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津南町移住生活日記・・・(2018-6-2~6-13)後半12日間

2018-06-16 11:07:51 | 野鳥写真
ハチクマの画像・・・(至近距離から6/8撮影・・・)

横位置を縦位置にしたもの・・・1








ハチクマの画像について・・・

 ハチクマの画像(1)は縦位置を横位置にしたもの以外は殆どがノートリの画像です。25~30mの距離をロクヨン+1.4(テレコン)を取り付けて、APS-Cでの撮影でした。

ハチクマの生態や習性について・・・

 今回の短期津南町移住生活を送ったことで、秋山郷のハチクマの里のハチクマ達の生態が初めての飛来した5/21日からプロセスで観察できたことがよかったと思われる。

 生蜂園の親父さんも初日に蜂蜜を買いに行った時に、今年はまだハチクマを見ていないと言っていたので、諦めようと思ったが車にブラインド(車を二枚の迷彩シートで覆い、ハッチバクを開けて迷彩ネットを掛けていた)して待っていると、養蜂箱の置いてある右側の杉林の天辺にハチクマのメスが一羽で現れて、暫く杉の木に止まっていると、いろいろと警戒しながらも木止まりや周辺を飛び回ること等をやってくれましたので、後から生蜂園の親父さんにハチクマが来ていることを伝えると、今年初めてだと言っていた。

 ハチクマをよく知っている人から最初にハチクマのメスが偵察に現れるが、数日間空けて現れるようになると言っていたので、21日から2日間ハチクマの姿を見ることがなくなり空振りが続きましたが、一人目の移住同居人が来た24日からほぼ毎日現れるようになりました。昨年同様に四羽(白1、斑2、黒1)のハチクマが現れるようになりました。

 移住先から秋山郷まで8.6kmの位置にあるため、新潟県人が嫌う難関のR405号の通行も然程苦にならず、ほぼ(十二湖に遠征日を除き)毎日出掛けて行くことが出来たと言うことが、よかったと思われる。

 当地にたまに(週一・二や月一・二回程度出掛けて来ることでは確率が悪いのは仕方ない)出掛けて来るのでは、なかなかハチクマとの出会いは出来なくて仕方が無いと思いましたので、毎日出掛けて来ることで何か(ハチクマ達が現れる時間帯やどの個体が最初に現れるか等)が分かったような気がしています。


津南町移住生活13日目(2018-6-2)午前午後、晴天(五月晴れのような天気)

松之山地内の観音寺・・・
 ブッポウソウの求愛行動をしていると言うので、出掛けて行くと先客が来ていたが、全く関係のないところへカメラのレンズを向けていた。

 撮影場所を教えてあげながら一緒にブッポウソウ達を撮っていたが、昨日は求愛行動(給餌や交尾)をしていたため、期待して撮っていましたが、もう一人の仲間(Sさん)が東京から11時30分頃に到着すると連絡が入り、津南駅で待ち合わせすることにしましたので、11時には現地を切り上げて津南駅で待つことにしました。

途中貸し布団屋さんにも寄り、明日(日曜日でお休みのため)から来る仲間の貸布団を取りに寄りました。

 無事に津南駅で待ち合わせると、自分達が到着すると間もなくSさんが到着したため、挨拶もそこそこに移住先へ移動し、Sさんの荷物を降ろしたり、車を乗り換えて三人分の撮影機材を積み込み秋山郷へと向かいました。

津南町秋山郷・・・
 我々が現地に着くと三人のカメラマンがブラインドを立てていましたので、ハチクマの出具合を聞くと、午前中(養蜂箱のハチミツ回収を午前中な行うと聞いていたため)に四回も出たと言っていたが、ハチクマが養蜂箱の周囲には近づくことがなく、遠くを飛んだだけだと後から分かりました。

 現地(ハチクマの郷)に1時頃到着し、昼飯を食べたりしていましたが、一向に現れる気配がなく、6月の炎天下の中でも日差しが強く、車のハッチバックを利用して簡易ブラインドの中でも暑く喉が渇き、500mLのペットボトルの水を直ぐに飲み切ったてしまいました。

 待つこと3時間半が過ぎたところで急に慌ただしくなり、ハチクマが現れると養蜂箱の周囲を飛ぶようになり、養蜂箱を囲む杭の上に止まったり、養蜂箱の上に止まったり、又、地面にハチミツのカス(ミツロウ)を食べるため下りたり、いろいろなことをやってくれました。

 我々を含む6人のカメラマン全員が、一応にハチクマの至近距離からのこんなシーンなかなか撮れるものではないと、興奮気味でシャッター押し続けていました。

ハチクマの物凄い迫力のある画像(ノートリ画像)がそこにいた全員が撮ることが出来ました。

Mさんが奥さんからの電話で急遽自宅へ戻って行ことになり、移住先に戻り帰り支度をして、慌ただしく戻ることになったため、人は入れ替わりましたが、元の二人になってしまいました。

Mさんも念願の至近距離からのハチクマが撮れたため、今回の移住同居人生活にも満足し、戻ることになりました。

 猫を6匹飼っているため、奥さん一人では手に負えなくなってしまったようなので、帰らなくてはならないと、秋山郷から戻ると5時半頃に自宅へと戻って行きました。

約10日間同居生活をしましたが、紳士的な人間でお互いに(少なくても自分は・・・)ストレスが全く感じられない楽しいお爺さんの二人の移住生活が出来ました。

 短期間でもお互いの人間性は、この年になると分かるもので、前期高齢者には我慢するというものがなくなってしまうものですが、そんなことが全くなく過ごせたことがよかったと思います。
これが本当の同じ釜の飯を食べたという仲間だと思いますので、上面の付き合いで無く本音の付き合いというか、少しでも美味しい献立を考え、作ってあげたいと思いましたが、満足して頂いたかは分かりませんが、自分の出来る精一杯のものはやりました。

 本来の目的の野鳥撮りも満足いくものが撮れたと言っていたので、津南移住生活の同居人として、気分よく過ごせたと思っている。


本日の献立・・・
 チャーハン、中華たまごスープ、中華風冷奴、新玉ねぎのシーチキン和えもの、ズッキニーの炒め物、フレンチサラダ(レタスときゅうり・トマト)、デザート(清美オレンジ)、

津南ショッピンクセンター・・・足らないものの買い出し
 ミニトマト、ホウレンソウ、セロリ、キャベツ、レタス、豆腐一丁(小分けタイプ)、ウインナソーセージ、ハム、ミニ蒲鉾、卵1パック、醤油、マルコメ味噌、特保コーラ2本


津南町移住生活14日目(2018-6-3)午前晴れ、午後晴れ(雲が多くなる)

 Sさんのリクエストで松之山地内のチゴモズを撮りに朝から出掛けて行きましたが、本日からUさんが合流するため、松之山の大荒戸を11時半頃に出て十日町駅(西口)まで迎えに行きました。

 チゴモズを撮っていると顔見知りの人と出会い、群馬県の利平高原のオオコノハズクとマミジロの情報が飛び込んできたため、松之山から顔見知りの人が現地に向かった確実情報を教えてもらったため、明日は我々も現地(利平高原)に飛ぼうと思っている。

 Uさんを迎えに行き、松之山地内の大荒戸へ連れて来ると、Sさんとも合流しチゴモズを2時半過ぎまで撮影し、秋山郷に移動することにしましたが、夕食の買い出しのため途中のスーパー(津南ショッピングセンター)へ立ち寄り、秋山郷へと向かいました。

 現地に到着すると、11時からブラインドを張って二人の顔見知りがいましたが、本日は出が悪く黒い個体(今まで見たことのない)が逆光の木止まりがあっただけで、それっきり出て来ないということでしたが、我々も5時半まで車の簡易ブラインドの中で粘ることにしましたが結局ハチクマは現れず空振りでした。

 Uさんがハチクマ達(他の地域で遠くのものは撮っていると言っていたが・・・)を撮っていないと分かっていたため、何とか至近距離のハチクマの止まりものを撮らせてあげたいと、粘りましたが残念ながら撮ることが出来なかったため、間人期間中にリベンジし撮らせたいと思っている。

 再び移住同居人が二人になり、三人で移住生活をすることになりましたが、Uさんは我々より一回り年配のため、いろいろ食事に関して注文が多く、味は薄めにして欲しいとか、又、硬いものが歯の関係で駄目とかで、果物は小さくカットして欲しいとか、多少ですが気を遣うことになりました。

 然しながら足腰が強く元気のため、我々よりも歩くも早いし全く足手まといなどはありませんので、手持ちと言うこともあり撮り出しの早いのには驚かされます。

本日の献立・・・
 トマトパスタ(缶詰のホールトマトと生ミニトマト入り)、ミネストローネスープ、ハム入り野菜サラダ(レタスとセロリ)、デザート(バナナと清美オレンジ)


津南町移住生活15日目(2018-6-4)午前、午後晴れ、

 昨日教えてもらった群馬県利平高原のオオコノハズクの鳥撮りに出掛けることになり、7時30分(5分遅れて・・・)に津南町を出発していきました。

 気忙しく出掛けたためか、昼に食べるおにぎりなどの食料品を買うのを忘れてしまい、非常食で持ち歩いているカロリーメイトを三人に渡し、取り合えず空腹を凌ぐつつもりでいましたが、途中大副屋さんののぼり旗が眼に入り、停まるとバラ売するということを聞いたので、1個340円(ぼったくり価格)の大福を各自一個づつ買い、カロリーメイトと340円の大福で昼飯の代用を兼ねることにしました。

 現地の駐車場に到着すると昨日から泊まり込みで来ているというオオコノハズク撮りのカメラマンの車が殆ど駐車場を埋め尽くしていましたが、何とか開いているところを探し駐車しました。

 機材を車から降ろし撮影現場に来ると、大凡150~200人(数えていないので実数は分からない)はいるかなと思えましたが、オオコノハズクの三番子(最後に巣立ちした幼鳥)らしき幼鳥が止まっているという雑木の中の方をカメラのレンズか向いていたので、近くの人から何処に居るのか教えてもらい、オオコノハズクの幼鳥を撮影することが出来ました。

 何処の現場に行っても仕切り屋さんがいるもので、何方かのカメラの前を横切っただけで怒鳴り飛ばされたため、売り言葉に買い言葉で謝ったにも拘らず何度も行っていたため、「一回言えば分かるから何度も言うんじゃねえ」、と言い返しました。

 撮影していた訳でもなく、只カメラの三脚が立てられているだけの待ち時間なのに大げさなアクションを取っている仕切り屋さんだった。
正論のぶっつけ合いなら誰にも負けることはありませんので、こういう手合いには厳しく対応するようにしている。

 同じところに止まっている、オオコノハズクの幼鳥を撮るのを止め、現地を12時前には引き上げて来ることにしました。

 しかし肝心のオオコノハズクの親子は撮ることが出来ず、昨日現地に飛んで来ていればと後悔しましたが、後悔先に立たずとオオコノハズクの幼鳥だけ撮って津南町と戻ってきましたため、昼食も食べずに済みましたので、途中の高速のPAに寄って、久しぶりに食べるアジフライトとコロッケ定食を食べましたが、白米は残しましたが、温かいフライトコロッケは美味しく食べ過ぎて胸焼けしてしまいました。

 Uさんだけがオオコノハズクの幼鳥がいるところから奥の方に行ってきたと、コルリとオオルリを撮って来たと遠征してきた成果を話していたので、遠征先から遠出をしてきた甲斐がありました。

 遠征先から戻って来ましたが、移住先に寄らずに秋山郷のハチクマの里へ向かい、昨日のリベンジを図りましたが、上手くいかず急にお腹が痛くなったため、近くの萌木の郷のトイレを拝借し4時半過ぎに現地を引き上げせてきました。現地3時頃に到着・・・。

 今日は1時半に一度現れると、養蜂箱周辺の地面に降り、ハチミツのカスを20分間あさって行ったそうですが、その後は自分達が戻るまで、一度も現れることはありませんでした。

 昨日くらいからハチクマの黒い固体の姿が見られるようになりましたので、昨年同様四羽のハチクマが養蜂箱周辺に現れるようになりました。

 一番年配のUさんの椅子(現地で座るもの)が無かったため、町内の100均に行き買いながら、隣のスーパー(津南ショッピングセンター)で夕食の食材も買ってきました。

 我々二人が椅子に座っていると、真中に居るUさんが地面に腰をおろしているため、誰が見ても一番年寄りに意地悪をしているように思えるため、Uさんはそんなこと関係ないから気にしないでいいと言うが、100均に行けば椅子が売っているからと、半ば強引に連れて行き、折りたたも椅子を買ってきました。

本日の献立・・・
 親子丼(湯通しした鳥肉の片面だけをフライパンで焼き一口大に切る)、味噌汁(大根の千切りと豆腐・油揚げ)、お新香(大根の千六本切りしたものときゅうりの薄切りしたものを出汁と少量の醤油で浅漬けにする)、ホウレンソウのお浸し、冷奴、デザート(富士りんご・オレンジ)、

大根の千本切りと千六本切りの違い・・・
 歯ごたえを残しつつ触感を味わえようにみそ汁の具罪などに向いているが、「ナマス」や大根のお新香等に使用するのはもう少し細切りにすると簡単(10分程で本格的な漬物が出来る)に漬物が出来る。

足らない食材等・・・
鳥肉の胸肉、インスタントコーヒー2ケース、特保コーラ2本、


津南町移住生活16日目(2018-6-5)午前晴れ、午後曇り

 津南移住生活の同居人(SさんとUさん)のリクエストに応えることとし、各人がもっと撮りたいという野鳥を優先に撮ることにしました。

 Sさんの最終日となったため、松之山地内の観音寺のブッポウソウを撮りに出掛け、納得いくまで撮影し、Uさんは美人林の野鳥撮りたいと言うので、美人林で下し鳥撮りをしてもらうことにした。

 観音寺で10時まで撮影し、Uさんを送りながら美人林に行き、自分とSさんはSさんのリクエストでチゴモズをきちっと撮りたいと言っていたため、松之山地内のチゴモズの出ている場所へと移動してきましたが、チゴモズを撮ることはありませんでした。

 各自が納得のいくまで撮影して貰っていましたが、四人組の知り合い(他の野鳥写真クラブの人達)が同地に入って来ているため、撮影場所(観音寺等)の案内をしたり忙しく動き回りました。

 一応(お付き合いや義理が果たせたため)のことが終わったため、チゴモズが出いるところへ戻り、早朝からのブッポウソウ撮りに次いで、本日二回目の野鳥撮りをすることが出来ました。

 12時を回りましたので、出掛けて来るときにコンビニに寄って買って来たおにぎり1個を昼食として食べ、Sさん同様にチゴモズを撮ることにしましたが、先日津南町秋山郷に来ていた「Iさん」から秋山郷(ハチクマのリベンジに)に日帰りで来ていると電話が入り、我々もSさんが納得のいくチゴモズの画像が撮れたと言ったため、秋山郷に行くことにしましたので、チゴモズの撮影現場を2時過ぎに出て、Uさんを美人林で拾い秋山郷の方へと向かいました。

 ここ連続で秋山郷のハチクマの出が悪く、4時半まで粘りましたが、Sさんがこれから自宅へ戻る日のため、多少の荷物の整理やらがあるので、「Iさんご夫婦達」を残して戻って来てしまいました。

 「Iさんご夫婦」には、あまりのガッツがあるのにビックリですが、津南町(秋山郷)まで日帰り撮影旅行は我々前期高齢者には到底真似ができません。

 本日からUさんと二人きりになりますが、Uさんも明日の夕刻には電車(松代から)で自宅へ戻るため、心残り(撮り残し)のないようにしてあげたいと思っているが、相手が野鳥なのでなかなか思うようにはいかないかも知れない。

 三日間連ちゃんで秋山郷に出掛けて行き、多少タイミングも悪かったせいもあり、ハチクマが出てきた後に到着したこともあったり、今回のUさんの移住同居人生活の間にハチクマの止まりものが撮ることが出来ていないため、多少のプレッシャーとなっている。

 明日の晩から津南入りした時と同じ状態(1人に)になりますので、正直少々疲れが溜まっていますので、7日から新しい仲間の二人が来るまでに体力・気力等回復させたいと思っている。

本日の献立・・・
 皿うどん(と言っても冷たく冷やしたうどんの上にフライパンで炒めた具材を乗せて食べる冷め温かいうどん)、デザート(バナナとオレンジ)、

糖尿病患者と83歳の年配者には少なめのちょうどいい夕食でした。Uさんも満足してくれていた。

うどんに掛ける具材の作り方・・・(二人前) 「正に男の料理!」
 豚肉の三枚肉3枚、なす2個を短冊切り、長ネギの厚めの斜め切り、シメジ半パックを塩コショウで炒め、炒め終わったら醤油とみりんでそのまま食べられるくらいに味を調える。
 冷凍うどん二束を湯がき、冷水で占め、よく水を切って、お皿に盛り付けて、その上にフライパンで炒めて置いた具材を乗せ、最後に予め用意しておいただし汁(根昆布出汁とみりん・醤油・塩少々で別の鍋で出汁を作り置きしておく)を掛け入れる。
最後に三つ葉と海苔を添えた。
煎りゴマがないため、少々残念だったが挑戦してみてください。
夏バージョン・・・
 夏の食欲が落ちた時には最適な「ぶっかけうどん」になります。又、寒い時には温かいだし汁で煮込んでも美味しいし、カタクリでとろみをつけると、もっと温かく食べられる。


津南町移住生活17日目(2018-6-6)午前小雨模様、午後曇り

 本日は移住同居者がUさん一人になり、Uさんのリクエストの松之山地内の温泉街の裏山へ出掛けると、ブッポウソウ達の休息場としている杉の木に一羽がいると、我々の気配を感じたのか、何処かへ行ってしまいましたが、間もなくするとブッポウソウのメスが止り木にくると、オスが餌を咥えて来て休息場の杉の木の上で求愛給餌が始まりました。

 撮影場所に到着して僅か5分くらいの間に空抜けでない背景が山の稜線が入るブッポウソウ達の求愛行動を撮ることが出来ましたので、Uさん大喜びでしたが、又交尾も期待できましたが、繁殖期のため早々にその場を離れてきましたので、現地滞在10分間程度の撮影で他の場所へ移動してきました。

 同じ松之山地内の観音寺のブッポウソウの場所へ来ると、全く動きもなく抱卵している可能性もあり、警戒心が増しているかも知れないため、ブッポウソウ達を刺激することなく、チゴモズの里の大荒戸へと移動してきました。

 チゴモズ達(二つがいとも)も抱卵したらしく出が悪くなっており、Uさんが上下のつがいを探し歩きましたが、下のつがいのオスが撮れたため、繁殖中のチゴモズ達を深追いすることなく、Uさんが帰る電車の都合もあり、早めに松之山を後にし秋山郷へと向かいました。

 天候が雨模様と言われていたためなのか、現地には誰もいなかったが、車のハッチバックを開けて迷彩シート(雨覆うを兼ね)で簡易ブラインドを設置し、ハッチパックの下からハチクマの出てくるのを待つことにしました。

 待っている間にウグイスのお立ち台にウグイスやノジコ又ホオジロが交代で飛んで来ると、囀りを始めていましたので、ウグイスとノジコ・ホオジロを短時間の間に撮ることが出来ましたが、本命のハチクマは空中を飛ぶこともなく養蜂箱の周辺にも現れて来ませんでした。

 サルの軍団が現れると、広場のあっちこっちがサルだらけになり、我々の車を停めている脇の杉の木登って大騒ぎをする子猿の群やボスザルらしきサルの毛繕いをするメス猿と子猿がいたり、本当に一時は30頭ほどのニホンザルの群が辺りを悠然と動き回り支配しているようでした。

 Uさんは自然派のアマチャアカメラマンで、動物なら何でも撮るとサルの軍団の写真を相当な勢いで撮影していた。

サルの軍団の姿が見えなくなり、ハチクマの現れるのを待っていましたが、一向に現れる気配もなく、帰りの電車の時間があるため、現地を4時頃には出たいと言っていたので、少しは止めに戻ることにしほくほく線の松代駅まで送ってきました。

 道すがら満足のいく津南と松之山の鳥撮りだったと言っていたため、松之山地区のハードガイド(通称)の自分としては、Uさんを含む移住同居者全員が口を揃えて満足度100%と言って戻って行きました。

 ガイドさん良し(笑)、津南の天候もますまず、(衣)・食・住も快適とまではいかないまでも移住同居人となった全員が喜んで戻ってくれたため、津南町移住責任者としては一安心していますが、津南町の町長になり代わり、またのお越しをお待ちしていますとお願いしておきます。

 暫くぶりの単身移住生活で多少寂しい気持ちもあるが、清々した感も有りながらも複雑な思いが混在しているが、1人になると下記のようなお粗末な非健康的な食生活となってしまうため、移住同居人がいる方が糖尿病の生活習慣の改善にはいいかも知れません。
明日から二人の移住新同居人が午前中に津南に来ることになっている。

本日の献立・・・
 ご飯に味噌汁(大根と油揚げ)、サバの味噌缶をレンジで温め、ハムとレタスとミニトマトのフレンチサラダ、とリンゴのヨーグルトでした。自分一人ではこんな夕飯で十分、お粗末!

足らないものの買い出し・・・
 野菜と果物各種(ミニトマト、大根、長ネギ、玉ネギ、きゅうり、ピーマン、リンゴ1個、オレンジ2個)
その他(豚モツ、豆腐、ホールトマト缶、玉子、特保コーラ2本)

明日の献立・・・
 メイン:トマトパスタ、スープ:ミネステローネ、サラダ:レタスとトマト・きゅうりの乱切り・ハムのサラダ、前菜:玉ねぎとシーチキンの和え物サラダ風、デザート(富士りんごとオレンジ)


津南町移住生活18日目(2018-6-7)午前、午後晴れ

 新しい仲間達(KさんとMAさん)が二人でやって来たが、9時過ぎの到着でしたので、ようやく寝坊することが出来ましたため、本日は快調でした。

 寝不足が続いていましたので、一挙に解消できた感じがしています、本日は二人とも松之山が初めてと言うので、ブッポウソウの撮影スポット二ヶ所(松之山温泉の奥と観音寺)と、チゴモズの撮影スポット(大荒戸)を重点的に撮影することになりました。

 美人林にも出掛けましたが、相変わらずの野鳥の気配が薄い状況が続いており、短時間で美人林の何かだけ見てもらい引き上げて来ました。

 本日最初に行った松之山温泉街の奥のブッポウソウが建設会社の資材置き場に10人ほどのカメラマンが入り込んでいて、ブッポウソウの休息場である杉の木のところにブッポウソウが近寄ることが出来ず、個体すら見られずに戻ってきたため、戻る途中に寄ってくると、休息場の木間天辺にブッポウソウのメスが一羽で止まっていたため、撮影することが出来た。

 新しい仲間達も一応の満足いく鳥撮り(ブッポウソウとチゴモズ等)が出来たため、現地を5時半頃に引き上げて、夕飯の食材を調達するため、スーパー(津南ショッピングセンター)に寄ってきましたが、アルコールを嗜む仲間が1人いますので、酒屋さんに寄って酒を仕入れて来たようでした。

 明日は棚田の朝もやの風景を撮りたいという仲間がいるため、自分はパスし新しい仲間二人で行ってもらうことになり、3時起きと朝が早いため、もう就寝している仲間もいます。

 朝食(午前7時)までに戻ってきて貰い、午前松之山界隈の野鳥と午後には大厳寺高原に出向き、アカショウビンの探鳥に出掛けることにしていますが、時間があれば秋山郷にも出掛けたいと思っている。

 9日から出掛ける十二湖のことがあるため、明日は早めの就寝をしなくてはならず、9日の早朝3時には出掛けることになり、約500km(東京から750kmのため、それでも近くなる)の走行距離となりかなりの遠出となります。

 二年振りの十二湖、常宿の親父さんに会うのが楽しみですが、肝心のアカショウビン達は抱卵期を迎えているようなので、難しい撮影になることが予想されている。

 山形県内の高速道路が全線開通していないため、高速と一般道を走っていくようになるため、走行時間が読めないのが大変と思われるが、国道8号線を秋田まで北上して行き、途中から内陸部へ入り、秋田道を走って行くようになると思います。

 秋田道の終点を目指し高速道並みの無料のアクセス道を北上していくことになりますが、能代市を過ぎると、もう直ぐ青森県(西津軽郡深浦町は秋田との県境の町)が見えて来ることになります。

二人の仲間達は十二湖も初めて、アカショウビンを撮るのも久し振り(Kさんは戸隠森林公園、MAさんは裏磐梯以来とか)となるため、松之山同様に自分が十二湖のバードガイド役となります。

 津南に来てから秋山郷に顔を出さなかったことがなかったと思うが、前日来て日帰りで帰った仲間がハチクマのことが気に掛るため、電話がありましたが今日は行っていないため、自分にとってもハチクマのことが気掛かりであり、本日秋山郷に行かなかったのが、初めてだったかも知れないため、ハチクマのことがどうなっているのか気掛かりです。

 日課が日課でなくなった時が津南町から去る時なので、秋山郷のハチクマのこと後悔のないようにしたいと、滞在期間中出掛けることにしたいと考えている。

本日の献立・・・
 トマトパスタ(ホールトマトと生のミニトマトを使ったパスタ)、ミネストローネ(カットトマト缶と生ミニトマトを使用)、ズッキーニーのオリーブオイル炒め、フレンチサラダ(ハムとレタスときゅうり)、デザート(富士りんごとオレンジ)
酒のつまみとして、新玉ネギとシーチキンの和え物(マヨネーズ使用)、冷奴

足らないものの買い出し・・・
カットトマト缶、パン、こんにゃく、ベーコン、マンゴー


津南町移住生活19日目(2018-6-8)午前曇り、午後曇り(晴れ間が出る)

 昨日来た二人が早朝(3時起きし)から出掛け、松之山界隈の棚田に朝靄の掛る写真を撮りに出掛けたり、松之山温泉街の奥のブッポウソウを撮りに行ってきたりして、7時前に戻ってきましたが、自分も何となく早起き(5時25分)してしまい、本日の夕食のメニューの一品の仕込みをしてしまいました。

 二人が戻って来る前に朝食の支度もほぼ整い、下記の通りの朝食のメニューですが、パン食の二人なので、トースト(2枚づづ)、ハムとウインナーソーセージと目玉焼き、レタスとトマトのフレンチサラダ、コンソメスープ(レタスの堅い部分の入った)、紅茶、でした。

 まだ行ったことのない大厳寺高原に出掛けましたが、案の定アカショウビンの鳴き声も聞こえず、他の野鳥を探すことにし、トイレのある駐車場の奥の方へ行くと、ホトトギスが撮り易いところで鳴いていたため、遠かったが撮影することが出来、又サンショウクイやニュウナイスズメ・コウゲンモズ等も撮ることが出来た。

 秋山郷へ行くために殆ど移住先へ戻るような道順でしたが、大厳寺高原の帰りにコンビニで昼食の調達をしたり、日用品店(コメリ)にも寄って折りたたみ式のイスを二人が買ったり、青森行きの準備をしました。

現場に到着したが2時間近くハチクマが現れませんでしたが、1羽が稜線の止まり木に来ると、間もなく(3時半過ぎに)4羽のハチクマが空中を飛び回り、一旦いなくなると、暫くしてハチクマのメスが養蜂箱のある杉の木の天辺に止まり、西側の傾斜地の木の中へ飛んで行き、様子を窺うように斜面の雑木の生えている枯れ木の上に止まってくれた。

 後はお決まりのパターンで、養蜂箱の杉林の中に隠れると、養蜂箱の周囲を囲んでいる杭の上に止まったり、杭の上を移動したり、我々の方が気に掛るらしく睨めっこが続くと、ハチミツのカスの魅力に勝てないハチクマのメスが地面に降り、ハチロウを喰いあさっていました。

 時折養箱の前の道路を通る自動車に驚き、杉林の中へと逃げ込んでいきますが、暫くすると杭のところに止まり、再びハチロウが落ちている地面にら降りて食べ始めました。

 今日はハチクマ達が撮影スポットの上空や稜線の上を飛んだり、地上に降りたり、いろいろな硬度を取ってくれたため、三人ともハチクマのシャッターチャンスをものに出来たと喜んでいましたが、又止まりもの等ハチクマのナイスショットが撮れたと思います。

 明日の早朝(3時起き市)から青森県西津軽郡深浦町の白神山系(世界遺産のブナの原生林)の十二湖へアカショウビンを撮りに出掛けるため、出来る限り食材を使い切ろうと思いましたが、大分小さな冷蔵庫の中に残っています。

 隣のご老人の家に作り過ぎてしまったモツ煮込みをお裾分し、持参すると息子さんの奥さんと思われる若奥さんが玄関先まで来られたので、美味しいので召し上がってくださいと渡してきました。

 前期高齢者が作ったものなので、もしお口に合わなかったら捨ててくださいというと、遠慮なく頂かしてもらいますと、お世辞でも有り難く思いました。食べた人すべてが太鼓判を押してくれた本当に美味しいモツ煮込みです。

 本日は明日に備えてシャワーを浴び午後9時30分には布団に入り、今日の画像を確認しましたが、途中でやめ就寝しました。

本日の献立・・・
 親子丼、モツ煮込み、鳥とピーマンとネギ炒め(焼き鳥風、酒のつまみ)、大根の大阪漬け、アスパラガスとウインナーソーセージの炒め物、デザート(マンゴとリンゴ)を出し忘れた


津南町移住生活20日目(2018-6-9)午前曇りのち小雨、午後晴れののち曇り(十二湖)

十二湖へ遠征1日目・・・
 津南町を午前3時30分頃に出発し、青森県西津軽郡深浦町の十二湖へと向かって走ってきましたが、津南町を通過した頃から本格的な雨が降ってきました。

 上信越道~北陸道~日本海東北道と北へ向かって走って来ると、段々天候が回復し、山形県から秋田県内に入りの秋田道を走る頃には晴天に近い青空が広がっていましたが、深浦町に到着し暫くすると再び曇天となったり、目まぐるしく変わる天気となりました。

 宿泊先(お世話になっている民宿)に直行し十二湖のアカショウビン情報を入手し、仲道の池ではアカショウビンが出ていると聞いていましたが、取り合えず十二湖の長池の方で撮ることにしました。

十二湖長池・・・
 長池ではアカショウビン間鳴き声がしていましたが、抱卵中のアカショウビン達は警戒心が強く姿を観ることはありませんでしたので、一昨年う営巣していた営巣木を見つけたため、周辺に現れないか探しましたが観ることはなく、しかし今年も使っているらしいがよく分かりませんでした。

長池と仲道の池の差・・・
 他の池と違うところはアカショウビンが何処に止まっても絵になるため、自分は長池に拘って撮りたいと思っているが、仲道の池はおカショウビンが以前からよく出るが、撮影場所としてはイマイチ(止まる場所や止り木)と思うが取り合えず十二湖に訪れた以上、アカショウビンを撮らない訳にはいかないので撮っている人も多いと思われる。

 2時まで待ってもアカショウビンは現れませんでしたので、仲道の池の方へ移動してくると、池の奥に止まっていたアカショウビンの証拠写真が撮ること出来、4時30分に宿に来るまでの間に二三ヶ所でアカショウビンを撮ることができましたが、撮影機材を片づけて仲間の車に乗り込むと、アカショウビンが現れたかも知れないと、仲道の池に残った人の姿に異変を感じたため、出ているかと聞くと両手で丸の合図をくれたので、急いで池のところまで戻り、最後の最後に本日一のアカショウビンを撮ることが出来た。

お世話になっている宿の食事・・・
 相変わらずのおかずの多さにびっくりしましたが、同行している仲間も全品食べられなかったと言っていた。
 食事の途中、宿の親父さんが宿から歩いていくことのできる近くの夕日が綺麗で風光明美なところがあるからと、自分を除く泊まり客全員を案内して行った。

 後から聞くと風光明媚の場所(夕陽百選やその他数ヶ所)を案内して貰い、二人とも良かったと言っていたので、宿の親父さんのガイドぶりもなかなかだったと言っていた。

 自分だけ食事を済ませると、今日の画僧の整理をするために部屋に戻って撮った画像のP/Cへの取り込みと、外付けHDD(出張用250MB)への画像の保存や各カメラのメディアの画像削除等を行うなど、カメラのバッテリーの充電も実施した。

 途中運転を変わりましたがベンツのため操作が全て逆のなので、不慣れで事故でも起こすと洒落にもならないため、殆ど乗せてもらっていたため、あまり疲れることもなく出たのが早朝にも拘らず眠くもなかったが、同部屋となった仲間が休んでしまったので、お風呂に入り早く就寝することにした。

 献立や食事を作ることがなく、津南町移住後初めての自炊をしない一日となったので、何かしら手持無沙汰感がありましたが、楽であることには間違いないが今まで自分が経験したことがないことをこの移住生活で行っていたため、よく分からないが20日間とはそんな時間なのでしょうか・・・。

 かみさんが炊事したくないというため、外食にいくことがあり、毎日同じことの繰り返しを只やっていると、たまには気晴らしや手抜きをしたいと思うのかも知れない。


津南町移住生活21日目(2018-6-10)午前曇り、午後曇り時々晴れ(十二湖)

十二湖へ遠征2日目・・・
 雪国の住居はどうして雨戸がないのか、朝の太陽が障子越しに入ってくるため、明る過ぎて寝て居られないので、太陽光による体の中の時間軸が動き出してしまうためなのか、鶏と同じ時間に起きてしまいます。

 20日間新聞なし、テレビなし、ラジオなしの外部情報が全くないような生活を送っているため、津南町移住同居人が持って来てくれる世の中の新しい情報が頼りです。
ある人は口頭でどうなっているか教えてくれるし、日経新聞を持って来てくれる仲間もいたり、北朝鮮問題も断片的にどうなっているかが分かる程度となっている。

 スマホも常に電源が切れているような状態となっているため、野鳥撮影現場に行く先々で出会う全国各地から来ているカメラマン達との雑談の中から、情報を得ているというのが現状です。

 過去にも経験が無かった訳ではないが、24日間(後3日あるが)と長かったのは後にも先にも初めてなので、情報が無い世界にいると現代人(日本のような高度な国に生きる者)は不安になるものです。

 現役の時の単身赴任や一週間の鳥撮り旅行とは大分異なり、自分自身だけでなく移住生活中ほぼ誰かしらが来ていたため、普段したことのない料理を作り、皆さんに食べてもらったが、誰もがレシピもなく何故こんな料理が出来るのと驚くばかりで、ちょっとした料理人気分を味わせてもらいました。

 他人の胃袋を担当することは、なかなか出来ることではないと思っているが、実際に自分がやってみると、今まで気がつかなかった別の自分と遭遇(才能とはいかないまでも得意分野があったのかと再認識できた)したようにも思えました。

 だから食べ物商売をしようとは思いませんが、レシピなし味付けも各自の申告通りに濃い味や薄味も調整するなど、頭の中で全て処理して料理を作り同居人好みで提供しました。
肝臓や心臓が悪い、血圧が高いため、塩分控えめなど、前後期高齢者が抱えている持病を加味し美味しい料理を提供した。

 同居人の中にはテーブルに並んだ料理を食べる前にインスタグラム用の写真を撮る者もいれば、レシピに興味を示す人もいたり、ブログの中で中国人直伝の簡単本格中華スープの作り方等を紹介していくことにしている。
チャーハンを食べる時には味噌汁でなく、中華スープがあれば一段上の中華料理となる筈です。付け合わせも単なる冷奴でなく、ごま油とラー油に醤油が掛けて食べると中華風冷奴となる。

本日の鳥撮り・・・
 仲道の池へ出掛けて行くと、既に大勢のカメラン達が来ていましたので、人だかりのあった営巣木のところへ行くと、アカショウビンのオスメスが巣穴から出入りするところだったが、間に合わず撮ることが出来なかった。

 宿を7時半頃に出掛けて来ましたが、仲道の池では比較的にアカショウビンが出て来てくれたため、10時くらいに仲道の池を切り上げて、長池へと移動していきました。
 長池の池に着くと、アカショウビンが池の左奥に出ていたため、直ぐに撮ることが出来ましたが、一度見えなくなると再び池の畔にある枯木の上に現れましたので、長い時間止まっていたため、じっくり時間を掛けて撮影できた。

 今回の目的のアカショウビンの撮影は、予定通り撮れることが出来ましたので、明日は十二湖には寄らずに真っ直ぐ津南町へ戻りたいと思っているが、天候(雨予報のため)や時間に余裕があれば、鳥海山のイヌワシを狙いに行きたいと思います。

 津南町まで戻ると同居人達は、東京と千葉方面まで更に移動して行かなければならいので、あまり無理もさせられないため、出来る限り早めに津南に戻るようにしたいと考えている。


津南町移住生活22日目(2018-6-11)午前曇り、午後曇り後雨(十二湖を含む東北地方)

深浦町からの帰途・・・(十二湖の思いを乗せて・・・)
 深浦町を朝方の3時に出て津南に戻ることなり、秋田道~日本海東北道(全線開通していないため下りたり乗ったり)~北陸道~関越道と南に向かって直走ってきましたが、途中山形県に入り鳥海山にイヌワシが出ているかも知れないと鳥海山ブルーラインを五合目まで登り、1時間半ほど待ちましたがトビしか現れませんでした。

深浦町の宿の心温まる対応に感謝・・・
 朝が早かったため、宿のおかみさんがおにぎり弁当を作ってくれたため、日本海東北道のPAの休憩場の自販機で飲み物を買って朝食を撮りました。

 自分は参加しませんでしたが、宿の親父さんが一泊目の夕食中(日本海に夕日が沈むため、夕食を中断して出掛けた)に宿周辺の風光明美なところを案内してくれたため、我々の他にも泊まり客(お役人のカップル)がいましたが、参加者全員が大喜びだったと後から報告を受けました。
 又、宿の直ぐ傍にハヤブサが営巣中だったことも後から教えてもらい後の祭りとなってしまいましたが、毎年同じ半島の岩棚に営巣しているとのことなので、楽しみは次回に取って置くことになりましたが、残念でした。

 3時と言う早朝にも関わらず温かいおにぎり弁当の朝食を作ってくれており、又仲間全員にお土産まで用意していてくれました。

鳥海山のイヌワシ撮影スポットへ・・・
 先月の後半にカメラマンが大勢来ていたと山小屋の売店の人が言っていたが、イヌワシの撮影スポット(二ヶ所)には誰もいなくなっていたので、鳥海山について詳しいことを聞くと、今年の鳥海山は雪が少なかったが、このところの冷え込みで雪が多く残っていると言っていた。
 そんな影響があるのかないのか、抱卵期に入っているのかも知れませんので、よく分かりませんが1時間半くらい待ちましたが、イヌワシの姿を観ることができませんでした。
今回で鳥海山のイヌワシ、二回目のチャレンジでしたが、再び訪れてリベンジを図りたいと思いました。
 イヌワシ撮りはそんな簡単には出来ないことは百も承知しているが、楽しみは後回しにしておきます。負け惜しみかも知れませんね・・・。
 2000m級の山の天気は変わり易く、山頂に雲が掛ったり又山頂がくっきり見えたかと思うと、急に天候が怪しくなったり、しかし鳥海山の五合目の展望台からの日本海や近隣の山々の眺望が綺麗だったが、雨が落ちて来ましたので諦めて麓へと下りていくことにしました。バードアイランドの飛島もくっきり見えていました。

 鳥海山ブルーラインを下ったところに元滝があり、同行した仲間の一人が写真を撮りたいと、雨の降る中を7~8分の距離を1人で歩いて滝の撮影に行ってきたが、びしょ濡れになって戻ってきましたが我々は車の中で待っていた。

どうしてあんなに不味いものが作れるのか、摩訶不思議・・・
 ちょっと早い昼食を撮ることにし、一番近い酒田の道の駅に入り、かき揚げ蕎麦(クオリティーに追い付いていない値段であり、ほぼぼったくりです)を三人で食べ温まりました。
 値段とクオリティーが合っていないため、作れ方を教えてあげたいと思いましたが、競争のない田舎町の道の駅だから許されるものだと思いました。

余談ですが・・・
 予め送っておいた自分の写真集をお客さん達にこの方が撮った野鳥が写っていると宿の親父さんが見せていた。

 同行した仲間達からも津南町を出発し順調に関越道も走っていたため、7時には府中の自宅へ着いたと連絡があり、もう一人も千葉の柏市の自宅へ8時40分に着いたと6/12(今朝方)連絡が入りました。

 今回の津南町同居人との生活も本日で終わり、ホッとしているところですが、あまり食欲もなく外食に出掛けようとも思いましたが、億劫だったため、冷蔵庫の残り物ですいとんを作って食べることにしました。

本日の献立・・・
 野菜のすいとんを作り夕食は簡単に済ませました。デザートに冷蔵庫の残りもののマンゴとオレンジを食べた。


津南町移住生活23日目(2018-6-13)午前雨模様の曇り、午後雨

松之山の天気・・・
 松之山は本降りの雨になりました。松之山入りして以来の雨となり、撮影できる状態でなくなったため、移住先へ避難してきました。

帰り支度を始める・・・
 移住同居者が残して行った貸布団を布団屋さんへ返しに行きながら、松之山地内の大荒戸のチゴモズ里へ出掛けて行くと、数人のカメラマン達がいましたが、先日十二湖の仲道の池で出会ったご夫婦の姿も有りました。

自分用の敷布団のみ明日の午前中に返すことにし、一応貸布団屋さん関係のことが終わりました。

 燃えるごみの収集が残りの移住期間中に無くなりましたので、お隣のご老人夫婦
に無理を言って処分して貰うようにお願しました。

 ちょうど町で行う検診に出掛けるところだったが、玄関先で世話になったお礼に自作した写真集をお渡しし、再開することもあるかも知れませんので、その節にはお願もしておきました。来月7月に松之山へは訪問予定(旅館泊まり)です・・・・。

ハチクマの新撮影ポイント・・・
 あまり公表したくないが、先日教えてもらったハチクマの撮影スポットへ行くと、ハチクマが杉の木の天辺に止まっていると、メスが杉の木の上で鳴いていてたので、松之山へ行く前に立ち寄ったことがよかったのか、直ぐに撮影機材をおろしハチクマを撮っていると3羽のハチクマ達が上空を飛び回りました。

 約1時間程度その場に留まり、ハチクマを撮影しましたが、2羽が接近し並翔しているシーンを撮ることが出来、朝からこりゃーあ縁起がいいと思い、納得のいくハチクマの撮影が出来たためと、ある程度イメージ通りのハチクマ撮りが出来たため、松之山地内の大荒戸へと移動して行きました。

松之山地内の大荒戸・・・
 二度ほど出てきたため、チゴモズを撮ることが出来ましたが、そのうち1度はオスメスの2羽並びを撮ることが出来ました。

 本降りの雨になりそうな状況になったため、機材を片づけて移住先へ戻ってきましたが帰り道は本降りとなり、移住先に着く頃には雷も鳴き響き、車のワイパーが大活躍する雨となりました。

大荒戸のおばちゃんに移住生活で余った調味料や食材・野菜等、全部引き取ってもらうことにしました。

秋山郷のハチクマの里へ出掛ける・・・(諦める)
 午後の2時頃になり、雨は上がりましたが、山には低くく立ち込めるような雲が湧いており、薄日も差してきましたが、何時天気が崩れ雨が降ってきてもおかしくない天候なので、本日の鳥撮りは諦めることにしました。

ちょっと高い山の上には湧き出しているような雲が掛り、3時半頃になると、又、小雨が降り出したため、梅雨入りも間近い津南町の天気が変わり易くなってしまいました。

移住先からの風景・・・(退去間際になりましたが・・・)
 家の裏は山になっており、時折アカショウビンとフクロウの鳴き声が聞こえていますので、それなりの小高い山(杉林)となっており、前は田んぼが広がり、点在するように民家(50~60軒)が建ち並んでおり、隣のご老人に話を聞くと半分がどうやら空き家となっているらしいが、新築の民家も散見できる。
 
 現在田んぼには魚沼産コシヒカリの苗が規則正しく植えられており、水田には適度の水がどの田んぼの中にも取り込まれており、「水稲」の字の如く、水の管理がきちっとされているようです。

 田んぼの真ん中をR405号が通っているが、線新潟県人の誰もが敬遠する国道とは名ばかりの道路らしい、6月も中旬になろうとするのに未だに全線開通(行く先は野沢温泉なので、別に国道117号線があるため)していないのが、新潟県人が敬遠するのが分かる国道です。
 
 田んぼの向こう側に信濃川が流れており、河川敷には人口9800人と思えない、立派な夜間照明付きの競技場(陸上競技用と球技場)が二面もある。
 
 信濃川の対岸は切り立っている崖(150~200m)となっており、国道405号線に沿って、秋山郷まで続いている高い台地のようになっている。

朝食の献立・・・
 食パン一切れ(65%オフのマーガリンに秋山郷のハチミツ)、焼き餅1個(海苔巻)、ベーコンと目玉焼き、昨晩のすいとんの残り(野菜と汁だけスープ代わり)、ヨーグルト(果物味)、コーヒー(よくない微糖味)、

夕食の献立・・・
 トマト味の焼き飯(カットトマト缶1/2・ベーコン・玉ねぎ・ピーマン)、ズッキーニーのオリーブオイル炒め、味噌汁(じゃがいもと玉ねぎ・油揚げ一枚)、デザート(オレンジ)、


津南町移住生活24日目(2018-6-13)午前曇りのち雨、午後雨(最終日)

 いよいよ津南町移住生活の最後の日となりましたので、殆んど家の中の片付けが終わったため、お世話になったお隣さんの老人のご夫婦にご挨拶に出掛け、予めゴミの回収日が無かった燃えるゴミを預かって捨てて貰うことにしていましたので、ゴミ出しを行いました。

 つい先日も自宅にお茶に招待して貰い、新潟県人の情けに触れましたが、自分よりも一回り年上の人生の先輩なのに、何処の馬の骨かも知れないも余所者の自分に対し、本当に親切に対応して頂いたこと、本当に有難く感謝しています。

 クリーンピア津南の社長と津南物産館の館長(最近息子さんに社長の座を譲ったと言っていたが・・・)の要職についているため、ご自分でも話されていたが、若い時からご商売人をしているためなのか、人当たりのいい人柄もあり、津南町移住生活を楽しく過ごさせてもらうことが出来ました。

又、気を使って頂いて帰り際に、わざわざ精米機でお米を突いてくれ、奥さんにお土産だと持たせてもらいました。

 津南町の役場に移住先の家の鍵を孵しに行くと、担当者の方が留守だったので、そばにいる係の方にお願いをし、お世話になったお礼を申し上げ、津南町での移住生活が終わりました。

 朝から天候が不順で、雨が降ったり止んだりの天気のため、借りていた敷布団を貸布団屋さんへ返しに行き、自炊をしていましたので、食材(野菜・冷凍うどん・パスタ・果物等)や調味料などを松之山のおばちゃんの家に持って行くことにしていましたが、
 留守だったので暫くチゴモズを撮っていると戻って来たため、いろいろなもの(食品類)が残っていたのて、一人暮らしのおばちゃんは助かると喜んでもらった。

 津南町から松之山の生き返りにハチクマの撮影スポットへ寄ると、午前(行き時)には飛んでいたハチクマ達は午後(帰り)には全く姿を見せてくれることはありませんでした。今回の津南村での鳥撮りを諦め、多少後ろ髪を引かれたが戻って来ました。

朝食の献立・・・
 朝食(トマト焼き飯)、味噌汁(じゃがいもと玉ねぎと油揚げ)、果物味のヨーグルトとオレンジを食べる。