【祭りアルバム】京都・祇園祭
大阪天満宮の「天神祭」・東京神田明神の「神田祭」・それに京都八坂神社の
「祇園祭」が加わり、日本三大祭と言われる。
中でも祇園祭は1100年も続き、その規模や華やかさは、まさしく日本一の
祭である。一か月に及ぶ祭礼や行事を、東京人が全て見ることは不可能だ、
宵山と山鉾巡行を見てきた。
美しい絨毯、タペストリーなどで飾られ、舶来のコブラン織や
西陣織などが用いられた山鉾が、目の前を次から次へと現れ、
まさに山鉾が”動く美術館”と、言われる所以である。
巡行の先頭を進む「長刀鉾」に乗る生稚児は選ばれた町内の
小学生である。数々の重要な役目を果たす重い責任を負う。
「函谷鉾」には人形の稚児が乗っている。
駒形提灯の昼と夜の顔、夜あかりに輝く山鉾は一段と美しい。
狭い囃子舞台で20人ほどの囃子方が”コンチキチン”と哀愁のこもる
祇園囃子を奏でる、夜のとばりの中実に優雅な気分にさせてくれる。
宵山には「屏風祭」と言われる風習があり、山鉾町の旧家では
表の格子を外したりして、秘蔵の屏風などを飾り付けた座敷を
開放する「屏風飾り」が行われ、家々を回り歩くのも宵山の楽
しみの一つである。
今年の祇園祭もコロナのために中止となった。
毎年物凄い人出で写真撮影も一苦労、来年元気ならば7月24日の
「後祭」に行ってみたいと思っている。
オリンピックと重なるかな~どうしよう?
コロナのおかげで、写真を整理しながら当時を思い出しております。今年いっぱいは祭りは無いでしょう?
12月の「秩父夜祭」が、どうかな~年内最後に滑り込みセーフかもしれない・・・早くお祭り見たいよ~