川瀬水樹のカワセミ好き!

お小遣いと好奇心の時間無制限のデスマッチにその身を捧ぐオッサン「さとうかずひろ」が嫁の白目に立ち向かう熱血中年物語!?

翡翠丸グラフティ ~ママチャリ編~ 羊の皮を被った狼を目指して

2016年03月03日 | 俺のDIY

実は、俺が自転車の改造(?)を手がけるようになってから、早3年が経ちました。

そこで、この3年間、俺が何をやってきたのか、まとめようかなぁと思います。

 

第1回の今回はママチャリ時代のメンテナンス、などなど。(このシリーズは、撮影機材等の情報は省略します。)

 

2013年2月

後の翡翠丸になるママチャリ、丸石自転車の「モチーフ」を購入します。

実は、この前に乗っていた自転車がタイヤがボロボロになり、前カゴも変形し、プラのペダルはバキバキ音がしてて、チェーンも交換した方が良いと言われ、それならと、新車にしようとしたのでした。

その時の自転車はシティサイクルのくせにアルミフレームで、内装3段。まあまあキビキビした走りをしてくれていた自転車でした。

 

で、このモチーフを見た目で気に入り、購入したんですが…

「なんだこの重さ?」

絶望しましたw マジでw 自転車屋から家まで5km位なんですが、前の自転車だったら、何とも思わない距離です。でも、この自転車は疲れる。もう1kmほど走った時に、自転車屋に戻って「これ、返品出来ないですかね?」どれだけマジで言いたかったか。

こんな最悪な自転車との出会いが、今の自転車ライフにつながる事になろうとは…。この頃には夢にも思いませんでしたねぇw

 

それからというもの、このモチーフを、如何に楽に乗れる自転車にするか、そんな俺の戦いが始まります。

ネットで色々調べていると、ママチャリを色々魔改造されている諸先輩方の記事を見るに付け、「俺もやったろうじゃないか!」と、闘志を燃やし始めるのでした!

 

2013年4月

自転車購入して1月チョイで、いろいろパーツ交換を始めます。

まずはハンドルのグリップを交換しました。この時よく分かっていませんでしたが、それなのにシマノPROのパーツをチョイスしている俺w

あと、グリップシフトをやめ、サムシフターに交換しました。これで切り替えがずいぶん楽になりました。

この自転車1月も経たないのに、ペダルからパキパキ音が。重い自転車に負けないように、ペダルを踏んだからかな?

と言うことで金属製のペダルに交換です。

スタンドもセンターのものを付けてみましたが、この足は、ママチャリの重さには耐えられず、すぐに折れてしまいますw

重くなる原因のリアキャリア、両足スタンドも撤去。少しカジュアルなイメージになりました。それでも…前の自転車の方が乗りやすくって…。まだまだ満足出来る自転車にはほど遠い感じでした。

スタンドは、もう少し頑丈なものに交換。このスタンドはなかなか丈夫で良かったですよ。まだ捨てられずに取っていますw

 

2013年6月

ついにタイヤ交換に挑戦です。初めての自転車をひっくり返しての作業。近所のおばさんに、二度見されましたw

ペダルがミカシマのものに交換されています。このペダルは、嫁チャリで今でも現役。良いペダルは長持ちしますよね。

タイヤをパナレーサーパセラに交換。タイヤが細くなり、転がりも良くなってすごく乗りやすい自転車になりました。この頃からかな、前の自転車との比較を思わなくなったのは。愛着も沸いてきたし。

それで、この自転車に名前を付けることにしたんです。それが「翡翠丸」でした。

 

この頃の翡翠丸は今の呼び方をすると、丸石自転車製のフレームを使っていたので、翡翠丸Mですね。以後、こう呼ぶことにします。

そして、改造がどのように性能にでるのか、それを数値で確認したくて、サイコンを付けました。

この頃、最高速度34km/hで記念撮影なんかしちゃってますw

 

2013年7月

この頃から名前にカワセミが付くのなら、青いパーツを付けていこうという妙な流れが出て来ましたw

手始めにホログラムの青いアウターワイヤーに交換です。

 

2013年8月

青化の一環で、シマノのステッカーを貼りました。このステッカー結構気に入ってて、未だに剥がしていません。

そして、アップハンドルだと、風の抵抗に強く影響を受けるので、ライザーハンドルに交換しました。このハンドル一旦外しますが、今の山翡翠丸に付いているのもこのハンドルです。

そういえば、バーエンドグリップなんかも付けてましたね~。

空気抵抗を無くすには、肩幅を狭く…とハンドルの長さを調整したりもしていました。この頃から、工具箱にどんどん工具が増えていくようになります。

 

2013年9月

フロントブレーキの強化!

デュアルピボット化して、クロスバイクのブレーキシューを。

そう、この組み合わせは先日完成した娘チャリと一緒です。

サドルも細長いものに交換。足の回転が良くなります。

このサドル、すごくお尻との相性が良かったんだけど…。雨が降ると、縫い目から水が浸透して、座るとしみ出てくるのよね…。

そして、チェーンまで青くしてしまいました!

あと、チェーンカバーも青いカッティングシートを貼り付けたりとかで、イメージチェンジ!

…数日で外しましたがw

 

あ、前カゴが錆びてきてみっともなかったからステンレス製に変えました。防錆以上に軽くなったのが大きなポイント。

このチェーン、本当にすぐ色が落ちましたw もう使いませんw

クランクとチェーンリングを交換。チェーンリングの歯の数を増やして、さらなるスピードアップを目指しました。

 

2013年10月

初めてのBB外し。ホントに堅くって大変でした。BB外し工具2個目でやっとです。

まあ、さび色のドロドロの液体が出て来て…思い出したくないw

クランクを交換。この時からクランク長を165mmにしました。

チェーンリングがそのままなのは、フロントディレーラーが付いていないのに、チェーンリング2枚付けるのは恥ずかしいからですw

…と言うことで…

 

2013年11月

前ギア2段化です!!

言うは易しですが、フロントディレーラーのバンドがシートチューブの太さになるまで、ヤスリで削る作業は大変でした。また、チェーンラインがうまくいかずこの頃良く悩んでいましたよ。

でも、こんなギアが付いているママチャリなんか滅多にないので、優越感に浸れますよねw

この頃、チェーンリングを大きくしたのもあって、最高速アタックばかりしていましたら、ミッシングリンクが破損して、チェーンが外れ、危うく落車するところでした。

これ以降、自転車に使うのはシマノのチェーンと心に決め、チェーンをつなぐのもアンプルピンにしています。

フロントディレーラーを取り付けるためにアウター受けの自作とか、この頃の俺は冴えていましたよw

フリクションのフロントディレーラーのシフター。無段階調整は微調整がしやすいので良いですね。このシフターは今も現役です。

おお、この頃はまだ6段でした。

このシフターは左のシフターに合わせて交換したんだけど…使いにくかったw 堅いんだよね…。

チェーンカバーがなくなって、ちょっと精悍になってきましたね…w

 

2013年12月

リアディレーラーを交換します。正爪エンドにロードバイク用のリアディレーラーを移植するのは、なかなか難儀でした。

でもロングアームのもっさりした変速に嫌気が差し…

ショートアームのものに。スパスパ変速出来るようになり効果大です。

この頃から定点撮影を始めました。

そしてついに7速化に着手します。6速のスプロケット外すのも大変な作業でした。

7速化に合わせ、変速機をスプリットファイヤーに。

もう、この変速しやすさを知ったら、他の変速方式は使えません。

7速化完了!

フロント2段なので、全部で14段変速ですね。 だいぶ、羊の皮を被った狼という感じになってきました。

ハンドルをライザーより、より前傾姿勢になるストレートのバーハンドルに交換。

この手の色つきハンドルは、すぐ傷が付いて、みすぼらしくなるので注意w

BBをカップ&コーンからカートリッジ式に交換。

ペダルの回転の次元が変わります。

センタースタンド復活です。

このスタンドは丈夫。今でも山翡翠丸を支えています。

 

このあと、やり尽くした感がある翡翠丸は、ママチャリでは無く、クロスバイクのフレームに進化していきます。続きはまた次のエントリーで。


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