身近な自然となかよくblog (旧「菊名エコクラブblog」)

自然環境と調和した持続可能な社会を!

by NACS-J認定 自然観察指導員 松田 照之

自然とは何か・・・

2019年05月30日 01時20分06秒 | 6-2.思ったこと・考えたこと
自然とは生きものたちの集合体です。
生きものたちはその自然環境の長い歴史の中で、お互いに繋がりを持って生きてきています。
弱肉強食とか、利用しているとかとも言われますが、支え合っているのです。
そのように地球上の生態系は形成されてきました。

人間は食べ物や水がなければ生きられません。
人間の食べる物は、元々はみんな生きもので、人間は元が生きものではないものを食料とすることはできません。
その生きものたちは人工的な環境で育てられた農作物や家畜である場合もありますが、家畜でさえ、畑で育った穀物などを食べます。
その穀物は太陽の光や雨水を受けて畑で育ったもの。
人に人工的に育てられた側面もありますが、自然の恵みもなければ育たないのです。
このように元をたどれば、人も自然の恵みなしには生きてはいけないことがわかります。

地球上の生きものにとって、天候や四季というのは非常に重要です。
大雪などで交通が止まってしまうというような影響ではなく、地球上の生命として人間もその影響を大きく受けます。
もし一年中曇りや雨で日光が現れなかったら農作物は育たなくなり、飢餓が訪れるでしょう。
逆に雨が全く降らなくなっても農作物は育たず、やはり飢餓が訪れるでしょう。

同様に気温も重要です。
でも、その気温に異常が起きている。
それが地球温暖化であり、ヒートアイランド現象です。

天気や気温と生きものたちの関係もそうですが、生きものたちどうしの関係にも問題が起きています。
それが生態系の劣化、生物多様性の減少と言われるものです。
それは生きものたちの生息環境を破壊することで起こっています。

私たちは都市的な環境に住むことで、こうした大切な自然環境のことを忘れてしまっているようです。
そんなものなくても人間は生きていける。
環境問題なんて、どうにでもなるだろうし、大した問題でもない。
・・・そのように考えてしまっているのではないでしょうか。

部屋の気温や湿度はエアコンや加湿器などで調節できます。
でも地球全体、地域全体の気温や湿度を同じように調節できるのですか?
・・・いいえ、できっこありません。
だから自然環境が大切なのではありませんか!
自然の緑や水面が、そうした調節機能を持っているのです。

それなのに、それらを平気で壊してしまう。
それらを邪魔者扱い、悪いもの扱いし、無くしてしまった方が良いことだと主張したり、そのとおりに実際に自然を壊してしまうこと。
こうしたことが環境問題が無くならないどころか、進めてしまっているのは誰にでもわかることではないでしょうか。
もっとも環境問題を問題とも何とも思っていなければ、当然わからないのでしょうけれど。

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自然環境はとても大切なはずなのに・・・

2019年05月30日 00時28分57秒 | 6-2.思ったこと・考えたこと
自然環境はとても大切なものです。
大切なのに軽視して粗末に扱っているから環境問題が起きているのです。
少し前の時代まで、私たち日本人は自然環境を大切にして暮らしてきたはずなのですが、それはすっかり過去の出来事になってしまっています。

非常に残念なことに多くの人たちは、自然環境なんて何とも思っていません。
自然なんかなくなってしまえ、身の回りの自然の生きものたちなんて滅びてしまえと思っているようです。
だから環境問題が起こっているし、なくならないのです。

生きものたちの絶滅、生態系の劣化、ヒートアイランド現象・・・。
この先、日本の自然や生きものたちはどうなってしまうのでしょう。
本当に問題なのは温暖化ではありません。
そんなことどうだって良いと思ってしまっている、多くの人々の心です。

そういう人々から見れば、私は邪魔者であり、彼らから憎しみを向けられる存在であるに違いありません。
実際にそういう扱いや発言を受けることもあります。
そのような場所になってしまったところでは、あまり活動したくないというのが本音です。

とはいっても私は、社会がこのような方向へと舵を切ってはいけないと切に思っています。
こうした私のに賛同してくれる方たちもいらっしゃいますし、応援しようとしてくれる方たちもいらっしゃいます。
人の憎しみを受けながら活動していくことについては複雑な気持ちになることがありますが、やれることはやっていこうと考えています。

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2019年6月8日 三ツ池公園で水生植物の自然観察会

2019年05月25日 12時24分17秒 | その他
2019年6月8日、三ツ池公園で水生植物の自然観察会を行ないます。
時間は午後1時半から3時半までですので、開始時間までに三ツ池公園パークセンターにお集まりください。
最初の30分は水生植物についての基礎知識、最後の30分はとりまとめのお話。
中心となる観察の時間では、三ツ池公園の湧き水の広場から水路、水路の池への流入口付近まで、ゆっくり歩きながら、そこにに生育する水生植物を観察していきます。
特に申込制にはしておりません。

8月には、これらの水生植物を用いた、ご自宅でできる、たらいのビオトープ教室も行なう予定です。
この時には、ビオトープの基礎知識についてもお話しますが、今回の水生植物の観察会は、この時に使用する水生植物についてより知りたいという方にオススメです。

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2019年5月18日 篠原池のゴミ拾いと生きもの探し 第1報

2019年05月24日 09時22分50秒 | 2-5.篠原池
間違いがありました。
2019年を誤って2018年にしてしまいました。
訂正して再掲載します。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

2019年5月18日 篠原池のゴミ拾いと生きもの探については、参加者のみなさんからデータが送られてくるのを待っている状態です。
とりあえず、当日すぐにデータを送ってきてくださった方がいらっしゃいましたので、転記します。

4つのエリアに分かれて作業をしたのですが、
バス通り側のエリアで確認したゴミは次のとおりでした。

プラスチック容器
梱包材(発泡スチロールシート)
未使用のビニールテープ
紙コップ
サンダル
プラスチック弁当容器
木の枝
タバコ
アンパンマンの水筒
ビニール袋
未使用のガムテープ
ペットボトル
おにぎりの包装ビニール

写真を撮っていただいた方もいらっしゃるはずですので、私に送ってくださるようお願いいたします。
取りまとめの作業をして下さっている方は、今度の土曜日の夜までにお願いできれば嬉しいです。
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環境を大切にするに際して自然の生きものたちを抜きにしないこと

2019年05月22日 20時51分31秒 | 1-1.菊名エコクラブの町なか自然教室
一般的な傾向として、環境とかエコとか言っても、自然の生きものたちやその生息環境、水面や森林の持つ環境調節機能を大切にすることが抜きにされていることが何と多いことでしょう。
リユース、リサイクル、省エネ技術の話は出てきても、自然環境や自然の生きものたちの話題が、あまりにもなさすぎる感じがしてなりません。

ゴミの分別を例として考えてみましょう。
ゴミ分別はゴミ問題という環境問題の改善のためには必要なことではあります。
けれどもそれは、自然の生きものたちやその生息環境、水面や森林をを守ることには直接つながりません。
ゴミ分別をする一方で、森を切り開いて緑を減少させたり、水面を埋め立てたりしていては、水と緑と生命の環境を守ることには全くならないのです。

環境問題について考えたり、何か行動を起こす際に大切なのは、ただ環境というのではなく、どんな環境を守るのかということです。
先ほど「2019年 今年の6月も環境月間!」の記事の中にも書きましたが、色々な環境問題の何が問題なのかを一言でまとめて言うとすれば、多種多様な生きものたちの住む地球を、生きものたちの住めない地球にしてしまうことでしょう。
大切なのは、水と緑の生命の星としての地球環境を守ることで、これが一番の土台となる考え方です。

どうぞ、水と緑と自然の生きものたちといった、ほんらい私たちの身の回りにあった環境を意識してみてください。
私たち日本人は里山・里地と呼ばれる環境で、長い間自然環境と共存し、身近な自然を愛でてきたのだということを思い出してください。
そして、小さなかけらのようにして私たちの周りにまだ残っている、そうした小さな自然やそこに生きる生きものたちを大切にするようにしてください。
環境月間に限らず、私はそのための機会を提供するつもりですので、ご参加いただけたら嬉しいです。
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2019年 今年の6月も環境月間!

2019年05月22日 15時02分44秒 | その他
毎年6月は国際的に環境月間となっています。
これは1972年の6月にスウェーデンのストックホルムで「国際人間環境会議」が行われたことに由来し、環境保全に関する啓発を図る月とされているものです。
ここで環境の何が問題となっていて、どんな保全をすることが必要とされているのか、きちんと見直しておくことが大切だと思います。

色々な環境問題がありますが、それらの何が問題なのかを一言でまとめて言うとすれば、多種多様な生きものたちの住む地球を、生きものたちの住めない地球にしてしまうことが問題なのだと言えると思います。
大切なのは、水と緑の生命の星としての地球環境を守ることです。

自然環境は、地球上に生きる全ての生きものにとって、生存の土台となる環境です。
さきほど掲載した記事「自然環境はほんらい私たちの身の回りにある環境」にも書きましたが、そういった環境は私たちの身の回りに当たり前にありました。
しかし残念ながら、私たちは都市的に整備された整然とした環境を好むようになり、それを理由に平気で自然の生きものたちを排除したり生息環境を壊したりするようになってしまってはいないでしょうか。

環境月間は、私たちのこうしたライフスタイル、自然環境に対する姿勢から環境問題が起こっているということを認識して、反省して行動を改めようとする月間だと思います。
反省などといっても決して楽しいものではありませんので、私はヤゴ救出などの活動をとおして楽しく、共存すべき身の回りの自然環境について体感していただきたいと考えています。

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自然環境はほんらい私たちの身の回りにある環境

2019年05月22日 09時49分31秒 | その他
自然環境はほんらい私たちの身の回りにある環境です。
それは当たり前のことなのですが、私たちが水と緑の生命の星、地球に住んでいるからです。
特に私たち日本人は、元々は自然と共存し、その自然を愛でる文化を持った民族で、この横浜でも昭和40年代50年代まではそのような生活が残っていたといいます。

ただ、それはもう昔の話と言わざるを得ない状況になっています。
そのため世の中の一般的な流れとして、より便利な都市的環境を追い求めるあまり、大切なものを見失ってしまっている印象を受けます。
その大切こととは、地球の水や緑や生きものたちとのつながりがなければ生きてはいけないという、この地球に生きる生命の一つとしての立場。そしてその立場からの目線、認識です。
このことは、下記の記事にも書いておきました。

・町に自然(身近な自然)は必要ないか(2018年3月13日)
・自然環境とは何か(2018年3月16日)

これからヤゴ救出のシーズンとなります。
これらの企画は、自然環境はほんらい私たちの身の回りにあるはずの環境だということ。
私たちの身の回りに時を同じく一緒に生きている生命があるのだということを体感していただくために行なうものです。
ぜひ、下記の記事も合わせてご覧ください。

・ヤゴ救出も身近な自然にふれる機会です(2019年5月15日)
・身近な自然にふれよう!(2019年5月10日)
・自然や自然のいきものたちにふれるということ(2019年5月10日)
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2019年 今年のヤゴ救出予定(3)

2019年05月21日 22時54分21秒 | 新カテゴリー:4.初夏の活動、プールのヤゴ救出
日時:6月2日(日) 13:00~
場所:篠原園地

篠原台町自治会主催。私は講師として呼ばれています。
雨天の場合は中止。その場合の代替日はありません。
決行・中止のについては、このブログでもお知らせいたしますので、お出かけ前にご確認ください。

下記はヤゴ救出に初めてご参加される方のための説明です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

公園や学校などにある野外プールには、オフシーズンにトンボなどが飛来し産卵するなどして、色々な昆虫などの生きものたちが棲みつきます。
しかしながらプールは人工的な環境のため、トンボになれずに死んでしまうものが多いです。
またシーズン前の準備として行なわれる清掃で、生きたまま下水道へと流されてしまうヤゴたちも多くいます。
そのため、全国的に様々な組織・団体などによって行われているのがプールのヤゴ救出です。

人工的なプールではありますが、水が溜まっているだけで、そこには様々ないきものたちが棲みつき、それなりの生態系ができています。
その様子を観察しながらヤゴ救出をしましょう。

参加ご希望の方は、動きやすく多少濡れたり汚れたりしても良い服装で。
ヤゴを採集するための水中用の網と、お持ち帰りいただくための容器をお持ちください。
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2019年 今年のヤゴ救出予定(2)

2019年05月21日 00時53分12秒 | 新カテゴリー:4.初夏の活動、プールのヤゴ救出
6月1日は、午前10:00~11:30に六角橋公園で行なった後、午後に下記のとおり菊名池公園プールで行ないます。

日時:6月1日(土) 13:30~15:00
場所:菊名池公園プール

雨天の場合は中止です。その場合の代替日はありません。
お天気が怪しい場合は、このブログにてお知らせいたしますので、お出かけ前にご確認ください。

下記はヤゴ救出に初めてご参加される方のための説明です。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

公園や学校などにある野外プールには、オフシーズンにトンボなどが飛来し産卵するなどして、色々な昆虫などの生きものたちが棲みつきます。
しかしながらプールは人工的な環境のため、トンボになれずに死んでしまうものが多いです。
またシーズン前の準備として行なわれる清掃で、生きたまま下水道へと流されてしまうヤゴたちも多くいます。
そのため、全国的に様々な組織・団体などによって行われているのがプールのヤゴ救出です。

人工的なプールではありますが、水が溜まっているだけで、そこには様々ないきものたちが棲みつき、それなりの生態系ができています。
その様子を観察しながらヤゴ救出をしましょう。

参加ご希望の方は、動きやすく多少濡れたり汚れたりしても良い服装で。
ヤゴを採集するための水中用の網と、お持ち帰りいただくための容器をお持ちください。
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2019年5月18日 篠原池のゴミ拾いと生きもの探し 無事終了しました

2019年05月18日 13時09分47秒 | 篠原園地
本日の「篠原園地のゴミ拾いと生きもの探し」無事終了しました。
詳しい報告は、後日にさせていただきます。
参加者のみなさま、お疲れさまでした。ありがとうございました。
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今週土曜日5月18日予定の「篠原池のゴミ拾いと生きもの探し」について(直前の最新情報 その3)

2019年05月17日 22時29分26秒 | 2-5.篠原池
いよいよ明日は篠原池のゴミ拾いと生きもの探しです。

時間は10時から12時までの2時間。
開始時間の10時までに、篠原池のバス停前の広場、篠原池エコ掲示板の前に集合です。
動きやすく多少汚れたり濡れたりしても良い服装、長そで長ずぼんで、軍手を持ってお越しください。

回収したゴミの内容と数量、確認できた生きものの種類と匹数などの記録をお願いする場合がありますので筆記用具、そしてカメラ機能付きのスマホをお持ちでしたらお持ちください。もちろんカメラも歓迎します。
(記録をお願いする人以外は使用しませんが、どなたにお願いするか、明日になってみないとわかりませんので、ご自分が担当することになるかもしれないことを前提に、お持ちくださると助かります。)

全体の流れは次のとおりです。

1.10時~10時半  : やり方と注意事項の説明および班分け
2.10時半~11時半 : ゴミ拾いと生きもの探し
3.11時半~12時  : 集合して各班からの発表,まとめの話と今後の予定について
             (各班からの発表は、回収したゴミの内容や見つかった生きものなどを発表していただきます。)

安全で円滑に活動できるよう、みなさん、ご協力をお願いいたします。
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今週土曜日5月18日予定の「篠原池のゴミ拾いと生きもの探し」について(直前の最新情報 その2)

2019年05月16日 08時52分02秒 | 2-5.篠原池
今週土曜日に活動予定の「篠原池のゴミ拾いと生きもの探し」について、今回はたくさんの参加者がいらっしゃることが予想されています。
ゴミ拾いや生きもの探しのための主要な道具は例年と同じく、私を始めとする企画運営サイドで用意いたします。
参加してくださる方が多いと色々なことができるため、今回は班分けをした上で各班に記録係を設けて、ゴミの内容や量、見つかった生きものたちを細かく記録。
最終的にみんなで活動を行なった成果、篠原池のゴミや生きものの現状としてまとめ、現地の掲示板やこちらのブログで発表します。

ゴミについてはご家庭でのごみ分別の方法に従って
⓵ビン
⓶缶
⓷ペットボトル
⓸普通ゴミ
の4つに分類しながらゴミ袋に入れ、その際に、その数量を記録したり、作業中の様子やゴミを写真に撮っていきます。

生きもの探しについても同様です。
どのように探したら、どんな生きものが何匹確認できたのかを記録します。
また作業中の写真や生きもののいた場所・環境の写真、その生きものの写真もお願いします。
確認できた生きものについて、その場ですぐに名前がわかればその名前、わからない場合にはその生きものの特徴を書き込みます。

人数把握ができておらず参加者名簿があるわけではありませんので、班分けは現地で行ないます。
どなたがゴミ拾い班になるか、生きもの探し班になるか、また記録係になるかわかりません。
ご自分が記録係を担当されても良いよう、筆記用具とカメラ機能付きのスマホ(もちろんカメラがあればカメラでもOKです)をお持ちの方がいらっしゃったら、お持ちいただきますようご協力をお願いいたします。
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今週土曜日5月18日予定の「篠原池のゴミ拾いと生きもの探し」について(直前の最新情報 その1)

2019年05月16日 07時51分39秒 | 2-5.篠原池
4月27日の記事で書いたとおり、今週の土曜日5月18日は「篠原池のゴミ拾いと生きもの探し」を行ないます。

今年は例年と違って、多くの方の参加が予想されます。
少なくとも20人~30人は集まるのではないかと思います。
そこで、今回は班分けをして役割分担をして行ない、記録も付けたいと考えています。

4月27日の記事では、持ち物として動きやすく汚れても良い服と靴。軍手、ゴミ袋などとしていますが、収集したゴミの内容や確認した生きものたちの記録をしていただくため、併せて筆記用具とカメラ機能付きのスマホをお持ちください。
参加者全員が持ち寄る必要はないのですが、記録係をお願いした場合に必要となりますので、どうぞよろしくお願いいたします。
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水生生物を飼育する際に気を付けなければならないこと

2019年05月15日 07時24分13秒 | 新カテゴリー:4.初夏の活動、プールのヤゴ救出
今年2019年4月13日に篠原園地で、おたまじゃくし救出を行ないました。
6月には白楽、妙蓮寺、綱島の4つのプールでヤゴ救出を行ないます。
いずれも水生生物ですが、こうした水生生物の飼育には気を付けなければならないことがあります。

一番気を付けなければならないのは、水道水をそのまま使わないこと。
水道水の中には衛生上、水道水の中で細菌類が繁殖しないように塩素という消毒薬が注入されています。
この水をそのまま使うと水生生物を弱らせたり、死なせてしまったりします。
また、水生生物の生息する水の中には有用細菌がいて、飼育する際にもそれが大切なのですが、塩素はこの有用細菌を殺してしまいます。

水道水はそのまま使わず、必ずバケツに水道水を入れて2~3日間日光にさらすなどして、塩素を抜くことが必要です。
昔は塩素を抜くのに1日置いておけば抜けるとよく言われていましたが、バケツなどの広い口の容器に入れて、2~3日間は日光にさらすのが確実のようです。
水生生物の飼育の際には・・・、いや、水生生物に限らず、これから夏になるとカブトムシやスズムシなどを飼育する人もいらっしゃるかと思いますが、その際にも、飼育容器に敷く土や砂の水分補給にも、このように処理した水を使ってください。
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ヤゴ救出も身近な自然にふれる機会です

2019年05月15日 01時03分14秒 | 新カテゴリー:4.初夏の活動、プールのヤゴ救出
プールは人工的な環境ではありますが、オフシーズンに放置されている間に水生昆虫や微小なプランクトンが棲みつくようになります。
自然環境とは生きものたちの集合体です。食べる食べられるという関係を始めとして、生きものたちどうしの色々なつながりでできているのです。

プールを水たまりと考えてみてください。
至る所が舗装されている今と違って、昔は地面が多く残っていて雨が降るとよく水たまりができました。
たとえば真夏のある日、夕立が降った後、少し前にはなかった水たまりができます。
するといつの間にか、その水たまりににアメンボがいたり、ミジンコが泳いでいたりしたものです。
子供の頃の私は、これらの生きものたちがどこからやってくるのが不思議に思ったものでした。

プールの場合もそれと同じです。
人工的な水たまりではありますが、いつの間にか、そこに自然に自然の生きものたちがやってきて棲みつき、一つの世界を作り出すという意味では、やはり自然なのです。

5月10日に「身近な自然にふれよう!」という記事を書きました。
その中でもお話したように、この世は人間の作ったものだけでできているのではないということ。
ヤゴ救出にご参加いただくことで、私たちの周りには水や緑があり、色々な自然の生きものたちがいるということをぜひ感じてみていただけたらと思います。
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