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私の広場~写真大好き

相変わらず好奇心は旺盛です。
目標はユネスコ無形遺産に登録された全国33件の
山車祭りを見歩くことです。

【”23 菖蒲まつり】東村山・北山公園

2023-06-09 11:43:34 | 

【”23 菖蒲まつり】東村山・北山公園

東村山市の北山公園は、狭山丘陵を背景とした自然公園である。

八国山の麓に約6300㎡の敷地内には、600種、8000株、10万本の

花菖蒲が咲く・・・新東京百景に選ばれている。

”志村けんさん”で有名だが、都内の木造建築物で唯一国宝に指定されている

「千体地蔵堂」がある。檜皮葺の屋根の曲線が美しく、堂内には天井まで詰め

られた木彫りの地蔵さんが覆いかぶさるように立ち並んでいる。

国宝・千体地蔵堂

ピークを迎えて来た色とりどりの花菖蒲が観光客を迎えていた。

~様々な色の風吹く花菖蒲~ 俳人

~紫の一隅占める花菖蒲~ 俳人

「花菖蒲まづむらさきのほぐれたる」~万太郎

これは珍しい~「鷹の爪」と書いてあった。

品種は「北山乙女」・・・他では観られない貴重な花菖蒲で、北山公園の

シンボルになっている。

薄いピンク色が可愛らしい。

菖蒲は水際が良く映える。

様々な色で競い合う花菖蒲・・・やはり主流は紫だ!

~小流れの隙に一花の花菖蒲~ 俳人

「むらさきと白と菖蒲は池に居ぬこころ解けたるまじひいもせで」~昌子

「花菖蒲大淀と咲く濃紫」~かな女

「片隅に菖蒲花咲く門田哉」~子規

引き込まれそうな二輪の花・・・何時までもジーと見とれた。

「かがまりてわが息づかひしたしもよ菖蒲の花のかさなりて見ゆ」~利玄

「広々と紙の如しや白菖蒲」~立子

~花菖蒲江戸系肥後系咲き競ひ~ 俳人

~風さそふ今開かんと花菖蒲~ 俳人

花菖蒲の花言葉の「優しい心」「優雅」は、垂れ下げるように咲いた花姿に

由来するそうだ。古くは古今和歌集や源氏物語にも詠われている。

花菖蒲の美しさに多くの俳人や歌人が詠んでいる。幾つかの歌を添えさせて

貰った。東京も梅雨に入ったようだ、この時期に似合う花菖蒲は見逃せない。

幸い隣市に東京三大菖蒲園の一つ、北山菖蒲園がある。近くに住まう娘から

”見頃だよ”と連絡があり行って来た。

 

 

 

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【”22 最高の押し花展】

2023-04-21 11:18:37 | 

【”22 最高の押し花展】

高知県北川村の「モネの庭」の風景を押し花で飾った。

「生きた美術館」の宣伝に来た、北川村のブースに飾られていた押し花。

九州大牟田は日本の押し花発祥の地と言われている。

大牟田市の宣伝ブースには、三池炭鉱跡の建物に押し花が飾られていた。

中国でも韓国でも押し花は盛んなようで。素晴らしい作品が展示されていた。

撮影禁止の表示のある押し花を避けての撮影には苦労した。

”へ~これが押し花?”と言う作品が一杯だ!

クラゲが泳ぐ姿を押し花で、よく見ると花弁のクラゲでビックリ!

押し花アーティスト「杉野宜雄」さんの作品。

アールヌーボーの頂点を極めた画家ミュシャの作品に、押し花を組み合わせて

新しいオリジナルの世界が生まれた、数々の作品が展示されていた。

私も何年か前に、自分の撮った写真に押し花を飾れないかと、押し花教室に通い

先生と相談しながら取り組んだが、ピンセットを使っての繊細な作業は私には

無理でまた、写真に張り付けるのが難しく諦めたことがある。

今回の押し花展に飾られた数々の作品に、唯々驚くばかり素晴らしい「押し花展」

見ることが出来た。

 

 

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【”23 昭和記念公園・桜】 

2023-03-30 11:43:41 | 

【”23 昭和記念公園・桜】

             やっと晴れた!

桜は勿論、菜の花も満開、チューリップも咲き始めた、と聞き昭和記念公園に

行って来た。平日なのに園内は花見客で一杯だ、桜の下でシートを敷きベンチに

腰掛けランチする人が溢れている。学校の春休み中でもあり子供連れの家族が

目についた。外国人観光客も大勢見かけられた。コロナが静まり平常の日常が

始まった事を実感した。

「みんなの原っぱ」公園内の丁度真ん中にある広大な原っぱで、東京ドーム

2つ丸々入る約11haの広さで、囲むようにして桜や菜の花が咲き乱れている。

快晴の下での花見を待ち望んでいた人たちが、桜の下でのんびりと寛いでいた。

ベンチでは仲良し小母さんが、持ち寄りのランチを広げて美味しそうに

食べていた。

ソメイヨシノに菜の花、色の取り合わせが絶妙だ!

菜の花の独特の香りが、春の気分を盛り上げてくれる。

残堀川の川沿いでは、早咲きのカワズザクラが薄っすらと色を残し、遅咲きの

サトサクラが勢いをつけていた。

チューリップが咲き始め、桜とのコントラストを見事に演じ、贅沢な春の

景色である。

早咲きのチューリップは若々しく元気だ!

水面には遠くの桜が映し出され、花弁が零れ桜からチューリップへの主役交代

の儀式がこれから始まる。

後10日もすると、桜の姿が消え華やかなチューリップが一面覆うようになる。

 

ナノハナ・サクラ・チューリップ・ポピー・ヒマワリ・コスモス・・・と続く

昭和記念公園花のパレードが始まる。

家からチャリンコで30分、園内の自転車専用道路を述べ一時間半ペタルを踏み

花たちの近くまで歩き回る、年寄りには可成りハードな花巡りである。

だが、不安定な陽気が続き滅入っていたが、久しぶりの好天に満開の桜と菜の花、

オマケにチューリップまで見ることが出来、春を満喫できた。

 

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【公園の桜】

2023-03-30 10:21:08 | 

【公園の桜】

東京は桜満開の時期に花冷えする日が続いている。

千鳥ヶ淵や、新宿御苑、目黒川など桜を見たいと思っていたが、機を逸した。

 私の住む地名は”桜が丘”、地名通り桜で溢れている。

ソメイヨシノは青空が似合うのだが、生憎の曇り空でスキっとした花見は

出来なかったが、近くで見る桜たちは満面の笑顔で迎えてくれた。

公園(都立南公園)に行く途中はソメイヨシノが天を覆うように咲いている。

公園横にある”都立療育センター”内の桜も満開だ。

公園に入ると、ピンク色に染まった枝垂れ桜が曇天の中でひと際輝いで見える。

肌寒い中、子どもずれのママさんや、家族や仲間連れがシートの上では寒いのか

立って花見をしていた。

女性カメラマンが、連れて来たネコちゃんを桜の木に乗せ写真を

撮っていた。飼い主の言うままにポーズを取るネコちゃんは慣れた

もんだ、と言う顔をし決まっていたよ。

戦争遺産として、西の広島原爆ドームに機銃掃射を受けた東の変電所と言われる、

変電所の前に枝垂れ桜が咲き、裏側にソメイヨシノの大樹が満開の花を付けた。

変電所の裏側の桜を見ながらの花見の団体、寒い中花見はそっちのけ

喋るは食べるは、小父さん小母さん・・・皆さん元気だね!

曇り空だったが、枝垂れ桜のピンク色が際立っていた。花壇ではチューリップ

も咲き始め、季節は間違いなく進んでいる。テレビでは各地の桜満開の映像が

映されている、コロナも落着き人出が帰って来たようだ、陽に輝く桜の下で

仲間たちと語り合う・・・日常が正常に戻って来た。

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【早春の薬用植物園】

2023-03-17 16:04:12 | 

【早春の薬用植物園】

 桜の開花が近づいて来た。

早春の薬草園も珍しい花々が咲き始めた。解説書を見ながら、この花が薬草

だったのかと驚かされ、こんな花を咲かせるのか、と見たこともない草花に

感じ入ったり、楽しませてくれる園内をのんびりと歩いて来た。

サンシュウの黄色が青空に映える。

植物学者の牧野富太郎博士は、開花の様子に「ハルコガネバナ」の名を与えた。

実は、漢方処方用薬:強壮・収斂(八味地黄丸)に使われる。

「ユスラウメ」梅桃とも言われ、中国原産の落葉低木、熟した果実は

甘酸っぱく、生食のほかゼリーや果実酒(ユスラウメ酒)として加工

して利用されている。

「セイヨウオキナグサ」ヨーロッパでは民間薬として全草を用いる。

「アミガサユリ」中国産、ユリ科の半蔓性多年草である。

花期は早春、咲く花は下向きで内側に黒紫色の網目状斑紋があり「編笠百合」

と言う名がついた。乾燥させて鱗茎が貝母(バイモ)と言う生薬で、去痰・鎮痛

・清熱などの作用があり、主に呼吸器系疾患に用いる漢方薬の構成生薬である。

「ホソバテンジクメギ」分布は中国西部、常緑低木で短枝には3本の針があり

六弁の花を開く、果実は黒紫色である。

「あんずの花」が青空を指さしていた。

種子(杏仁)は、鎮咳・去痰薬として喘息・気管支炎など様々な呼吸困難に

用いられる。また杏仁豆腐の香り附けに使われている。

「春蘭」地面にうずくまる様にひっそりと咲いていた。

鑑賞用として広く栽培されている。薬効としては、ひびやあかぎれに、乾燥した

根の粉末をハンドクリームに練り合わせ患部に塗る、膵臓の病気にも根を用いる。

果実の中の細かい種子は出血に外用する。また蕾や花をサラダの彩として生食

するほか、天ぷらや、酢の物にして食する。蘭茶は塩漬した花に湯を注いで香り

を楽しむ飲み物で古くから日本では慶事の際にお茶として出される。

「ミミガタテンナンショウ」サトイモ科で有毒植物である。マムシグサとも呼ばれ

球根は腫れ物・肩こり・リウマチ・去痰・鎮痙などに効く。

「カタクリの花」カタクリから採取したデンプンは片栗澱粉と言って生薬になり

滋養保険によく、腹痛や体力が弱った人への下痢止め作用があると言われている。

「クリスマスローズ」全草、特に根は強心作用があり誤って食べると心臓停止

により死亡することもある。中世ヨーロッパでは薬として使われており、利尿剤

や下剤として利用されたり、精神安定剤としても精神病患者に使われていた。

「トサミズキ」マンサク科で準絶滅危惧種である。

日本固有種で自生地は高知県の蛇紋岩質地域の一部に限られている。

マンネンロウ(ローズマリー)シソ科

葉や茎は香料や料理の香りづけ、入浴剤などに使われる。

強壮・血液循環促進・抗菌化・発汗・収斂などの効用がある。

薬草園内の温室に咲く花々

可愛いランの花たち。

ハイビスカス

熟成したカカオの実

東京都立薬用植物園は、昭和21年に開園した、都内でただ1か所の薬用植物園

である。国内は勿論、世界各国の貴重な薬草、草木約1600種が栽培されている。

季節ごとに珍しい草花が見られる。

私の家の近くにあり、心癒してくれるオアシスである。

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