この週末は、自転車いじり三昧でしたw
ブログのアップも、写真の撮影さえもおろそかになるほど、時間をつぎ込みました。40過ぎたオッサンの趣味じゃないですw
しかも、1月の3連休の失敗を活かして、作業は深夜に家の中で行うことにしました。
その3連休の失敗とは何か?
休日の昼間はやっぱり子守りをせずに自転車いじりに没頭するのは精神的に無理です。罪悪感もありますし、気も散ります。
あと近所の視線もあったり、出入りする家族の白い目にも耐えねばなりませんw
なかなか作業が思い通りには行かず、1日で済むはずの作業が、2日かかってしまい、嫁の「3連休のうち2日も自転車いじり!信じられんわ!」と言う言葉にも返す言葉も無くw
自転車の作業が遅れに遅れ、その時届いていた、コルトプラス用のスタッドレスタイヤを履かせたのは、夕闇が迫っていたとき。そして、注文したホイールはサイズ違いで、うまく車が動かなくて自損事故…。
ひどい3連休でしたw
だから、作業は自分だけの時間で、周囲にも気を遣わなくて良い、自分の部屋で作業しようということになりました。
【27日の作業】
先日のブログで3代目翡翠丸計画は新ホイールのカセットスプロケットのサイズ違いで頓挫したんですが、ふと思うことがありました。
なんで、ホイールを交換しないといけないんだ?
理由はもちろん、2代目翡翠丸のリアホイールのエンド幅が135mm。エスケープR3のエンド幅が130mmで互換性が無いからなんですが、本当に付かないの?と思いましてw
で、実際5mmの幅というのは、自転車にとっては大きなモノのようでw
フルパワーで、フレームを引っ張って、その間に誰かがリアホイールを入れてくれれば、ひょっとしたら入るかもしれませんが、そんな無理して入れたって絶対良いことにならない。
…と恨めしそうに、2代目翡翠丸のホイールを見てみますと…
Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/40s, f/2.5, ISO 1,250
右脚側の車軸に、5mmの幅の違いを解消できるようなスペーサーがあります。これを取ってしまえば、幅的にはフレームに取り付けできるんじゃないの?
Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/40s, f/2.5, ISO 1,250
と言うことで、そのスペーサーを取っ払って…
(ちなみに、このスペーサーの幅は、6mmでした。と言うことは、エンド幅は135-6=129mmとなり、狙っていた数字より小さくなります。)
Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/40s, f/2.5, ISO 1,250
当然、楽勝の収まり。
お、これはこのまま行けるんじゃない?と思っていたら…
Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/40s, f/2.8, ISO 500
3mm程センターからずれていました。
まあ、走るだけなら、このくらいの差はどうでもよさげなんですが、ブレーキのことを考えると、ブレーキ台座からの距離がデタラメになってて、これではまともに使用することなんかできないでしょうね。
Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/40s, f/2.5, ISO 1,600
と言うことで、センターの位置をずらすんですが、うまい具合に、ナットの厚みがちょっと違う(写真1枚目参照)。
これを左右入れ替えると…。うーんそれでも若干右より。
こうした微調整をするときは、ワッシャをかませるとか…。
ちょうど、この軸が入るワッシャが、工具箱の中にありました。うん、昔の初代翡翠丸のチェーンリングの位置をセンターよりにオフセットしたときに使ったワッシャです。
捨てずに取っておくのって大事かも?
Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/40s, f/2.8, ISO 400
おっしゃ!バッチリセンターでました!
これで、ホイール交換しなくてもエスケープR3に移行できます!
…え?じゃあ、ホイール買ったのは全くの無駄になったの?
いや、今のタイヤを履き潰したときには新ホイールに乗り換えようと思います。
と言うのが、現行ホイールは35cのタイヤ幅が標準になっていて、28cまでタイヤを細くしました。タイヤは細くなれば、乗り心地は落ちるようになりますが、スピードが出しやすくなります。現行のホイールは、これ以上の細いタイヤは履けません。
新ホイールは最初から28cが付いていたもの。このツーランク細いタイヤと言えば、23c。このタイヤなら、50km/hオーバーも夢じゃ無い?
Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 28-105mm 1:3.5-4.5 USM
1/30s, f/3.5, ISO 1,2505
この日はタイヤの取り付け、ハンドルの取り付け、クランクの取り付け、シフトの配線ぐらいで、時間切れでした。
だいぶ自転車の形になってきました。
ただ、いくら室内での作業、寒くないし、暗くない。快適なんですけど…3畳の書斎でやるのにはかなり無理があるw
Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 28-105mm 1:3.5-4.5 USM
1/25s, f/3.5, ISO 1,250
座って作業すると、こんな感じの視点。
背中には壁があるので、かなり窮屈な作業となります。この様なスペースで中腰とかの作業はかなり辛いですw
でも、追加のパーツの購入無しで、3代目翡翠丸が完成すると分かったら、作業も捗ります。
【28日の作業】
Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/40s, f/2.5, ISO 1,000
サドルの下にある穴ですが、今日はこの穴の加工から始めます。
ここには泥よけのステーを取り付けます。
泥よけステーの取り付け用ビスはM6mm。なぜか、この穴はその大きさのビスが入りません。
Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/40s, f/2.5, ISO 1,250
穴が小さいのなら、リーマーで拡張してやりましょう。と言うことでゴリゴリ。
Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/40s, f/2.5, ISO 800
格闘すること30分以上。穴はこれと言って大きくならず。
しかし、手前の輪っかの部分が取れ、その輪っかに付いていた管が残りました。この管が、穴を狭めていた元凶か。
ちなみに、この管は何回トライしても穴から出て来ません。仕方が無いので、横のスペースに移動させて、ビスを差しました。ひょっとしたら、走行中カラカラいったりしないかと、ちょっと不安がありましたが、その辺は大丈夫です。
ああ、リーマーでゴリゴリしたから、部屋の中、鉄粉だらけw
Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/40s, f/2.8, ISO 1,600
という感じで泥よけの取り付けステーが装着できました。
しかし、ブレーキワイヤーと干渉するので、力尽くで変形させることが必要になります。
Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/40s, f/2.5, ISO 2,000
鍵を取り付け、泥よけも装備。
豪快に天板を折り曲げ、繊細に数ミリ単位の調整をする…。作業中は発狂しそうですが、出来てしまえば、大満足。
こうして作業しながら思うことは、ママチャリを速くすることと、スポーツ車を便利にしていくのは、全然頭の使い方が違うなぁと。
とりあえず足下の鉄粉が汚いし、深夜に掃除機を使う訳に行かないので、作業は物置部屋(将来の息子の部屋)に移動。
この部屋は6畳間ですけど、作業が出来るスペースは俺の部屋と大差ないw
Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 28-105mm 1:3.5-4.5 USM
1/30s, f/3.5, ISO 500
と言うことで午前3時にすべての作業が終了。
こんなに時間がかかったのは、ホイールに取り付けるサイクルコンピュータのセンサーが紛失しちゃって、それを探すのに1時間w
あとは、前カゴの位置を下げるのに四苦八苦。
この日の作業は泥よけの取り付け、カゴ位置の調整、ライトステー&ライトの取り付け、サイコンの取り付け、チェーンの取り付け、ブレーキの取り付け、各種微調整です。
【3月1日の作業】
とりあえず4時間だけ寝て、自転車を家の外に出します。子供らが起き出す前に外に出したかったというのがあります。
しかし、パーツの状態でらくらく2階に持って上がったけど、これが自転車になってしまうと、下ろすのはかなり大変。
壁にぶつからないように、自転車を縦にして階段を降りる…。結構ヘビーな作業です。階段を降りきった所にうちは体重計があるんですけど、そこで3代目翡翠丸の重さを量ってみると…。
13.5kg
まあ、フル装備で2代目と比較し、1.5kgのダイエットか。まあ、こんなもんすかね?
家から出て、ちょっとそこらを乗ってみる。
小さなフレームに変えたのは大正解。今までは、姿勢にどこか突っ張るところがあったのに、良い意味で乗車姿勢に緊張感が無い。
サドルの高さは、これから何回も調節して決めよう。
…って思っていたら、雨がポツポツ降ってきた。そうで無くても、パジャマで30km/h以上をハァハァ言いながら乗っているので、異常なのに、このまま濡れたパジャマで自転車に乗っていたら、ますます怪しいオッサンになってしまうw
ここは一旦退散。とりあえず、ブレーキも利くし、シフトチェンジも問題ない。異音がする箇所もない。
これなら、月曜日から通勤に使っても問題なさげ。
自転車の性能、乗り心地はフレームによるところが大きいと聞くけど、それは納得できるな。
正直軽さによる違いは感じられないけど、「かっちりした作り」というのは感じる。遊び無く、乗り手の操作に従うという感じだろうか。
スキーで言えば、上級者用の堅いシェルのスキーブーツに履き替えたような感じ。これを快適と思うためには、これを押さえ込む筋力が要るって感じかな?鍛えなければ。
Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 28-105mm 1:3.5-4.5 USM
1/50s, f/4.5, ISO 100
横から見た全体図。
フレームが小さくなったがよく分かる。タイヤの大きさが大きく見えるもの。シートポストも、結構高い位置に上げてるし。
実際に全長とか比べていないけど、少なくとも、ボトムブラケットとエンド軸の距離が480mm→430mmになっているので、そこだけでも50mm短くなっている。それ以外にもいろいろリサイズされていようから、80mmとかコンパクトになっていると思う。
足つきは、良くは無い。停止位置に縁石が無ければ、サドルから降りないといけない。でも、このフレームなら、股間との距離が確保できるので三角木馬状態にはならない。これは安心です。
Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 28-105mm 1:3.5-4.5 USM
1/60s, f/4.5, ISO 100
スポーツ車に前カゴってのは賛否あろうけど、俺は背中に荷物を背負って乗るよりは、前カゴの方が楽だなぁと。
良く、前カゴがあると車重が…とか言われるけど、必要な荷物は前カゴにあるか、カバンに入れられて背中にあるかの違いだけなので、結局重さは変わらないと。
荷物がない時には、カゴは無駄になるけどねw
Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 28-105mm 1:3.5-4.5 USM
1/60s, f/4, ISO 100
今回、ダイナモライトの取り付けについても、エスケープR3にステーが無かったので、別売りのステーを用意した。
正直、このステー鉄板曲げただけなのに、結構高い。1600円とかだし。
もう、ダイナモはやめて、電池式にしようかと本気で考えたが、ダイナモを買ったばかりなので勿体ないと思い、こうした形にした。
今思えば、このダイナモライトを娘の自転車に譲ってやれば良かったかな…と思ったり。
しかし、このゴチャゴチャした感じでも、かなりまとまっています。最初は、このカゴと、ステーの同時付けは無理かなと思っていましたから。
カゴの取り付けステーを裏返しにするという、ちょっとした発想の転換で、すべてが丸く収まるという、ミラクルがあって、この様な感じになっています。
Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 28-105mm 1:3.5-4.5 USM
1/60s, f/4.5, ISO 100
ドライブトレーンは相変わらずのSORA系。
今回も期待通りの働きをしてくれています。性能に過不足無いし、しばらくはこのままで問題ないかな。
Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 28-105mm 1:3.5-4.5 USM
1/60s, f/4, ISO 100
ちょっとロードバイクっぽくするアクセサリとして、ボトルケージを付けてみました。
これを購入したのは、先日オープンしたWAVE BIKES。開店にいく訳なんだから、何か買って帰らないと…と思いながら行ったんだけど、いつもAmazonの価格で慣れているので、ショップの価格では、財布の紐が開かない。
まあ、手ぶらで帰るのもイヤなので、このボトルケージを購入。
白と黒とで悩んだけど、取り付けてみて、黒で良かったなと思っている。ちょうど取り付ける部分のフレームが黒っぽいしね。
ちなみに、500mmのペットボトルを挿してみたけど,気持ちいいぐらい「スポ」っと入って、全くガタガタしない。安い割には良い設計だわ。
Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 28-105mm 1:3.5-4.5 USM
1/60s, f/4.5, ISO 160
泥よけ。正直、雨の中をガンガン走って、一滴のドロも飛び散らないような性能は期待していない。
基本雨が降らない日にしか、自転車を乗る気は無いし。
でも、雨は降らなくても、前日の雨で水たまりとかを通過するシチューションとかあるだろう。この時に減速して突っ込めば、背中が汚れないという程度の期待はしています。
Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 28-105mm 1:3.5-4.5 USM
1/100s, f/4.5, ISO 320
スポーツ車にリング錠。これも賛否両論ありましょう。
でも、コンビニに寄る程度の駐車では、こうした鍵が便利なんでね。
ただ、気になるのが、近い将来、ホイールを交換するんだけど、その時エアロリムがリングに当たらないかなぁと。
あと、見てのとおり、リング錠の中を泥よけが通っているから、その辺の兼ね合いも問題だし。
この辺、何かを犠牲にしなければいけないだろうな…
リング錠を残すなら、別の泥よけに変えるか、新ホイールは諦め。
泥よけを残すなら、リング錠を諦めるか、リング錠を裏返してフレームの前に取り付けるという裏技を使うか。
新ホイールにするなら、リング錠をやめるか、鍵の機能の付いているブレーキにするか、別の泥よけにするか。
難しいね。でも、新ホイールにするきっかけは、今のタイヤを履き潰すことだから、しばらくはこのままで良いんだけど。
Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 28-105mm 1:3.5-4.5 USM
1/80s, f/4.5, ISO 100
純正のスタンド。これはこれで良く出来ています。軽いし、シマシマの部分を回すことによって足の長さを調節できます。
ただ、いかんせん先っぽが細すぎる、土の部分に駐車しようものなら、3cmぐらい平気で突き刺さります。そして転倒の危険性。
ちょっと気になる部分ではあります。
Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 28-105mm 1:3.5-4.5 USM
1/80s, f/4.5, ISO 100
このサドルも長い付き合いになってなって来ました。
ただ、一番酷使するパーツなので、そろそろ縫い目とかやばかったりします。
そうで無くても、雨が降ると、縫い目から水が入り込んで、座る度に、水がしみ出てくる感じですからw
Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 28-105mm 1:3.5-4.5 USM
1/80s, f/5, ISO 100
ハンドル周りはあまり代わり映えしてませんが、結構な迫力のアヘッドになっています。
ここも最終的にはドロップハンドル?
さすがに、それだだと前カゴとの両立は無理だろうしねw
Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 28-105mm 1:3.5-4.5 USM
1/30s, f/4, ISO 1,600
最後にプレシジョントレッキングのフレームの重さを量ってみました。
この状態で4kgあります。うーん本当にアルミかい?エスケープR3ではここが2.7kgなんだけど(材質はどちらもフレームはアルミで、フォークはクロモリ)
こういうものの積み重ねで、大きな性能の違いになっていくんだろうね…と、知ったようなことを言ってしまうw
【3月2日】
雨が止んだので、10km程走ってきました。
シートは上の写真よりももっと上の方が良くなり、ハンドルがシートより低い位置でベストに思えます。
睡眠不足気味なのも手伝ってか、2代目と比較して、3代目が「ここが良い」って言うところが、無い訳じゃ無いんだけど、薄いかなと。
もうちょっと乗り込んで、人馬一体になれるようにしなければ…。
今後早々に修復したいのがリアのブレーキケーブル。なんか引っかかるような気がする。そういえば、ブレーキのケーブルは初代翡翠丸に付いてきたケーブルはそのまま使い続けています。
普通に使っているのなら1年やそこらでケーブルが傷むことは無いんでしょうが、このケーブルは、自転車を変える度に、一度アウターケーブルから抜かれ、挿し直しとか、油が抜けたり、ゴミが入ったりしていますから、まあ、交換って事が最適なのかもね。