身近な自然となかよくblog (旧「菊名エコクラブblog」)

自然環境と調和した持続可能な社会を!

by NACS-J認定 自然観察指導員 松田 照之

次回の活動は6月29日(土)篠原池です

2013年06月27日 22時04分31秒 | 2-5.篠原池
次回の活動は6月29日の土曜日、午前9時から岸根公園内の篠原池で、
「ゴミ拾い&自然観察会」を行ないます。

多少汚れても良い長そで長ズボンと、できれば長靴をお持ちください。
参加費は無料。
篠原池エコ掲示板の前に集合。
2時間程度行い、11時ごろに終了する予定です。

4月には水際の地面からケラが何匹も出てきました。
5月はアマガエルが何匹もいるのが確認できました。
今回はどんな生きものが見られるか、楽しみにいらっしゃってください。

ゴミ拾いに抵抗のある方もいらっしゃるかもしれませんが、
自然は大切なものです。
ゴミ拾いは、篠原池のような自然が私たちの身近に残されていることに
感謝し、自然へのお返しとして行なうものですので、ぜひご参加ください。

※さきほどまで29日(日)となっていましたが、29日(土)の間違いです。
 申し訳ありません。


●集合場所の「篠原池エコ掲示板」
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今年のヤゴ救出終了しました

2013年06月27日 18時07分33秒 | 新カテゴリー:4.初夏の活動、プールのヤゴ救出
2013年5月16日に予定していた篠原園地のプールでのヤゴ救出は、
小雨の中、30名くらいの方々の参加があり、無事終了しました。





私たち都会や過密気味の市街地の居住者にとっては、たとえプール
であっても、身近な生きものたちが生息し、それなりの生態系が
成立している貴重な場所です。

私たちは経済とか仕事とか家庭とか、あるいは商店街とかデパート
とかアミューズメントパークとか、また住居の中でのさまざまな
電化製品とか…そういったものばかりに取り囲まれて生活しています。

しかし、地球の上で生きていることは確かで、地球の環境とは海あり
山あり川あり森があって然り。こうした自然の恵みがあるから空気が
吸え、水が飲め、食料が食べられるのです。
これはいくら都会に住んでいても過密な市街地に住んでいても、忘れ
てはならないことだと思います。

このように私たちは地球上に住んでいて、色々な自然の動植物が身の
回りで見られるのが、ほんらいは当たり前で普通の姿のはずです。
そして私たちは、その楽しさや不思議さ、自然の恵みを決して忘れて
はいけない。

それはただ知識として持っていれば良いというものではありません。
実際に自然にふれることによって自分自身の肌で感じるということ。
それを四季をとおして繰り返していくことで、その感覚を忘れない
こと、思いを新たに(更新して)いくことが大切だと思うのです。
つまり自然は常に私たちの身近(隣)にあり、それらと共存していく
ことが大切だという意味です。

そういう思いで私は活動しています。
もちろん、これからもプールのヤゴ救出も続けていくつもりです。

ご理解・ご協力いただける方はメールでの連絡やブログへのコメント
をいただけるとうれしいです。

メールの場合はこちらまでお願いいたします。

kec-tm@mail.goo.ne.jp
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6月16日(日)の活動について

2013年06月12日 00時00分38秒 | 新カテゴリー:4.初夏の活動、プールのヤゴ救出
前回記事のとおり、次回の活動は6月16日(日)の朝10時から篠原園地で、
ヤゴ救出を行ないます。

急遽決まったのですが、これに加えて近隣の六角橋公園プールでもヤゴ救出
を行ないます。
時間は篠原園地での活動が終了した後、昼食や移動の時間も考えて14時
(午後2時)からとします。

少しくらい汚れたり濡れたりしても良い服装で、ヤゴ採集用の網や容器を
お持ちください。
なお位置については下記の地図でご確認ください。
六角橋公園プールは神橋小学校の向かい側にある公園プールです。

http://map.goo.ne.jp/map.php?MAP=E139.37.39.620N35.29.18.750&ZM=&sw=0&MT=%E7%AF%A0%E5%8E%9F%E5%9C%92%E5%9C%B0&ics=on&from=web&SH=1
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次回の活動は6月16日(日)篠原園地のヤゴ救出。雨天決行です。

2013年06月09日 23時40分32秒 | 新カテゴリー:4.初夏の活動、プールのヤゴ救出
次回の活動は6月15日の日曜日。
朝10時から12時まで、篠原園地でプールのヤゴ救出を行ないます。

私たちが屋外プールを利用するのは夏の間だけ。
この期間はプールの水をろ過したり、消毒薬を注入しているので、
生きものたちが住むことができません。
シーズンが終わるとろ過も少雨毒薬もなくなり、アメンボがが飛
んできたり、トンボが産卵しに来たりと、水辺の生きものたちが
住み着くようになります。

しかし年が明けてまた6月7月になると、その年のシーズン準備
のためのプール清掃のときに、これらの生きものたちも一緒に下
水道へと流されてしまいます。

そこで全国的に広まってきたのがプールのヤゴ救出という名の
行事。ヤゴとはトンボの幼虫のことです。
ヤゴ以外にもミジンコ、コカゲロウなど色々な水辺の生きものたち
見られ、楽しく自然観察をしながらヤゴの採集ができます。

篠原園地での活動は現在、篠原台町の自治会から自然観察の講師
として招かれる形で行なっていますので、主催は篠原台町自治会
となります。
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2013年5月、篠原池の自然観察会&ゴミ拾い

2013年06月05日 15時49分06秒 | 2-5.篠原池
2013年5月25日(土曜日)、毎月1回の「篠原池の自然観察会&ゴミ拾い」を
行ないました。

この日参加してくれたのは、ご家族1組と子供1人、主催者の私1人の合計5人。
初夏の緑とあたたかな晴天の中、気持ちよく楽しく活動することができました。

篠原池には、生物保護区となっている立ち入り禁止のエリアがあります。
立ち入り禁止でも、たまに入って、どんな生きものたちがいるか、これらの
生きものたちが生息できる環境になっているかということを確かめたり、
ゴミ拾いをする必要があります。
でないと、いつの間にか生きものたちの生息に適した環境でなくなって
しまっていたり、そのために昔から生息している生きものがいなくなって
しまっていることもあるからです。


●活動前からアオサギがいるのが見えました。

季節が進み、前回とはけっこうちがう感じの風景になっていました。
生物保護区の中に入ると、主催者の私は胴長という胸のところまである
オーバーオール型の長靴にはき変えます。そして池の中に入り、水の中の
生きものたちを採集しながら、ゴミも拾います。
参加者のみなさんは池底とつながった、ぬかるんだ岸から池の中に網を入れ、
同じように生きものを採集しながら、ゴミも拾います。
一方で魚介類を採集するためのトラップ(わな)もしかけ、お楽しみです。


●今回捕獲された魚介類や水生昆虫たち

今回はクチボソ(モツゴ)、アカトンボの仲間の幼虫、イトトンボの幼虫、
スジエビ、ヌマエビ、アメリカザリガニのほか、前回は確認できなかった
トウヨシノボリも採集できました。
前回確認したトンボの幼虫はアカトンボの仲間とシオカラトンボでしたから、
イトトンボの幼虫を合わせると、3種類のトンボの幼虫が確認できたことに
なります。


●捕獲されたイトトンボの幼虫

生物保護区内の地面では、カメが産卵しようとしているところを発見。
カメの産卵なんてなかなか見る機会がありませんから、珍しいところが見れた
なぁと私も含めてみんな喜びました。
しかし、このカメはアカミミガメ。特定外来生物に指定されているブラックバス
やブルーギルほどではありませんが、これらの魚類と同じように、もともと
日本に住んでいる小型魚介類を貪欲に食べてしまったり繁殖力も強いので、
要注意外来生物に指定されています。なのでちょっと問題かもしれません。


●カメの産卵(産卵直前)を見ることができたのは喜ばしいですが、
 要注意外来生物のアカミミガメのため問題かもしれません。

水辺に生えている草の茂みでは、アマガエルを5匹以上確認。キリギリスの
仲間や、ススキやガマなどの細長い葉を移動するのに適した体の形をしたクモ
の仲間も確認できました。


●草の茂みでアマガエルを5匹以上目撃。5匹のほかにも少し離れたところ
から鳴き声が聞かれました。また、ウシガエルも鳴いていました。


●草の茂みにキリギリスの仲間がいました。


●同じく草の茂みで、この(写真)ような細い葉を移動するのに適した体の
形をしたクモの仲間も確認しました。

篠原池ではこのように、緑の水辺という身近な自然の中で、いろいろな生き
ものたちと楽しくふれあうことができます。
このようにいろいろな生きものたちが生息しているのは、篠原池の中でも特に
生物保護区内のような水辺環境があるからなのです。


●生物保護区内の水辺環境

私たちは、こうして楽しく自然とふれあうばかりでなく、自然からいろいろな
恩恵を受けています。
ゴミ拾いはそういう自然へのささやかなお返しなのです。


●活動の様子


●ゴミ拾いは自然へのささやかなお返し
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