川瀬水樹のカワセミ好き!

お小遣いと好奇心の時間無制限のデスマッチにその身を捧ぐオッサン「さとうかずひろ」が嫁の白目に立ち向かう熱血中年物語!?

切ったどぉーーーーーーーー!!BB交換したら奇跡が降ってきたw

2015年09月27日 | 俺のDIY

さあ、昨日は「BB交換はとりあえずしない」と宣言したのですが、まあ、いつもの通り、そこにあるパーツを取り付け無いなんて、俺にとって居酒屋に行って「じゃ、ボクはノンアル。」って言うぐらい難しく、結局行動に出てしまうわけですw


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/320s, f/8, ISO 100

まずは左クランクの外せるパーツは外します。


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/400s, f/8, ISO 100

すると、切断せねばならないなめたボルトが見えてきます。

全く、このボルトは強敵です。実は昨日2軒のロードバイクショップに行き「すいません、外してもらいたいネジがあるんですが…」と相談を持ちかけたところ…

「うちで買った自転車ではないですよね」とピシッ!!

そんなモンかもしれませんが、腹が立ったのも事実。

 

ぜってーDIYで外してやる。素人ナメンナ、コラ!

 

さ、この戦いはどこまでもつれるのか?すぐ終わる?今日中?1月ほどかかる?それとも廃車?


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/250s, f/7.1, ISO 100

で、コイツでゴリゴリ。

でも、不幸中の幸いは、なめたのが外側のボルトだったこと。内側のボルトだったら、刃が届かなかったよ。

でも、このまま気持ちよく切っていくと、刃がシートチューブに当たっちゃうなぁ…。


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/250s, f/7.1, ISO 100

それなら向きを変えてみる。お、これならストロークも長く使えて能率良く切断できそうじゃん。

実は探してみたら、俺のような作業をされた方もおられて、糸鋸で切断するのに40分もかかったとか…。

 

でもこのペースなら…。


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/320s, f/8, ISO 100

ペキン!!

と言う音がしたと思ったらネジの頭が飛び出してきました。切断するのはもう少し先だと思っていましたが、残り僅かのところで破断しちゃったようです。

ああ~左クランクはずれたよ~。俺はたったの12分で外れたよ~w

これで、クランク外すのに無茶をしすぎて、「こりゃ、フレームごとクランクを捨てちゃった方が賢くない?」という事態にはならずには済みました。

あとは、この左クランクが再利用出来るかにかかっています。

 

そのためには、この中に残った、ボルトの下半身を如何に取り出すか…が問題になるわけで…どうでしょう?


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/200s, f/6.3, ISO 100

ああ、気をつけていたつもりだったんですけど、結構傷が入りましたね…残念。

まあ、そんなところ、誰も見ないですし、すぐ汚れて分からなくなる場所ですw


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/125s, f/5, ISO 100

さて、クランク再利用の問題は放っておいて、ボトムブラケットの交換をやりましょう。(SM-FC4500→SM-BB9000)

ボトムブラケットの上位機種(左)は、小型軽量なベアリングを採用したことで、さらなる小型化、軽量化を実現しました。なるほど、小さいのも軽いのもよく分かります。


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/100s, f/4, ISO 100

小さくなった分、今までの工具では取り付け出来ません。ご丁寧に、これには取り付け用のアダプタも付いています。

こうした樹脂製のアダプタがあると、、ボトムブラケットに傷が付かないから良いですよね。今までのは、ちょっとしたことでボトムブラケットに傷を付けていました。


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/160s, f/5, ISO 100

取り付け完了。シマノの純正パーツは、ネジ部分にはネジ止めやら、クランクが入るところにはグリスなど、すでに塗ってあるから、時間も短縮、手も汚れない。

 

それにしてもBB30のフレームにDURA-ACEですよw この皮肉な爽快感w


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/50s, f/16, ISO 250

その前と比較するとこんな感じ。

この肩が張ったような形状もメカメカしくて捨てがたいんだけどな、捨てるしかねーよなw

 

え?山翡翠丸ホローテック化…BBシェルの幅が2mm違うから多分無理。

クロモリフレームだから削れる?出来ない事は無いけど…失敗したらどうすんだよw

 

…などと独り言。


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/40s, f/16, ISO 500

クランク取り付けるとこんな感じ。(ボルトがひとつ抜けていますがw)

それでは早速、BB交換前後の比較動画をご覧ください。(俺、ユーチューバーってヤツになれるかもしれないなw) 

…てな感じなんですが、チェーンをかけて、後輪の負荷がかかったとたん、性能差なんて分からなくなりますw

プーリーほど驚きはなかったですね…w


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/200s, f/5.6, ISO 100

あ、俺、このシルバーウイークにカーポート奥の自転車置き場にタイルを貼りました(置きました)。

これで少しは雨の日でも泥汚れを防げるんじゃないかなと。


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/125s, f/5, ISO 100

山翡翠丸側もこんな感じ。翡翠丸Cは贅沢に、カーポートの屋根の下ですが、濡れるときは濡れますw


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/50s, f/32, ISO 200

今日は三脚を使っての定点撮影。小型三脚ですから、ちょっとローアングルで格好良い!

「お、プーリー変わってるじゃん!」

そんなん分かる人いないよねw


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/320s, f/8, ISO 100

さて、左クランクの手術を行います。

残ったネジ部分をドリルで穴を開けて少しずつでも崩していこうという作戦です。

 

真上から、ドリルを突き刺しゆっくり回す。うーん全然歯が立たない。ちょっとスピードアップ。削れた金属粉が飛び散りだした次の瞬間。


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/320s, f/8, ISO 100

おお!奇跡だ!

ドリルが付けようとした傷が、引っかかりとなって、ドリルの回転でネジが回りました。

あ、そうか、ネジの頭がないから引っ張られないので、固着でもしていない限り、簡単に回るんだ。

 

ここからが長期戦。ねじ穴とか破損させたら、取り返しがつかないぞ?とか思っていたので、こんな、開始30秒ほどでのあっけない幕引きにビックリw


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/250s, f/7.1, ISO 100

いやー、このボルトに泣かされましたw

でも結果楽しめたから、もう良いかなw

 

さ、このネジの注文しなきゃ。300円だったっけ。安く済んで良かったよw


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/40s, f/2.5, ISO 320

最後に、昨日105から外したプーリーは山翡翠丸に移植しました。

写真は山翡翠丸に付けていた社外品のプーリー。色だけで選んだので、性能云々は考えていません。で、片方のベアリングが壊れてて、動きが激シブになっていました。

ちょうど交換時期だったのかもしれませんね。


105標準のプーリーをデュラのものに交換してみた。ただ、ちょっと問題がw

2015年09月27日 | 俺のDIY

デュラエース。

このブログに来ている人には説明の必要はないでしょうが、シマノの出しているパーツの最高峰のブランドです。

もう、シマノのその時の技術の粋をつぎ込んでいて、性能のためなら、高価な材料でも使う。結果、プロでないと手が出せないような高価な商品になっちゃうんですけど。

 

でも、キモだけデュラにする。それなら、素人だって手が出せる。そういうカスタマイズもあるわけです。

そういうのネットでチョイチョイ情報を見かけるので、俺もやってみました。

Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/40s, f/3.2, ISO 1,250

まずは、これ。プーリーセット。RD-7900用のガイドプーリーとテンションプーリーのセットです。

自転車で言うプーリーってのは、リアディレーラー(後輪の横に付いている変速機)の歯車って言えば分かりやすいのかな?通常2枚のプーリーが必要です。

 

Amazonとかで簡単に手に入るのですが、この評価を見ると、如何にこのパーツの交換が有効であるか、期待出来るところです。

これが今、Amazonで2,961円(送料込み)です。は?歯車に3千円?と思う人は思うでしょう。でも実売価格2万円のリアディレーラーに付いている部品なんで、そんなモンでしょうね。


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/50s, f/3.2, ISO 2,000

まずはこっち、プーリーの回転方向が決められている「テンションプーリー」です。

テンションプーリーは下側の歯車で、どんな大きさのギアに切り替えても、チェーンの張りを調整し、チェーンが外れるのを防止する役割があります。

デュラのプーリーにはベアリングが組み込まれています。

でもそんなにクルクル回るような感じのベアリングではありませんでした。まあ、何もないときにクルクル回っても、負荷がかかったときに動かなかったら意味ないんで、そういうものじゃないなと、評価しておきます。


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/50s, f/3.2, ISO 2,000

回転方向が決まっているテンションプーリーは、歯車の先が尖っています。

チェーンがどんな向きで入って来ても、スッと歯車がチェーンに引っかかるようにの配慮かな?


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/50s, f/3.2, ISO 2,500

こっちはガイドプーリー、上の方のギア。このギアがチェーンを保持したまま左右に動くのでギアチェンジが出来るんです。こっちは回転方向無し。

ベアリングがテンションプーリーと比較して小さくなっています。恐らくこれも軽量化で、無駄に大きなベアリングなんてイラネって事なんでしょうか?


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/50s, f/3.2, ISO 2,500

あとついでに、ボトムブラケットも購入3,400円です。これもすごく回転が良くなると評判です。


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/50s, f/3.2, ISO 2,500

中身とご対面。

回転が良いかどうかは分かりませんが、とにかく軽い!


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/80s, f/4, ISO 100

で、105(RD-5700)に最初から付いていたプーリー。取り外しました。

ベアリングとかないですけど、これはこれで結構回っていました。


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/80s, f/3.5, ISO 100

で、取り付け完了。

早速テスト。その動画を撮りました。

 

こんな感じで、良い事づくめのプーリー交換。ちょっと良いカスタマイズでした。

 

…次はボトムブラケット交換なんですが…ボトムブラケットの前にクランクを外さなくちゃ…

 

ああっ!!


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/40s, f/2.8, ISO 160

ネジを1本なめてしましました。

ここを取ると、左クランクが外れるのですが…外れなくなりました。


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/40s, f/2.8, ISO 125

だから、こうやって細いノコギリで溝からボルトを切断させてしまえば、クランクは取り外し出来る様になるんじゃないかなと。

 

ただ、切ってもネジの先の部分は、フランクの中に残ります。これが取れないと新しいネジが使えないという。

 

だったら、クランク一式取り替えてやろうかと思うのですが、ちょっと値が張るなぁw


Canon EOS 5D Mark II + Canon EF 50mm 1:2.5 COMPACT-MACRO
1/40s, f/2.8, ISO 500

ネジを切るのはこのノコギリで行けそう。

このノコギリは、カーボンステムのカットをDIYしたときに使ったものです。

最悪の場合、2のクランク全体を購入しないといけない。新品で6,000円ぐらいする。

運が良ければなんかの拍子にネジが外れて3のネジだけ買えば良い300円ぐらい。これで済めば良いのにね。

 

とりあえず、俺のクランクは165mmという短足仕様。中古で気に入る物が出てくれば飛びつくけど、その可能性は低い…かな?

でも今のTiagraも気に入っているので、本当は交換したくない。

 

選択肢は2つ。

・このまま乗る。 今回購入したボトムブラケットは無駄になるが仕方がない。

・無理してクランクを外す。 追加の工具とか買ったら、結構な出費になるかも?

 

という事で、ボトムブラケットはしばらく引き出しの中ですわ。