あら、写真が切れちゃった*(すっぱい)*
これね、くちこの夏用押し花で、
「ヘビウリの行進」*(キラキラ)*
こんなに、くにゃくにゃ長い瓜ね、その名もヘビウリ。
それを、二つ割りにして押したものです。
花束のアレンジに入っていた網を再利用したり、ゴーヤの花や、小さな実、ニゲラの花を散らして作った、くちこの作品です。
当然、くちこ風・・・
のこのこ行進している・・・
ちょっと、ほのぼの、ゆるキャラ・・・
賢そうにないし、努力の跡も見られない・・・
知性や芸術性とは無縁*(キョロ)*
くちこの押し花の先生は、よく賞を貰われます。
油絵のような風景だったり、
日本画、墨絵、ふすま絵のような立派な作品を、緻密に作成されます。
その生徒も、概ね、然り。
先生とそっくりにとか、
お手本にそっくりにとか、
写真とそっくりにとか、
そしてまた、受賞されます。
え?
当然、くちこ以外のお話。
くちかずこの人間性を既にご存知のかたは、もうお気付きかと。
そう・・・
くちこは、極めて例外的生徒。
くちこはね、
人と同じなのはイヤ。
努力と根性を求められると、走って逃げ出す。
いつも、一番大事にしていることは、「くちこ風であること」
緻密に、花びらを一枚ずつ貼り付けて、鶏をつくったり、葉っぱを切り刻んで家の屋根を葺くような事は、くちこにとって、それは、「くちこ風」ではない・・・
一人だけ、いつも、子供のいたずらのような作品を作ってきました。
「いつまでたっても上達しない」
「ちゃんと習ったら、貴女だって、他の人のように上手になれるのに」
「・・・・・・」
くちこは、これでいいんだよ。
くちこは、こんなのが好きなんだよ。
これが、くちこ風なの・・・
ちゃんと、伝えていたつもりだったけれど・・・
亡き両親から、
くちこはくちこのままでいいんだよと。
貴女は貴女らしくで十分だよと。
とても、甘やかされて育ったくちこです。
この作品、
「額がもったいない」と。
くちこ風なんだよ・・・・
こんなのが好きなんだよ・・・・
しばらく、何も作りたくない、
ちょっぴり、*(割ハート)*なくちこです。