身近な自然となかよくblog (旧「菊名エコクラブblog」)

自然環境と調和した持続可能な社会を!

by NACS-J認定 自然観察指導員 松田 照之

ミジンコ(春の野外プール)

2006年04月27日 11時11分21秒 | 5-2.生きもの写真館
 各記事では写真を組み写真にしてある場合があります。
 これだと一枚一枚の写真が小さいですね。

 そこで、このコーナー(カテゴリー)では、これらの写真のうち生物写真に関して、1枚ずつ載せていきます。

 第一回目の今日は、春の野外プール(篠原園地)で見られるミジンコの写真です。

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芽が出てうれしい!!

2006年04月25日 06時59分50秒 | 1-2.活動 その後

 昨年の秋、地域でわずかにしか生き残っていない野草や、近い将来そうなってしまいそうな野草の種を集めました。
 そして活動として一般参加者を募り、その種を蒔いて育てようということを今年1月に行ないました。

 その種が、3月・4月になり芽を出しました。

 とても嬉しいです。
 公園っていう場所の一部のスペースだけど、自然と人とが共存・共生したスペースを取り戻したい。これが菊名エコクラブの目標の一つです。

 一歩、実現に近づけて、とても嬉しいです。
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篠原園地でオタマジャクシをつかまえよう!

2006年04月19日 12時01分55秒 | 1-1.菊名エコクラブの町なか自然教室
 今年度、第一回目の活動です。


 春の野外プール。
 そこには、色々な小さな生きものたちが住み着いています。
 私たち人間に使われない、秋から春の間にトンボやカエルが卵を産みにきたりするからです。
 もっと小さな生きものでは、カゲロウの幼虫やミジンコなどもいます。

 春の野外プールで、これらの生きものたちを観察するのは、とても楽しいものです。
 そこで、篠原園地の野外プールで「篠原園地でオタマジャクシをつかまえよう! ~2006~」を行います。



・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


                    記


日  時 : 4月29日(土) 朝10時~11時まで
       雨天の場合は延期。5月3日(午後3時~4時まで)
       に行ないます。

内  容 : プールの生きもの観察と、オタマジャクシ採集
       終了後は希望者のみで、篠原園地で育てている植物の株分け
       を行ないます。

集合場所 : 篠原園地 野外プール入り口前

持ちもの : 動きやすく、ぬれたりしても良い服装。
       オタマジャクシを入れる容器と採集用の網
                 (網は少し予備あり)

参加費 : 1名 100円

定  員 : 20名

申し込み : このブログをご覧の方は 下記メールアドレスにまで、
       26日(水)までに、代表者名と参加人数をお知らせ下さい。
       kec-tm@mail.goo.ne.jp
       
主 催 : 菊名エコクラブ    共 催 : 篠原園地管理事務所




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菊名エコクラブの目的

2006年04月13日 11時21分09秒 | ★菊名エコクラブについて
 菊名エコクラブの目的は大きく二つあります。

 一つ目は地域の自然を守っていくこと。
 特に昔からの自然が残されたタイプの公園は、地域の生物多様性を確保する場としての役割も担っているとの前提に立って、主にそのような公園で活動しています。

 二つ目は、これは言葉にするのが難しいのですが、自然と共存・共生することを含めた、目には見えない精神的文化を次世代へと伝えていくことです。

 少し長くなるので、二つ目についてのもう少し詳しいお話は次回にしたいと思います。
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春の風景2006-2

2006年04月12日 11時16分23秒 | 5-1.風景写真館
 桜の下で野生の木苺の一種、モミジイチゴも咲いています。
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春の風景2006-1

2006年04月11日 11時46分20秒 | 5-1.風景写真館
 春の青空と白い雲。
 そして、芽吹いたばかりの初々しい若葉をつけた樹冠。
 美しい光景です。

 春は桜だけじゃないってこと、多くの方に知ってもらいたいなぁ。…そう思います。
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公園という場所

2006年04月10日 19時44分41秒 | 3.野草の保護
 緑のなくなってきている現代、公園でしか緑が残っていかないような時代です。

 色々な自然の草木が生え、その中に様々な昆虫や野鳥が住んでいるという環境。このようなことを生物多様性といいますが、地域の生物多様性を守っていく場ということも、現代における公園の重要な役割の一つであると言われはじめて久しいです。

 せっかく昔からの自然が残されている公園であっても、残念ながら生物多様性が守られようとせずにいる場合もあることも事実です。
 ですが地域の自然を守る場所として、また自然環境学習の場として大切にされている公園もあることも、また事実です。

 菊名エコクラブは、篠原園地の自然や生きものたちを大切にしながら、これらと楽しくふれあい、学ぶ場として活用を図っています。
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生物多様性

2006年04月09日 21時17分10秒 | 3.野草の保護
 昨日コケリンドウを見て、フデリンドウというリンドウのことを思い出し、今日見に行きました。
 数年前に港北区近郊のある場所で生育を確認した、やはりこの時期に咲くリンドウです。

 リンドウというと秋に花を咲かせる植物で、季節になるとお花屋さんで外国産のものが出回ることが多くの人々に知られていると思います。

 ですが、秋咲きのリンドウは日本にも生育していますし、これ以外にもコケリンドウやフデリンドウのように春咲きのものもあるのです。
 このように同じ仲間の植物でも、色々な種類があるということなどを生物多様性といいますが、現在社会ではどうも綺麗で目立つもの一つに価値観が偏り過ぎている様に思われます。

 お花屋さんで植物。それはそれで良いのですが、一方で身の回りの可憐な野草が忘れ去られ、粗末にされているのが残念です。
 こうした植物がちょっとやそっとでなくなってしまわないくらいに増やし、昔あったような生育地が復元できないものかと、昨日に引き続き思いました。
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今日の収穫

2006年04月08日 20時28分31秒 | 3.野草の保護
 「郷土の緑」(http://blog.goo.ne.jp/kec-tm/e/aeb9cbd0d1245ea0212b60d6fa2164f0)でお伝えしたように、菊名エコクラブでは地域で姿を消してしまいそうな野草の保護に取り組んでいます。
 このような活動をしているということで、地域の自然に詳しい先生(生物図鑑などを執筆されている方なので先生と呼びます)から、ある植物についての情報をいただき、確認しました。

 その植物の名前はコケリンドウ。指先ほどしかない、小さなリンドウの仲間です。
 こんな植物がまだ、私の住む地域に残っていたなんて驚きです。
 しかし、たったの3株しか残っていなかったので、ちょっとした環境の変化で姿を消してしまうでしょう。また、「ある日、突然」(http://blog.goo.ne.jp/kec-tm/e/e22eb5039be4e413591561848afafcb3)でお話したように、近年、急激に植物の生育場所が壊されているので、このコケリンドウが生えている場所もいつまで残っているか心配です。

 コケリンドウは育てるのが難しいのですが、何とか増やして、地域で姿を消してしまわないようにしたいものです。
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ムサシトミヨの危機

2006年04月07日 07時19分32秒 | その他
 今日の朝NHKニュースで、絶滅が心配されているムサシトミヨという淡水魚が激減していると報道されていました。
 原因のとして考えられるのは生息地である川に生活排水が流されているのに加え、生息環境である水草の茂みが、清掃活動の一環で刈り取られ過ぎているためだそうです。そして、地元での保護のあり方を見直す必要があるだろうと付け加えていました。

 生活排水を流し込んだり、清掃・美化ということで生きものたちの大切な生息環境を消失させるケースは、何もこの事例のように絶滅が心配されている生きものだけではありません。
 全国的に絶滅が心配されるには至らなくても、同じことが原因で、地域レベルで姿を消してしまった生きものは大変数多いはずです。

 特に昔からの自然が残された川や公園などで清掃・美化活動をされている団体の方々には、環境問題はゴミのポイ捨てなどだけではないということや、環境への取り組みは美化だけでないということをご理解いただき、生物多様性の保護も大切だということに早く気づいてほしいと思いました。

 また、大元で河川や公園の管理を行っている行政が、直接公園の管理に関わっている団体などに対し、環境保全に必要な知識や情報を十分に供給することが必要不可欠なのではないかと思います。
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郷土の緑

2006年04月06日 07時48分45秒 | 3.野草の保護
 「郷土」という言葉があります。
 郷土的なものというのは、風土や気候、生えている植物などを含めた自然環境。そして、それらと調和し、うまく利用して生活してきた人々によって築かれてきたものではないでしょうか…?

 前回、昔から地域に住み続けてきた生きものたち、特に野草の話をしました。
 これらの植物は「郷土の野草たち」ということができるのです。
 昔の人々は、これらの植物たちを見て季節を感じ、時には山菜として食べたり、薬草として用いてきたりしました。

 自然を守っていくのには、色々な切り口・入り口・方法があるでしょう。
 その中で野草は、お花屋さんで売られているような花と比べて地味かもしれません。また野草の保護は、お花屋さんで買ってきた種や苗を植えるより簡単でなく、大量にはできないかもしれません。

 しかし「郷土の野草を守る」ということは大切なことですし、緑を守るという意味で本質を突いているのではないでしょうか?
 そう考えて、この活動をしています。
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緑って?

2006年04月05日 18時37分07秒 | 3.野草の保護
 前回からの続きです。
 緑というとみなさんは、どんな緑を思い浮かべるでしょうか…?

 ほんらい、緑というものは、それ自体が自然の草や木から成り立っています。また、そればかりでなく、その中に様々な昆虫や野鳥などが住み着いているものです。
 このことから、緑がなくなるということは単に”緑”がなくなるということではないということがわかりますね。

 緑が減っていく中、緑化運動も行なわれています。
 しかし、お花屋さんなどで買った種や苗を植えて花壇をつくったりするばかりでは、元の緑は帰って来ませんし、姿を消していく植物たちが増えていく状況は改善されません。

 このようにして地域で姿を消しつつある野草たち。
 菊名エコクラブでは活動の一環として、これらの野草たちの保護に取り組んでいます。
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ある日突然

2006年04月04日 07時31分37秒 | 3.野草の保護

 左の写真のような緑の土手が、ある日突然右の写真のようにコンクリートの壁になってしまった。…皆さんには、このような経験はありませんか?

 土手というのは、昔そこが山だった頃の山肌の一部が残ったものですから、昔からその地域に生育している野草などが生き残っている、数少ない場所なのです。

 近年ではこうした土手を残すことなく、ごっそりと土手の土を全てそぎとってしまいますから、これでは地域に昔から生えていた野草などは、生き残りようがありません。
 右の写真の土手は最近こうなってしまいましたが、私が幼い頃から色々な野草が生えているのを見ていたいただけに、実にショックでした。・・・つづく



 
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年間計画ができました

2006年04月03日 12時02分26秒 | 1-1.菊名エコクラブの町なか自然教室

 菊名エコクラブの平成18年度の年間計画が、ざっと出来上がりました。

 身近な自然や生きものたちに親しみながら、これらについて理解が深められる楽しい催しを盛りだくさん計画しています。

 このコーナー(カテゴリー)では、近々に開催するものについて案内していきますので、楽しみにしていて下さい。
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屋上ビオトープの水生動物

2006年04月02日 06時37分15秒 | 2-2.屋上ビオトープ
 前回紹介した、港北区役所の屋上ビオトープ。

 ここの池の中に、どんな生きもの(動物)が住み着いているかというと・・・。
 左上の写真のとおり、色々な生きものがいます。(写真①)

 右上に写っているのはトンボの幼虫(=ヤゴ)。これはシオカラトンボの幼虫のようです。一緒にヒラマキガイという、水生巻き貝の仲間も写っています。(写真②)

 左下のは昆虫類のコミズムシ。ミズムシには3種類いるんです。
 一つ目は正式名称が白癬菌で、人の足などに寄生するカビの仲間の水虫。
 二つ目は水の中に住む、ダンゴムシやワラジムシの仲間のミズムシ。
 そして三つ目が、この写真の昆虫類のミズムシです。(写真③)

 右下の写真はサカマキガイ。普通の巻き貝は右巻きなのですが、このサカマキガイは左巻きなのです。

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