どうしてぼくをいじめるの? (文研ブックランド)ルイス サッカー文研出版このアイテムの詳細を見る |
小学校3年生のマーヴィン・レッドポスト」。ゲームの判定をめぐっていじめっ子から「鼻をほじっていた」とからかわれます。一生懸命に否定しようと思って、マーヴィンは、会うクラスメート毎に、自分は鼻をほじっていなかったと言ってまわりますが、かえって同級生たちにこのうわさを広めてします結果になります。今まで親友だと思っていた友達も、彼に距離を置くようになります。挙句の果てに、担任の先生にまで誤解されます。なんで自分が悪くないのにいじめを受けなければならないのか。勉強だって身が入らないし、自分にさえ嫌気がさしてしまいます。
マーヴィンはどうしたらいいのでしょうか。兄さんから聞いた「いじめられっ子が引っ越した」ように自分も引越せばよいのでしょうか。
読者の子ども達に、いじめの問題を読むことで考えさせてくれる恰好の本だと思います。そして、マーヴィンがとった反撃を大事なことを思い起こさせてくれます。
いじめる方に問題があるのに、いつだっていじめられっ子が割の合わない目に会うのが今の社会の現実です。マーヴィンのように、いじめっ子やその存在を許してしまう周囲の子ども達に思いっきり反撃ができればすっきりできますね。
これを読んだ子どもたちが、いじめの本質に少しでも気がついてくれればいいですね。
いい本をご紹介して下さいました。
早速買いたいと思うのですが、
よう考えたら金欠でした。
でも、ホント、大人も、子どもも考えさせられる本ですね。
また素敵な本、教えて下さいね。