身近な自然となかよくblog (旧「菊名エコクラブblog」)

自然環境と調和した持続可能な社会を!

by NACS-J認定 自然観察指導員 松田 照之

クリスマスツリー

2016年12月25日 07時47分25秒 | 6-2.思ったこと・考えたこと

あるビルに飾られているクリスマスツリー


ふもとには汽車が走っていたり、雪だるまも。


人々もいて、その向こうにはノウサギが。


シカもいて、


キツネもいます。

これらのふもとにある模型と比べると、対比的に巨大なクリスマスツリー。
まるでこのツリーが神で、ツリーに付けられた装飾の一つ一つが、その神から生まれた生命で・・・。
そのように僕の目には映りました。
宗教的にはクリスマスツリーにはちゃんとした意味があるので、そういう意味でのとらえ方ではありませんが。

この世界は人間だけが住んでいるのではありません。
そして人間も自然の一部で、自然がなければ生きていけません。
本当は地球の全ての生命たちを大切にしていかなければならないのです。

この模型のような自然と人とが調和した世界を創りだして、いや取り戻していきたいです。
たとえ少しでも。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

僕の願い

2016年12月25日 06時38分12秒 | 篠原園地
花はなぜ咲くのでしょう。
それは人を喜ばすためではありません。
チョウやハチなど昆虫たちに蜜を与え、その代わりに花粉を運んでもらうためです。
花粉を運んでもらい、その植物は実を成らせます。

では草木は、どうして実を成らすのでしょう。
それは人にだけ食べられるだけではありません。
動物や鳥たちに実を与え、その代わりに種子を運んでもらい、糞とともに排出されて、
そこで芽吹くためです。

僕はただ花が咲いているのを見るよりも、花の蜜をチョウやハチが吸っていたり、
小鳥が木の実をついばんでいたりする様子を見る方が、より自然の美しさを感じます。

(今日はクリスマスということもあり、特にこういう言い方をしますが)
それは動植物たちのこうした与え与えられるという関係の中に、
神の創った(生んだ)自然の摂理というものが感じられるからだと思います。

そして、実際に自然の中で本物の花や昆虫、木の実や鳥たちを見てふれて、
このことを多くの人に感じてほしい・・・。
それが僕の願いです。


画像は今年僕が初めて作ったクリスマスリースです。
ドーナッツ状に繰り抜いた段ボール紙の台紙にドングリや松ぼっくりを貼り付けました。
(お粗末様です)
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする