しろつめ・楚々・くちかずこ姫のお部屋 goo

安易に清水の舞台から飛び降りるが、意外に用心深い。極めて自己中心的だが、意識がない部分で情が深かったりもする。

心の毒と因縁。

2014年09月30日 20時45分31秒 | 日記・エッセイ・コラム

相当重い話です。

苦手な人は、此処まででスルーしてください。

ちょっと、毒を吐こうか、と。

 

今日は、夫側の孫の葬式でした。

僅か、一歳二ヶ月で。。。

夫にとっては、二人目の孫で、初姫孫でした。

 

昨年八月、この子の父親は、

二歳半の長男と、生後一ヶ月にもならない長女、

そして産後間もない妻をおいて自殺しました。

 

自ら死を選んだのですから、

死を選ぶほど辛かったことがあったのでしょう。。。

誰にも心当たりが無い自殺でした。

 

やり場の無い憤り、悲しみ・・・・

当時、それらは、くちこに恨みとしてぶつけられました。

オペ後間もないくちこに。

個人的に、夫が居ない場で。

くちこは悪意に満ちた毒婦として中傷されました。

 

法外なお金も出して当然という扱いで請求してきました。

元妻は、上の孫が生まれた時に、

孫の守りをするから、と、夫に子守賃を請求してきて、

以来、夫は毎月送金していました。

それで、嫁が楽ができるなら、と。

葬儀で解ったことですが、

元妻は、子守賃だけ受け取って、

息子一家とは同居せず、

全く別の場所で、男性と暮らしていました。

離婚当時も子供を三人置いて、一人で出て行った人なのですが。

何度子供を捨てたら気が済むのか。

それなのに、元妻は誰からも非難されること無く、

なぜくちこが?

 

 

再婚しなければ良かった。

これからでも離婚しようか?

二度も離婚する人生を歩むのか・・・

 

 

夫は、遺された家族全員と縁を切って、

くちこを選びました。

これは、生涯、自分の孫とも会わないという選択です。

お骨は火葬場で、夫、元妻、嫁に三分割されました。

その頃、くちこは寝込んでしまっていて後から聞いて驚愕・・・

なんと表現したら良いのか。

 

姫孫は、生まれつき重い心臓の障害がありました。

夫が、医学的な面からの情報をくちこに頼むので、

それらをプリントし、地元で心臓に障害がある子供を持った親の会があることも紹介しました。

医師からは得られない、患者会だからこその情報や助け合い、支え合いがあるから、と。

それは、嫁と孫を貶める悪意に満ちた策略として扱われてしまいましたが・・・

心臓の穴も自然にふさがるのに、意図的に不安を煽ろうとしている、と。

 

上の孫を葬儀で見ていましたが、

どう見ても異常でした。

たしかに、父親の葬儀自体が異常なのですが。

多動障害だな、と感じました。

叫び続け、走り続け、

全く静止できない。

 

夫は、息子の自殺よりも、

上の孫の異常さの方が心配だったようで、

これまた、くちこに助言を頼みました。

後日に、と専門施設等の情報を渡しましたが、

夫は待ちきれずにすぐに渡してしまいました。

その位異常だったとも言えるのですが。

この事でもくちこは悪魔のような人間という評価を受けました。

世界一良い子で、優しくて聡明な子を「かたわ」扱いした、と。

 

今回の孫の死。

人づてに聞いたので、

香典を送っただけです。

 

夫は、悲しいというよりも、

悔しそうでした。

せめて、助言を聞いてくれていたら・・・と。

孫の病気も孫の死も、

誰のせいでも無いけれど、

確かに、闘病は情報戦の面があるのも確か。

 

上の孫も、多分、今頃は、なんらかの指摘を受けているでしょうが・・・

認めることが始めの一歩。

助けを求めることも賢い一歩であること。

気がついてくれたのか?

治療は、早ければ早い程有効なのだけれど。

考えてみたら可哀想な嫁・・・

 

因縁ってあるな、と。

この歳になると、時々感じます。

くちこが、五人の親の介護に関わったのも。

 

嫁の人生も・・・

夫の人生も・・・

みんな・・・

背負っているものが違うだけなんだな、と。

 

さて、毒は終わりです。

 

くちこは・・・

夫を軽く虐めながら、

慰めていますよ

 

お隣から、またワタリガニを貰いました。

ガザミとも言うのかな?

 

ちょっとだけ、断捨離も進みました。

いつか約束したafterです。

早く撮影しないと、またbeforeに戻ってしまうのは解っているので、

片付け次第撮影しました。

 

用事は山積みですが、

マイペースでやっています。

 

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コスモスから始まった事についてもの想う

2014年09月27日 12時22分28秒 | 日記・エッセイ・コラム

知る人ぞ知る話とも言えるのですが。。。

大昔、うっかり、お見合いしたんです。

当日、きっぱり、断りました

二度と会うことは無いと確信して

 

しかし、

数週間後、

「コスモスを見に行きませんか?

もう終わりだから、取り放題だそうです」と電話が。

コスモスが欲しかったんです。

押し花の作品にするために。

 

ボロい車

作業着と見紛う服

心の底から後悔したくちこ

初志貫徹すべきだった。。。

その時の作品です。

 

 

二度と、

否、三度と会わない確信がありました

しかし、

コンサートに行きませんか?と電話が。

コンサートに行きたかったんです。

しかもS席だなんて

 

三度と、

否、四度と会わない事を心に誓いました

しかし、

美味しい牡蛎を食べに行きませんか?と電話が。

牡蛎が食べたかったんです。

しかも殻付きの焼き牡蛎

 

くちこはバカでは無いので考えました。

マズイ・・・

此処は、一回、ハッキリさせておこう。

夕方海の見える公園で・・・

「貴方と再婚する気はありません。

うっかり、何度も会ってしまいましたが、

くちことの再婚に期待を持つことは時間の無駄です。

ちゃんと貴方が人生の無駄遣いをせず再婚できるよう、

これ以上、会うことは止めましょう」

が、

「このままで良いですよ。

他の女性を探すつもりは無いので」

と。

 

それから五年・・・

五十歳の誕生日にウエディングドレスを着ていたくちこです。

 

 

そしてまたあれから五年・・・

昨夜帰宅した夫。

玄関で何度も、

「愛を込めて」と大声で。

くちこは、韓国ドラマが佳境にて無視。

後で玄関に行ってみると、

 

来月、海の中道公園にコスモスを見に行く予定ですが、

ちょっと日程が遅すぎたみたいと、くちこがぼやいていたから、

その換わりにと、畑のコスモスを摘んできたらしい。

 

くちこは・・・

不機嫌になりました。

多すぎる

小汚い

家が汚れる

 

先日ちょっと褒めたら図に乗って、

また、同じ花も取ってきたんです

そんなに要らん

 

本人は善意

でもねえ、

結局、くちこの手数が掛かる・・・

 

 

ナツメも、干したり、砂糖漬けにするそうで・・・(夫が)

くちこは、「一日一粒しか食べん!」と言っておきました。

果実酒は既に一生分あります

 

銀杏も。

この量で、これ第三陣です。

洗って干して、焼いて剥くのも夫ですが、

こんなに要らん

臭いし・・・

 

あのコスモスから十年。

このコスモスに繋がって・・・

 

超自己中に、

超夫を振り回して生きてきたつもりでしたが、

逆であることを、

やっと、

大量のコスモスとともに自覚したくちこです。

 

ああ・・・

御仏の心のままに・・・

 

 

 

 

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産後のお世話から帰ってきました。

2014年09月24日 11時25分56秒 | 日記・エッセイ・コラム

とっても杞憂されていた今回の上京・・・

ま、

人間やればできる?

なるようになる?

無事、帰宅致しました。

 

先ず、嫁と孫は実家から、

息子は東京から、

くちこ家に集合。

息子の部屋で川の字で寝ましたよ。

リビングのソファーも久しぶりにベッドへ変身!

 

さて、産みたて、生まれたてを連れて、

案じられた飛行機ですが、

運良く、航空会社の都合で、ビジネスに無料でアップされていました。

息子夫婦は窓側並び席、くちこはその前の席。

すっかり寛いで機上の人となったのでした。

ご先祖様、お心遣いありがとう?

 

先日、夫の実家の片付けを、ほぼ特攻隊気分で突撃したくちこです。

清潔レベルは、野生動物並み・・・

これを人間レベルにするのがどんなに辛かったか

 

今度の戦場は、東京のとあるマンションだあ

鼻息も荒く、ゴム手まで持参しました

が、

殊の外綺麗で、しかも整然と片付いている。

室内から、キッチンの収納に至るまで完璧

と言うか・・・

くちこんちより、余程、綺麗。

あれ?

息子、相当、頑張ったな

本人曰く、

「僕は大学二年から綺麗好きになったんだよ」

ほう・・・・

 

但し、くちこがちょっと出したり、置いたりしても、

あっという間に、どこかに消えて片付けられてしまう。

くちこは、自分で管理したいものは全て自分のカバンの中へ

 

息子は、くちこの寝床も作ってくれて・・・

またまた「灰かぶり姫」よろしく居間の隅で眠ったのでした。

 

毎日、息子がせっせと掃除をし、洗濯もし・・・

嫁も、元気

くちこは必要なのか?

 

お料理は頑張りましたよ。

米、餅米、雑穀米、小豆、栗、餅粉、干し大根、

南瓜、馬鈴薯、粉末いりこ、味噌、醤油、

銀杏、栗、梨、ふりかけ・・・全て持参

終戦後のヤミ市帰り風の荷物です。

極めつけは、圧力鍋大持参

 

栗入りお赤飯も作ったし、

おはぎも、山ほど作りました。

全ては、母乳の質を考えてのことですよ。

※が、この圧力鍋がこの期に及んで不調で・・・

赤飯は、手で握って圧をかけ、

大学芋は・・・焦げました・・・クソッ・・・

 

息子の姉や兄も姪っ子を見学にやってきました。

ブログではお馴染みの孫も、従姉妹を見に付いてきましたよ。

↑叔父の太ももをおもちゃにしていました。

 

勢いで、娘と孫と銀座にまで繰り出しました。

婿とも銀座で合流。

で、

ああ・・・

三越で大散財!

銀座とは、恐ろしい所なり。

 

ある日の朝食。

カレー風味のジャーマンポテト、

りんご、キウイ、マスカット入りのフルーツヨーグルト、

雑穀おむすびは、くちこ製。

スコーンは、銀座三越地下のスコーン専門店にて。

 

孫娘は・・・

抱いていないと泣く子で・・・

しかも、嫁が抱いても文句タラタラ。

止む無く、産後の嫁の体を案じて、

くちこが、毎日、長時間抱いていました。

料理しているか、抱いているか。

嫁を眠らせるために、マンションの廊下で孫を抱いて行ったり来たり。

 

去年の秋は、やはり東京で、孫息子を抱いて行ったり来たりあやしてたな。

去年の春、大手術をした時には、静かに生きる人生しか残されていない気分でしたが、

死ななかっただけ有り難いと思おうと・・・

孫を抱いて歩ける程、元気になれて良かったな。

娘や息子、孫達の世話ができて良かった・・・

感慨深く、マンションの廊下でデタラメな子守歌を聞かせていました。

 

確かに疲れやすく、

休憩は必須の体ですが、

それでも、やはり、有り難い

来月は、三ヶ月振りの外科外来です。

また無事だと良いなあ。

 

夫が、大喜びで空港まで向かえに来ていました。

2時間半前から待っていたそうで・・・

車で空港までは15分なのにね。

家にいても仕方無いから、と。

今日は、コバンザメとなって、

ずっと、くちこの周りをウロウロしています。

と言うか、今は玄関で拾ってきた栗を剥いています。

 

そうそう、夫は自分の実家から花を摘んで帰っていました。

洗面器に入れてありました・・・・

と言うことで、くちこは骨休め中です

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報告と言い分け

2014年09月16日 20時38分11秒 | 日記・エッセイ・コラム

昨夜、満身創痍で帰陣いたしました

苦労を買って出る性格・・・

これこそが、くちこの人生の彩りなんだなあ。。。

 

はい、夫の実家に泊まりがけで乗り込み、

義母の居なくなった母屋の和室四部屋、畳と、その下の座板まで外して

全て干しました。

義母の布団や大物もたくさん洗って干しました。

※夫が。

※ちなみに、キッチン、トイレ、玄関等は別になっている二世帯住宅です。

 

 

でも、くちこも、フル回転でしたよ。

泊まるとなれば、くちこ世帯も綺麗にしないと、くちこが耐えられない。

手術以来、訪問が激減していたので、

超ウルトラ頑張って人間の住み処にしたくちこ世帯も清潔度は激烈悪化していました

 

田舎の家は無駄に広い。

しかも、義父が大工として自分で建てたので収納場所もたくさん作ってある。

これは、小さな親切大きなお世話となっているが。

部屋も物であふれ、収納庫も満杯・・・

 

くちこが再婚した時、

若世帯分だけでも六部屋ありましたが、

敷き布団一枚分のスペースに向かって、けもの道が細く残っているだけでした。

粉骨砕身頑張り、二度のリフォームも経てやっと綺麗にしたのになあ。。。

今回、再度、元の木阿弥となった家の中を大掃除。

布団も全て干し、カバーも洗い・・・

快晴が救いでした。

 

どんなに辛かったか

 

夜は、車で近くの温泉へ。

日本有数のラジウム泉で、源泉掛け流し。

田舎の素朴な温泉ながら、とても良い泉質。

温泉水も持ち帰れるんです。

これが、いつものご褒美です。

 

翌日は、芝刈り、植木の剪定。

※くちこが

夫には田畑山が待っています。

 

頑張っても頑張っても、

無駄に広く、小汚さは根深い

手にはマメ。

手足はアザだらけに・・・・

帰宅早々、湿布のお世話になっています。

 

何処を見ても、

ストレスの溜まる光景ばかり。

毎度、なんと面倒な奴を背負ってしまったんだろう・・・

こんな夫、いっそ捨てようかと迷うくちこですが、

根がお人好しなので、

夫を厳しく叱り飛ばすだけで済ませています。

 

こんなに疲れているくちこですが、

今週末から、しばし、東京の人です。

嫁の産後のお世話のために。

生んで日の浅い嫁。

生まれて日の浅い孫。

頼られたら断れない・・・

根がお人好しなので、

多分、また頑張ります

 

運命?

宿命?

ただのバカ?

 

そろそろ送る荷物の準備もせねば。

大丈夫か、くちこ

 

そうそう、

言い分けね。

だ・か・ら・

当分、我が家の断捨離は休止します

 

↑くちこ世帯のリビングです。

額や仏像は、全てくちこが、ゴミのような山から発掘しました。

 

 

 

人生は波。

禍福は糾える縄・・・ということで

皆様、ごきげんよう。

東京から帰るまでブログ更新は無理だと思います。

 

 

 

 

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物事は、時の勢いにて・・・

2014年09月13日 22時10分42秒 | 日記・エッセイ・コラム

 

時の勢いは次第に低迷、そして停止・・・

そうそ、断捨離命だったくちこですが、

飽きた?

気が散った?

ま・・・

きっと、また、いつか、頑張ります!

 

だいたい、

お買い物禁止令も確か発令中だったのに、

買い物に勢いがついてしまって、

つまらぬモノを買いました。

 

 

ガラス製の小さな雑貨。

トイレ中、笑えるでしょ?

当然、トイレに置きました

 

最近のくちこのストレス解消はコレ

 

これ、見た目は、バトミントンのラケット。

でも、握り部分にある小さなボタンを押すと・・・

なんと、網の部分に電流が流れるんです

今話題の蚊とか、コバエとか、小さなクモとか、ハエとか・・・

さっと一振り

否、虫に当たるまで何度でも

当たれば・・・

バチッという音とともに、一瞬で

夫に、地獄に落ちるよと脅されても、

くちこは、振り回すのでした

なんと・・・

壊れた時のために予備まで買ってある念の入れよう

 

 

皆さんは、人ごとだから、お忘れでしょうが、

リビングの本棚、上三段は断捨離を済ませましたが、

下三段は未だでしたよね。

で、今もそのままです。

そう、物事は勢いですから、

勢いが無くなれば、それまで。

 

が、

廊下にある収納庫の中の食器棚がヤバイことを発見

扉に・・・・・

カカカ・・・・カビが

やらねばならじ

 

だめじゃん、くちこのアホッ!!!

主婦失格!!!

と思ってから早一週間は経ちました。

まだ手つかずです。

そうそ、

物事は、時の勢いですから・・・

このbefore、覚えておいてね。

いつか、きっと、afterをアップします!!!

 

今日は、夫とホテルのバイキングへ。

なんと、65歳以上は300円引きで1200円

で、夫は65歳(^_^)v

そして、これが夫の食事

手前、横一列!が、夫の初陣。

第二陣、第三陣までありました。

定価1500円で食べた、くちこの食事が奥側です・・・

 

先日は、孫の誕生を報告にお墓参りに行き、

こんなお店で、

ベトナム風かき氷を食べました。

 

 

まあ・・・

いろんなことに振り回されつつも、

ちゃっかり手を抜き、

しっかり遊んでいます。

 

にしても、

まだ、この新居、使い勝手がよく解らん。

あれこれ、いじっていると、

こんな写真が出てきました。

意地悪な女官くちこです

 

此処までの作成にほとほと疲れたあ・・・

では、ごきげんよう、皆様

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義母が、特養に入所しました

2014年09月10日 11時01分43秒 | サメ家のこと

くちこは、一人っ子なので両親を看取りました。

父は15年、母は8年半病人でした。

ほぼ、時を同じくして、最初の結婚での義父母の介護もしました。

此処に書き切れない程のいろんな事があり、いろんな傷も残りました。

 

人生は、無常。

常など無い。

波乱が多かったな。

43歳で離婚、50歳で再婚。

新たな義父母が発生。

ご挨拶に伺った時は健在だった二人でしたが、

その後すぐ、義父が他界。

義母は、アルツハイマー型認知症に。

 

親の介護は、これで五人目。

神様から貰った宿題が、なかなか合格できなくて、

くちこの肩には、いつも親の介護が。

 

義母は、昔、有名な鬼姑だったそうです。

その為もあり、夫は離婚を経験。

嫁を守れなかった夫が一番悪いと、夫には言ってありますが、

夫は、「母は嫁を虐めて追い出したのだから、

誰にも看て貰えないのは自業自得だ」と。

 

くちこと義母の関係は常に良好で、

世界一の嫁ということです。

注)既に、認知症の義母の言葉です。

 

59歳で他界した父と同じ昭和三年生まれです。

今度こそ、温かくて良心に溢れた介護をしようと思ったくちこでした。

 

認知症がある人の介護は大変なのは承知。

仕事柄、沢山看てきたし、

くちこの母も、最後4.5年は認知症でしたから、

今度は上手に頑張る決意をしたくちこでした。

 

人の情。

これ、平均値ってあるんだろうか?

勉強すれば、知識が身につく。

人の情は、どうしたら身につくのだろう?

 

元夫の姉弟達、両親に対してあり得ない冷たさでした。

現夫の姉弟達も、くちこから見たら同じです。

 

子供に対して、

どれほどの罪を重ねたら、

子供から、こんな目に遭わされるのだろう?

一体、どれほどの罪を犯した結果なのだろうか?

くちこには計る術もありません。

 

くちこは、義母、結構好きなんです。

認知症は面倒なことも多いし、

家の片付け等々、目眩がするほど大変ですが、

それでも、義母に対して情も責任も感じています。

 

だけど、やはり、先を考えて、線引きしました。

ここまで、と。

昨日、特別養護老人ホームに入所させました。

言っても言っても、1分もしない内に忘れてしまう義母。

それでも、くちこは、欺すような言葉で入所させたく無かった。

義母の中に残っている筈の本来の義母に誠実に向かい合いたかった。

 

とても眺めの良いホームの庭を母とくちこと二人で歩きました。

嫁なのに同居できなくて、

嫁なのに夫の実家で夫の母の世話をする暮らしをしなくて、

此処まで、と、線引きして、入所することにしたことを詫びました。

「ごめんね。

今日から、此処で寝泊まりするんよ。」

「あんたには、よくして貰って嬉しかったよ。

此処に連れてきてくれただけで、もういいよ。」

海を見下ろしながら、二人だけで話しました。

多分、くちこの話、すぐに忘れてしまうのだけれど、ね・・・

 

入所前に、義母と夫とランチしました。

重箱に二段、料理がぎっしり入っていて、

別に、刺身の盛り合わせは、あさりのバター焼きも頼みました。

これからは、食べられないかな、と。

デザートは、宇治金時にしました。

美味しい美味しい!

今日は嬉しい!

大喜びで完食する義母が不憫で・・・

姥捨て山に親を捨てに行くような罪悪感が・・・

 

 

 

 

 

 

ああ、くちこは、またも神様から不合格の判定が

でもね、母は上機嫌で楽しそうに過ごしていました。

みんなと仲良くおやつを食べていました。

居室は、海を眺められる窓側で。

それが、くちこの救いです。

此処が終の棲家なのですから

 

 

 

引っ越し早々、重い話でソーリー!

未だ未だ慣れない新居で、あたふたしています。

こんなくちこの成長を長い目で見守って戴けると幸甚です。

P.S

ところで、みなさん、お月見されましたか?

くちこは、ばっちり

 

 

 

 

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元来、引っ越しは苦手、嫌い、極力回避してきたのに、のっぴきならぬ状況にてgooに参上したくちこです

2014年09月07日 22時38分07秒 | 日記・エッセイ・コラム
一応、鼻息も荒く乗り込んだものの・・・・
さっぱり解らないまま、夜も更けました。
ああ、挫折感を枕に寝ることになりそうです。
自分で自分を褒めてやりたかったのにな。
 
飛べる・・・筈・・・
と思った飛び箱が飛べなかった
哀しいくちこ蛍。

空も飛べる筈。
そう信じて、
今日は、此処までとします。

今後の、
しろつめ・楚々・くちかずこ姫の躍進を
否、微速前進を温かく見守ってください。

くちこ拝
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