風に誘われて

あの山から、あの海から、私を呼ぶ声が聞こえます。
風が「行こう!」と誘います。
風に誘われて、さあ立ち上がろう!!

州都 ビクトリアの一日 (午前)

2009-05-12 | カナダ(バンクーバー) (2009)
ネットで申し込んでいた「ビクトリア・ツアー」
今日はどんな人が迎えに来てくれるのだろうか・・
どんな人と一緒になるのだろうか・・と、
ちょっとドキドキしながら、ホテルロビーでの待ち合わせ。

ガイド兼任の日本人男性が運転してくれる10人乗り位の大型車には、私達夫婦の他には男性1人だけ。
景色と説明が良く分かるようにと、私は助手席に乗せてもらって出発。


8:45発のフェリーに車ごと乗り込む。
1万5千トンという大型フェリーに車がドンドンと吸い込まれていく。
到着するまでの1時間半は船内で自由に過ごせるので、夫は船内を見学。
私は景色がよく見える窓側の席を陣取る。



今回の旅行は下調べも何もしていなかったので、
私はその船の中で、ビクトリアについての俄勉強。

ブリティッシュ・コロンビア州都であるビクトリアは、
穏やかな気候や体の不自由な人に優しい都市ということで、
リタイア後に住む場所として憧れの地だとか。
新渡戸稲造がバンクーバーの名門ブリティッシュ・コロンビア大学の客員教授をしていた時に
ビクトリアに住んでいたとか。
    

そうしているうちに船はビクトリアに到着。
まず今日の第一の目的地「ブッチャート・ガーデン」に。



ここは、以前は石切場でブッチャッート氏個人の所有。
最初は夫人が世界中から集めた木や花で庭園を作り始めたそうだ。


ロス池の噴水。
高さ20数メートルまで吹き上げる噴水はいろいろな形に姿を変えて楽しませてくれる。
まるで白鳥に姿を変えた天使が空に舞い上がるような美しさだった。


手入れの行き届いた庭園には、春の花が咲き競っている。
春浅いという時季のせいか、平日のせいか、観光客は思ったほど多くはなかったので、
ゆっくり堪能できた。

ただ残念なことに、私が見たいと思っていた、黄色い花を藤のようにぶら下げるラバーナムは、
開花には1ヶ月早いとかで、まだ蕾すら見ることは出来なかった。

でも、見残したもののあるほうがいいかもしれない。
見尽くしてしまうと、そこから心が離れてしまうような気もするから。
「今度また・・・」という心を残したほうがいいのかもしれない。

最新の画像もっと見る