前夕、宿泊は乗鞍岳登山バスの発着場所のほうのき平でマイカーホテルにして、近くのホテルで温泉に
入った後、ドライブインに向かうがすでに閉店、持ち合わせの食糧はパンとソイジョイ各1個、茨城の貴婦人
から頂いた板チョコと飴1個だけだった。仕方なく夕食は板チョコと飴1個でしのぎ、パンとソイジョイは翌日の
朝食と行動食に回すことにした。近くにコンビニなど無いので仕方ない。ま、ビバークしたと思うことにする。
ほうのき平では御来光を仰ぐために、早朝バスが3:45に出るのでこれに乗り、ご来光と周囲の展望、
山野草などを短時間ながらたっぷりと楽しめた。なお食事は剣ヶ峰に登った後、肩の小屋で山菜うどんを
食べ、空腹を満たす。
コースタイム 大黒岳山麓4:30→大黒岳4:40~5:30→富士見岳5:55~6:00→肩の小屋6:20~6:30→
蚕玉(こだま)岳7:10→剣ヶ峰7:25~7:45→肩の小屋8:15~8:35→お花畑分岐9:00→畳平9:30
ご来光前の穂高~槍ヶ岳連峰など。
穂高~槍ヶ岳連峰をズーム
ご来光!
朝もやに包まれる槍、穂高連峰
剣ヶ峰方面
槍ヶ岳をズーム
大黒岳から摩利支天岳、剣ヶ峰方面
剣ヶ峰方面、手前のピークは富士見岳・・・ちなみに富士山は南ア北岳の奥に目視では確認出来た。
富士見岳から剣ヶ峰
鞍部分岐、後方は剣ヶ峰
肩の小屋から剣ヶ峰・・・小さなピークを二つ越え山頂に着くことになる。
肩の小屋から剣ヶ峰方面
蚕玉(こだま)岳と後方の剣ヶ峰
剣ヶ峰につどう登山者
山頂標識と後方の御嶽山、北、中央、南アルプスの山なみが一望のもとに見渡せる。
剣ヶ峰より北アルプス方面
摩利支天岳(東大宇宙線研究所)を入れて。
谷間から穂高連峰
小さな目立たない花だが、イワツメグサ
コマクサ
青空を背景に群生の様子
望遠マクロでアップしてみる。
ハクサンイチゲの群生、見ごたえがありました。
お花畑と畳平バスターミナル方面
順路に沿ってぐるっと回ってみました。
クロユリやミヤマキンバイなども咲いていましたが、やはりハクサンイチゲの群生は見事というしかない。
10:30にはほうのき平に着き、次の西穂高岳に備え、食料を調達し、平湯から少し下って栃尾の道の駅を
今夜の宿泊地とする。ここはきれいな水も調達できるのでPキャンには便利だ。新穂高ロープウエイ駅Pまでは
15分程度で行ける位置にある。夕食はここの食堂でボリュームのある地鶏定食を食し、明日に備える。
道の駅では北岳肩の小屋や立山室堂の山小屋で働き、現在沢登りをメインにやられている青年と出会い、
山情報の交換など楽しい談笑の時を過ごせた。