風に誘われて

あの山から、あの海から、私を呼ぶ声が聞こえます。
風が「行こう!」と誘います。
風に誘われて、さあ立ち上がろう!!

丘陵畑の美しい《美瑛》

2010-09-26 | 北海道の夏 3年目 (2010)
美瑛の丘は、花というより丘陵地に広がる畑の美しさがあり、
いつ行っても期待を裏切らない姿で迎えてくれる。




畑の中を網の目のように農道が走り、
自分の感性で、勘を働かせながら、思いのままに車を走らせる。





決して観光客バスは停まったりはしない場所だけれど、
こんなに美しい畑に心が惹かれる。




美瑛にある、花農園≪四季彩の丘≫

歩くのはちょっと大変なほどの広い花の丘。
入場料もとらないで維持していけるのかな?
有難いやら、申し訳ないやら。




昼食は、ガイドブックに載っていたレストランに・・・と車を走らせていた途中で、
ふと目にしたレストラン。
いったん通り過ぎたものの、その佇まいがどうも気になってUターン。
そして、今日のランチはここに変更。


食事が出てくる間に手に取って読んだ、ここのオーナーの著書によると、
新聞記者の仕事を辞めて、ここに居を移し、研修を経て農業を生業とすることになったとか。



ネーミングも素敵な≪雨の膳≫
私達は頼まなかったが、もう一つのメニューは≪晴の膳≫


①北の麻婆ナス(豆板醤代わりに三丈漬を使用)
②枝豆のすり流し汁
③そうめんカボチャの白ポン酢胡麻和え
④ズッキーニの花ご飯(花に味付けご飯を詰めオリーブ油で焼く)
⑤特別サービスのトマト

珍しかったのは、≪そうめんカボチャ≫と≪ズッキーニの花ご飯≫

≪そうめんカボチャ≫の話や、≪三丈漬≫の話などをゆっくり伺いたいと思ったが、
どうも最近、雑誌に載ったらしく、
雑誌を持ったお客さんが次から次に入ってきて、そても質問できそうもない
(それにしても、三丈漬って三升漬とは違うのかな?)



部屋の隅にある薪ストーブ

帰り際に調理している奥様に「御主人は?」と聞くと、
今日も畑で忙しく、奥様が調理担当しているとか。
(因みに、奥様は弁護士)

こんなにお客様が多いのに、レストランは週末のみの営業。
営利に傾くのではなく、自分の生きたいように生きるという選択。
潔く、すがすがしく、ちょっと羨ましい話でもあった。


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