野鳥と野鳥写真(観察と展示)

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真冬の北の野鳥達・・・(ユキホオジロ達とおまけ)

2024-01-15 11:53:14 | 野鳥写真

ユキホオジロの画像・・・(道東野付半島)

 日本へは冬鳥として主に北海道に渡来するが、数は多くないが、本州では北部の日本海側の地域で少数が観察されるだけである。※九州や小笠原諸島でも記録があるただが、ただ、日本でも沿岸部では比較的多く見られるようになった。

 海岸の砂丘や農耕地、荒地に生息するが、非繁殖期は小さな群れを形成し行動するが、渡りの時期には大群になることもある。※北海道道東根室湾の野付半島の砂丘の枯れたハマニンニクの実を食べに多い時には70~80羽程度の小群で渡来している。※運のよい人は野付半島の手前で観られたリ撮れる人もいるが、先端まで足場の悪い砂丘(自分の場合は鳥運がなく大抵半島の先端まで歩いて行くことが多い)を歩いて行かないと、ユキホオジロ達に出会えないことがある。

ユキホオジロの飛翔シーンの画像・・・(雪のない野付半島)

流木に止まるユキホオジロの画像・・・(雪のない野付半島)

雪上のユキホオジロ達の画像・・・(道東野付半島)

 名前の通りユキホオジロ達は雪上で撮影する方がインパクトがあり、被写体のユキホオジロ達が映えるようだ。※大きな音を出さない限り、その場にいることが多く、然程取り難い野鳥ではないが、音を立てると一斉に飛び立ち場所を移動してしまいます。

冬場は沿岸地方の砂丘地帯、水田の畔、麦畑などの農耕地、干拓地などの草の多いところに現れ、荒れ地上で露出土の多い草つき地を好む。※積雪があり分かり難いが、台風で砂丘が洗い流された荒れ地に残る枯れたハマニンニクの実を漁って食べていた。※繁殖地では、低地から山岳地域にかけて岩石の多い荒れ地に住み、海岸や谷間の崖、山岳の岩場やガレ地などを好むといわれている。

 雪原(積雪のある野付半島など)を飛ぶと白い個体(黒い刺しが入っており、余計に白黒の個体が綺麗に見える)が綺麗に映え、とても美しい冬鳥と言えるため、人気の高い冬の北の野鳥といえる。※根室湾を周遊するように飛び回っているため、春国岱の浜辺(枯れたハマニンニクの実を漁りに来ている)にも飛んで来ることがあり、撮り運のよい人は野付迄足を運ばなくて撮ることが出来るかも知れない。

 この時季の野付半島には多くの渡り鳥達が渡来してきており、コチョウゲンボウやケアシノスリ・オオハクチョウ・珍しい水鳥のクロガンやクロガモ・ウミアイサ・大型の猛禽類のオオワシ等又オジロワシなどが観られる。※人の少ない場所なので、野鳥達やエゾジカ・キタキツネ等の動物の天国のような野付半島は自然環境が厳しいところでもあるが、動物や野鳥等の小動物には好まれているようだ。

野付半島のベニヒワの画像・・・(おまけ)

 ※明日は雪のルリビタキを投稿します。

豆知識・・・

 ルリビタキは「3%」と、綺麗な成鳥は非常に厳しい生息を余儀なくされていると言われており、なんだルリビタキかと言わずに綺麗な「幸せの鳥ルリビタキ」を撮るといいかも知れません。

野鳥達の仕草(生態)・・・(次期写真展のテーマ作品10点←候補15点)

    前回は「飛ぶ」がテーマの作品群を展示しましたが、次回は「仕草(生態)」がテーマの作品群を出展することにしたいと、現時点(決定ではないが・・・)で思っているが、まだどうなるかは分かりません。※10点出展予定としているが、現時点では全くの白紙です。

食べる・・・(さくらんぼを食べるコムクドリ)

飲む・・・(川の水を飲むキレンジャク)※候補NO.1

飲む・・・(水飲み場のイスカ群)※候補NO.2

 背景の人工物や水飲みのインパクト(水量)を考えると、ヒレンジャクの川の水の飲み方がインパクトがあると思われる。※どちらか一枚を出展することにしている。

咥える・・・(大きな魚を食えるダイサギ)※候補NO.1

咥える・・・(大きな魚を飲み込もうとしているムラサキサギ)候補NO.2※画像は削除

 どちらも魚の目が入ってないが、インパクトはあるため、展示作品にするには検討したいと考えているが、ムラサキサギは南国の種なので、珍しさもあり難しい。

捕まえる・・・(オイカワを捕まえたササゴイ)※候補NO.1

捕まえる・・・(オイカワの動きはないが綺麗さが際立つ、ササゴイの餌獲り)※候補NO.2

 オイカワは綺麗な魚なので、綺麗さが分かる画像がベストチョイスだと思われるが、常に動きのある被写体の画像を撮ることに心掛けており、候補画像のNO.1が出展作品と有力と思っている。※画像は削除

鳴く・・・(求愛時期に鳴き交わししているアカショウビン)

 10m以内の至近距離からの撮影でしたので、普段はなかなか撮れない距離なので、近過ぎてジャスピンを出すのに苦労しました。

囀り・・・(繁殖時期を迎えていたノゴマ)※候補NO.1

 6月の道北大雪山の山の上はガスがかかり、三回もケーブルカーに乗って撮影することになってしまいました。

囀り・・・(三鳴鳥の囀り、ウグイス)※候補NO.3※画像は削除

囀り・・・(森の音楽家のクロツグミ)※候補NO.2※画像は削除

ダンス・・・(求愛ダンスをするタンチョウ達)

巣材探し・・・(巣造り中のヤイロチョウ)

求愛給餌・・・(仲良しブッポウソウ達)

喧嘩・・・(縄張り争いのキジ達)

こんな写真集を作成しました・・・(関西の秋の景色と野鳥写真集)

景色の画像(78枚)が載っている写真集(72頁⇒96頁に変更した)ですが、野鳥の画像(57枚)もこそこその枚数を載せているため、野鳥写真集と思いきゃ実は景色写真集だと思われるかも知れない。※景色の綺麗さや美しさは野鳥の綺麗さや美しさなど、足元にも及ばないため、到底勝てる訳でもないので、圧倒的な野鳥達の写真(野鳥写真が邪魔をしていかも知れない)を配置しないと、景色写真集だと判断されてしまいます。

春秋の関西の野鳥たちの写真集・・・(表紙変更)

 第二十一回東京多摩野鳥クラブ写真展開催を記念して作成しましたが、更に小幅(景色や野鳥写真の入れ替え)に変更しました。※今年京都や奈良又関西方面へ出掛けられない方々は、古の都の神社仏閣の写真を見て貰い、京都や奈良・関西地区のもみじの紅葉を楽しんでもらえたら幸いです。※入れ替えした写真を追加し、作成したり又ブログでも投稿しています。

こんな野鳥の画像が載っている・・・(猛禽類の飛びもの)

セイヨウカラシナの花の上を飛ぶハイイロチュウヒの画像・・・

セイヨウカラシナが咲き始めた堤防の上を飛ぶコミミズクの画像・・・

永観堂の池から仏舎利塔を入れてのもみじの紅葉を撮る・・・(好きな紅葉⓵)

 「秋はもみじの永観堂」と言われる程、もみじの紅葉が素晴らしい永観堂です。※裏山の仏舎利塔を入れて撮るのが永観堂の池からの景色が定番中の定番です。※京都の各神社仏閣の紅葉の写真を見て頂くと、ちょっとした秋の京都観光気分が味わえるかも知れません。

 


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