しょぎょうむじょう【諸行無常】
世のすべてのものは、移り変わり、また生まれては消滅する運命を繰り返し、永遠に変わらないものはないということ。
人生は、はかなく虚むなしいものであるということ。
日曜日。
サメ母の四十九日の法要が終わりました。
初っ端ね。
本堂に、勝手にお供えやお布施を置いていたら、
サメ家菩提寺の住職から、こっぴどく叱られました
もうさ、相当に怒られました
なんてことを
国が違えば、貴女は犯罪者ですと。
勿論、何度も誤ったのですが・・・
最初から、半べそスタートでした
この・・・
黒い段より上に上がるのは禁忌だそうで・・・
50歳にして、他家に嫁ぎ、
浄土真宗と御縁を持ったくちこなのですが・・・
どうも、馴染めません
18年前だったか?
義父の葬儀の時、未だ、結婚予定者として参列したのですが、
くちこの葬儀は・・・違う。
この仏壇は、くちこが入る仏壇じゃない。
理屈抜きでそう感じたくちこでした
9年近く前、
サメ氏の次男が急逝した時に、
忙しいからと、葬儀に来てくれなかったお坊さんです。
だから、葬儀社お抱え?の知らないお坊さんで葬儀を出したこと。
納骨の依頼に電話にも出なかったこと。
それなのに、急逝したことは、勝手に言いふらしていたこと。
くちサメは、結構、根に持っているのもあってね・・・
菩提寺なのに、
檀家なのに、
いとも簡単に放置されたこと。
その時、どんだけ辛かったか。。。
今回、
仏壇から、
サメ家の繰り出し位牌と、過去帳を持参して、
記入を依頼したら、
位牌は偶像だから、浄土真宗本願寺派としては、無用でり、
あれば偶像を間違って拝む形になるから不要のモノだと言われ・・・
じゃあ、処分するのですか?と訊いたら、
仏壇の外にでも置いておき、
決して、仏壇の中には置かないように言われたのでした。
義父の時は、このお寺の住職が、位牌に記入されたのですが・・・
過去帳は、筆が苦手だから、預かると言われ、置いて帰りました。
くちこは、一人っ子で、
最初の結婚が養子取りだったのもあり、
生まれてこの方、ずっと臨済宗建仁寺派で人生を過ごしてきたんです。
勝手の違うことが多すぎて、馴染めない
しかも、サメ家は山の中で、
くちこは、サメ氏が死んだら、自力で運転して行くことは無いと思うのもあり。
このお寺とのお付き合いは、サメ母の仏事までかなと思っています。
サメ氏が先に逝ったら、
くちこは、くちこ家で、くちこ家の菩提寺のお坊さんで葬儀を出すつもりです。
納骨も、サメ氏は、くちこ家のお墓に入りたいらしい?
くちこ家の菩提寺は、お坊さんの三人いらっしゃるし、檀家も800軒位あるらしく、
葬儀を断られる心配は無いです。
勿論?
くちこは、死んだら、くちこ家のお墓に入ります。
これは、再婚した当時から決めていることで、
サメ氏もサメ家の人々も承知していることなんです。
そ、
嫁にあるまじき嫁くちこなんです。
今回ね、
法要の後に、サメ家の仏間にサメ氏と義妹達、姪一人が集まりました。
再度、はっきり分かったことは、
誰も、サメ家の田畑家屋敷は要らないと言う事。
勿論、継ぐ人もいません。
サメ氏の息子達も含めて、です。
サメ氏が一縷の望みを繋いでいた姪っ子もはっきりとNO!と。
くちこも、事あるごとに言い続けていた事を再度通告。
くちこも要らない、と。
そして、サメ氏の葬儀も、くちこ家、くちこ寺でしか出せない事も。
何でも持ち帰ってください、とも。
晩年認知症だった義母が家の中をあり得ないレベルで混ぜてしまっているけれど、
頑張れば、掘り出せるのでは?と。
サメ氏は、ウルトラ貧乏性だし、
片付け事が嫌いだし、できないし、
何一つ決して捨てたく無い人なので、
くちこは、手出しすることを放棄しました。
ゴミ屋敷となりますが、申し訳ありません。
くちこは、諦めました、とも言いました。
その時、
黙って聞いていた姪が一言。
母も同じです、と。
その上既に認知症らしくて
くちこはね、
住職さんの言いつけを守り?
仏壇に隣接した床の間に位牌を置き、
仏壇に新しい蝋燭を付けて、お線香をあげて合掌しました。
ただね・・・
義父の時もそうでしたが、
仏壇を拝んだのは、くちこだけ。
法事の日なのに、です。
義母が生きていた頃、
目の前の義母が透明人間かのようにスルーしていた義妹達。
まあ、くちこから見たらですが。
亡くなったら、仏壇もスルーされる・・・
サメ氏の息子さん達は、
祖母の他界に際して、ノーアクション。
重い話ですみません。
くちこは、今、しか分からないのでね。
それまでの流れについては理解できていないんです。
ふと、
十二月に帰省して冒険列車を楽しんだ孫王子を思い出しました。
毎晩、くちこ家の仏壇を拝んでいました。
毎晩、くちこの袖を引っ張って仏壇に連れて行くんです。
澄んだ瞳でずっと仏壇や遺影を見つめていた王子。
小さな手を合わせて拝んでいた王子。
これは誰?
一人一人を知ろうとしてくれた事。
とても有難いことだったんだなと気付いた次第です。
次男は、嫁に命の危機が迫っていると聞いた時、
くちこ家のご先祖様に助けてくれ!と心の中で頼み、
無事だった後には、お礼に帰省していました。
ウルトラ級に暇な人用です↓
https://blog.goo.ne.jp/kazukomtng/m/201307
くちこ、姑になる - しろつめ・楚々・くちかずこ姫のお部屋 goo
とにかく、
帰宅したら、ボロボロに疲れていました
それでも、悪い嫁宣言もきちんと出来たし、ね。
サメ家、サメ父、サメ氏、
可哀そうだなあと思うけれど、
生きていることは、
諸行無常の中に自分を置いていると思うべし。
by くちこ
やっと本日。
くちこ家のお墓参り。
菩提寺に、お布施と年会費、卒塔婆供養の依頼をしてきました。
安堵。
そうそう、
恒例の、遅れ馳せホワイトデーもね。
9年前、手術直前の三月末に行って以来、同じお店で恒例行事に。
今回は、ランチ兼ティータイムに。
三月なのでね、いつも中庭は、クリスマスローズです。
中庭は、雨上がりなので見るだけでした↓
暖炉の頃に来てみたいなあ・・・
久しぶりに紅茶は、マルコポーロに。
くちサメ的精進落としとなったかしらね
間違えたとしても応対が酷過ぎますね。
仏の修業を終えた人とは思えません。
お説教よりお礼が欲しいです、お金を使ってがっかりですね。
人生には予期しない色々な事があります。
大変お疲れさまでした。
ランチ兼ティータイムで気分一掃、良かったです。
何て言うか やるだけのことは やり
言いたいことは全て 言い尽くした・・ってことで
ここで 区切りでしょうか?
そう思うのが 一番政審衛生上良いようですね?
とりあえず ちょこっと 荷物下ろしたのでは?
そして ホワイトデーの恒例のデート・・・
ケーキが 凄く美味しそう!!
なにがあっても なくても
くちこさんと サメ氏さまが 仲良しでいること
それが 全てだと 思います
立派な精進落しですよ!
法事は大変ですね。
特に檀家さんは大変のようですね。
それも馴染みのないご主人の檀家は。
うちは神道で、私が勝手に神道で葬儀を行いましたので、どこの神主さんとも繋がりを持っていません。
いざとなると不便です。でも気楽かな。
ホワイトデーのいちごのケーキが美味しそう。
ボリュームたっぷりですね。😁
浄土真宗は、他の宗派と比べると、色々と違う事が多いのですが、一番の違いは、お位牌がない事でしょう
49日までは、白い仮の位牌に住職により法名が書かれた物を使いますが、49日以後は、住職が仮の位牌は持ち帰られ、繰り出しに記入されます
以後、年忌法要事に、繰り出しを使います
私は実家が東。嫁ぎ先が西。同じ浄土真宗でも些少の違いに戸惑いました
浄土真宗では戒名ではなく法名っていいます
それにしても、ご住職の言動には、カチンときますね
まぁさ!色々な事が、サメ氏側で寄って決まっていく事は良かったですが、いざ、相続となると、これまた厄介な事になりそうですね
要らない。。と言う人が多いほど。。
二人で仲良くホワイトディが楽しめて、くちこ家安泰と言う事でしょう
主人の実家も 私の方も浄土真宗ではありますが
同じ浄土真宗なのに ご住職って全然タイプが違うんです
私の方の方は気さくでおおらか~~~ですが
「心が一番大切」と
主人の実家の方の方は 悪い人ではないけれど こう合わないものがあります
できる範囲のことをするしかないし
ご先祖様もきっと大目に見てくれるんじゃないかしらと いい加減^^;ですませております・笑
どんな方なのかあまり・・・
アル中の親の元で育ち、不登校となり、
でも、そこから一念発起?してお坊さんの学校を卒業して、すぐに、このお寺を引き受けられて20年近くでしょうか?
誰もが・・・
日々学び、修行なのでしょうけれど、
ちょっと休ませて欲しいくちこでした。
そうなのよね。
結果はともかく、
伝えるべきことは伝えたし、
後は、天命?
過去でも無く、
未来でも無く、
今を生きることに専念することが幸せに暮らすコツかもと思います。
ケーキね、
750円と550円だったよ。
日頃、外食もせず、自給自足で地味に暮らしているくちサメ、大盤振る舞いの日でしたよ!(^^)!
母の実家が神道ですよ。
長く、後継ぎの叔母と会っていないのですが・・・
ケーキね。
このお店、好きなんです。
ちょっとお値段が・・・なので、
ホワイトデー限定のお店かしら?
車で40分位なのですが。
くちこ的には、これで手打ちとします。
後は、サメ氏と義妹達で、ね。
悪妻は、関わらないのが一番。
不幸の種を大事に眺め続けても不毛なので、
今を楽しく幸せに暮らしたいです。
四苦八苦の世の中だからこそ、
手の中の幸せは大事にしないとね。
自分の家のご先祖様は、
とても心が広いと確信しています。
こんなくちこでも、いつも護ってくれているのでね。
有難いなあと思っています。
これからも、かなり手抜きな子孫をやっていくと思いますが、それでも、大好きなご先祖様を信じることが幸せかな、と。