠原園地
6月19日。この日は記念すべき日でした。
5月21日に篠原台町の子供たちに書いてもらった樹名版が完成。
それを愛護会の活動で取り付けたのです。


5月21日の樹名版作成(書き込み)の様子


この樹名版が仕上がってきました!
上の写真が木の幹にくくりつける高木用のもの、下の写真が低木や草花用の杭打ち型のものです。


隣接地の宅地造成が進んでいるこの10年くらいの間、篠原園地ではそれに伴うように木々が伐採されたり、その影響で園地内で希少だった植物も消失してしまったりしました。
それは樹名版が付けられておらず、花期以外は何の植物かわからなかったため大事にされてこなかったということもあるかと思われました。


ゴミ拾い草刈り作業も含め、これだけの自治会の人々が集まりました。


今回、園地で見られる主要な高木、低木に樹名版を付けたことは大きな進歩です。
また公園では通常、草は定期的に刈り取られてしまうので、草花にも樹名版を取り付けたことはそれにプラスしての進歩と言えます。
いろいろな植物について、花期や結実期以外でも何かがわかるようになりました。


取り付けを行なった6月19日には、ちょうどチダケサシの花が咲いていました。
例年、花が咲く園地の草地の前に刈り取りが行われていたので、これまでチダケサシの花が見らることはなかなかありませんでした。
これからはもう、そんなことはもうないと思います。

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

次回の活動は8月6日(土)です

2016年07月27日 21時39分18秒 | 篠原園地


次回の活動は8月6日の土曜日、私主催の篠原池での活動と篠原台町主催の篠原園地での活動の2つになります。

篠原池では午前10時から「篠原池の自然観察とゴミ拾い」
篠原園地では夜7時半から「真夏の夜の自然観察会 セミの羽化(脱皮)を観察しよう!」
を行ないます。

詳しくはまた後ほど掲載します。




コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする