クックの日記

犬の私が、パーキンソン病歴19年のご主人様と奥様の日常を書きとめました。そして奥様も・・・

認認介護

2008-05-30 15:38:10 | 管理人の挨拶
奥様はだんな様のいる施設へ。

食堂のだんな様のテーブルの近くにいつも70代と思われるご夫婦が座られる。ご主人は身体はご不自由ないがほとんどおしゃべりをされない。アルツハイマー型認知症らしく、スタッフの見守りが必要な方。ご婦人は、 「お父さんは何にもしゃべらなくて、ぼんやりして、寝てばかりなんだから・・・」 と言われる。「お父さんのことを気にかけてばかりいたら、私のほうがまいっちゃて・・・・。家を処分してここにお世話になることにしたの」 細身の身体で歩行器を使って移動される。
このご婦人、昼食後の服薬はないのに、いつも看護師さんやスタッフに 「私、お昼の薬あったかしら」 と聞いておられる。認知症の始まりっぽい。

昨晩8時からのNHK教育テレビの『福祉ネットワーク』で、最近は老人が老人を介護する老老介護だけでなく、認知症の人を認知症の連れ合いが介護する認認介護のケースも出てきたと言っていた。
ありえるなと思ったそうだ。