クックの日記

犬の私が、パーキンソン病歴19年のご主人様と奥様の日常を書きとめました。そして奥様も・・・

ショートステイ

2007-01-31 21:07:57 | 管理人の挨拶
だんな様が初めてのショートステイ先からお帰り。
5泊6日と長かったのに、意外と疲れていない顔。眠りこけることもない。
奥様はちょっと安心した顔。

「いつもより長かったけど、顔見知りの人はいなかった・・・・・」なんてトンチンカンなことを言っている。初めて利用するところなので当然なのに。

ショートステイ先で参加して作ったフラワーアレンジメントがお土産なんだって。

ショートステイ

2007-01-27 19:02:30 | 管理人の挨拶
だんな様は新しいショートステイへ。
今度のショートステイの施設では、食事の時、飲みたい人は食堂でビールを飲んでもいいんだって。自分での持込だが。
社会人になってからずっと、夕飯の時はビールを飲むのが習慣になっているだんな様は、そのことを聞くとにっこり。
部屋でお菓子を食べるのもいいんだって。
いいなー。

だんな様の洋服

2007-01-26 18:53:03 | 管理人の挨拶
新しいショートステイを利用するに当たって、奥様はだんな様の洋服を点検。
並べてみると赤や黄色の洋服が多い。
病気なので衣類だけでも明るい色にして、気持ちが落ち込まないようにとの奥様の考えらしい。
赤い色はドーパミンを出しやすくするとも言われているんだって。ホントかな。

周期性四肢運動障害

2007-01-23 19:36:53 | 管理人の挨拶
奥様が夕刊を読んでいて、突然、「あなた、この症状に似てる!」とだんな様に。

健康に関する記事で『周期性四肢運動障害 中高年に多く』と言う題。*主に脚で周期的なけいれんが起こる *足先やひざ下がはね上がる *寝入った時や浅い眠りの時に群発する *時々目が覚めてしまう *眠りが浅くなり、昼間強い眠気が襲う *脚にけだる感が残る
まだ原因がわかっていないが、脳の神経伝達物質‘ドーパミン’の機能低下に関係しているとの見方が強い・・・・・とのこと。

時々、夜中にだんな様が「足が痛い!痛い!」 「足がつる!!」といっては奥様を起こし、エアサロンパスを塗ってもらったり、さすっってもらったり。
ドーパミンが関係しているらしいのに奥様は納得。

口腔ケア

2007-01-20 19:05:56 | 管理人の挨拶
午後、口腔ケアの歯科衛生士さんが来訪。
口の中をきれいにした後、口のリハビリ。
「○○さんの好きな歌の歌詞を書いてきましたよ!」と大きなスケッチブックを取り出す。千昌夫の‘北国の春’と‘星影のワルツ’の歌詞が大きな字で書かれていた。
歌を歌うこともリハビリなんだって。
久しぶりにだんな様の歌声が聞こえた。

ケアマネと看護師さんの来訪

2007-01-18 20:08:41 | 管理人の挨拶
奥様がいつもよりきれいに部屋を掃除していると思ったら、二人の女性が来訪。
だんな様が新しく利用しようと思っているショートステイ先のケアマネージャーと看護師さんだって。
今までのショートステイ先は6ヶ月前に予約を入れなくては利用できないし、もろもろ不満も溜まっていたんだって。預かってもらうだけで良しとしなくてはなんて言っていたが。

二人にだんな様の日常の様子と介護の状態を説明。
昨晩、書き留めていた次のようなメモも渡していた。

『○○○○の病状・介護
 生活:薬が効いていて動ける時と、切れて動けない時の差が大きい。
    妄想を見ることが多い。反応が鈍い。声が小さい。判断が遅い、出来ない。 よだれが多い。眠ることが多  い。
 歩行:はじめの一歩が出れば比較的歩ける。
    腰を伸ばしてもらうと一歩がでやすいし歩きやすい。
    バランスが悪いのでいつも見守り、補助が必要。
    後ろから押すように支えると歩きやすい。
 食事:不器用。スプーン使用。薬が効いていないと全面介助。
    たまに飲み込みが悪い。遅い。こぼしたものが気になり拾おうとする。
 日中:椅子に座っている時右に傾きやすい。
    お尻が痛くなるので円座を使用。時々立たせたり歩かせてください。
    ガチガチで固まっている時、ストレッチをしてもらうと助かる(胸張り、首回しなど)
    歩かせてもらうと筋肉が緩む。
    一眠りすると薬が効きだすことがある。
    会社モードのことが多いのでパジャマで食堂などに行くことは嫌がる。
 トイレ:・・・・・・・・
 お風呂:・・・・・・・・
 夜間:・・・・・・・・・ 
 薬:・・・・・・・・                                                           』

奥様の日記

2007-01-07 19:18:50 | 管理人の挨拶
ここ1ヶ月ほど、奥様の機嫌がいい・・と言うか悪くはない。奥様がいらいらしないと、だんな様の状態も良い。平和の原因は?

奥様の日記から

『12月 ○○日
 病院を受診。主治医から 「ご主人は、パーキンソン病と兄弟関係にある‘レビー小体型認知症’です」と言われる。
帰ってからインターネットで調べるとその症状がぴったり主人と合う。
○幻視・錯視・誤認が繰り返し出る ○症状の出方が調子のよいとき、悪いときで波がある ○パーキンソン症状・筋肉のこわばり、突然動かなくなる ○無気力状態、興奮といった状態を一日の中で繰り返したり、日中に惰眠をむさぼったりする ○便秘や尿失禁、起立性低血圧など自律神経の障害を伴う・・・・などなど

本人や介護する側が努力しないからボケてきたのではなく、病気だったのだ。
7月8月入院していたとき、周りのパーキンソン病の患者さんたちが主人より病歴が長いのに頭の状態がしっかりしているのに、なぜ主人はボケてきたのだろう、妄想を見るのだろうと疑問だった。いらだっていた。病気だったのだ。病気なら仕方がない。病気の人に腹を立てても仕方がない。 やっぱり認知症か・・・・・』