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行政刷新会議での科学予算削減は最悪、各学会が意見、若手研究者の文科省への意見書提出/ニュースから

2009-11-23 01:14:34 | 政治
仕分け「競争力低下招く」 科学予算削減に各学会が意見(朝日新聞) - goo ニュース

「感染症国際ネットワーク存続を」―ウイルス学会など(医療介護CBニュース) - goo ニュース

感染症国際ネット、継続を=海外からも高い評価-ウイルス学会など緊急会見(時事通信) - goo ニュース

仕分け、科学技術にはなじまない…緊急提言(読売新聞) - goo ニュース

 科学技術立国を目指すべき、日本の科学研究に対する政府の行政仕分け作業の動きは容認できないものです。各学会から、意見が出るのも当然のことです。

 また、ポスドクや若手研究者の養成に関しても、予算縮減の見直しは、絶対に必要です。経済主義だけでの判断は、科学研究には向いていません。特に基礎研究などは、すぐに利益の出るような分野ではないのは当然のことです。厚い基礎研究の層が、応用科学や技術を支えていきます。
 量子力学の世界などでは、特に将来が心配されています。
 
 行政仕分けの委員の中に、小泉政権下の構造改革、新自由主義経済を推し進めた同じ人物が存在するのも、気に要らないことです。

 若手研究予算(若手研究者養成システム、科学研究費補助金、特別研究員事業等)の大幅な削減に対して、全国133の大学・研究所の1474人の若手研究者が、縮減見直しを求めた意見書を、21日に文部科学省に提出したそうです。
 意見書では、縮減の対象となった若手研究予算は、長期的な視点に立つなら、か学技術政策にとって必要不可欠な制度だと述べ、予算縮減の見直しを求めています。

 若手研究者の中から、失業者が出たり、20年から30年先に、研究者がいなくなる恐れもある今回の縮減は、日本の科学技術を支える人材育成に反するものであります。

追記:変化の兆しがわずかに見られるようになりました

スパコン、仕分け判断見直す=菅戦略相(時事通信) - goo ニュース